サンターナのシュートを見事に防いだミューラー。
サンターナに「むやみにミドルやロングを撃っても通じないな」と言わせ、リバウールに「早く俺がピッチに入らねば」と言わせます。
リバウールの投入は後半15分からの予定だそうで、それまで司令塔を担うのはレオのようです。
リバウールが入るまでに1点は取りたいなと語ります。
「今度はこっちの番だ!」とシュナイダー。
ワールドユースにて0-5で敗れているため、後半に3点取って、6-0を目標とするぞと気合を入れます。
しかし、「ブラジルをなめるな!」と、本気になったラドゥンガにシェスターがボールを奪われます。
「前半とは動きが違う!」と驚くドイツイレブン。
そして、ナトゥレーザ、サンターナ、レオ、三人の連携プレイでドイツ陣内へ。
サンバのリズムに乗ったかのように鮮やかな連携ということです。
流れを切りたいカルツがなんとかレオを止めますが、ナトゥレーザがカバーし、ボールは左サイドを走るロベカロへ。
中央を固めていたドイツの左サイドはがら空き。
ロベカロはドリブルでペナルティエリア内へ切り込みます。
そして、角度がないところとはいえ、至近距離から「悪魔の左脚」で強烈なシュート。
しかし、ミューラーは身体を張り、左脚でこれを防ぎます。
こぼれたボール、そこにいち早く反応していたのはサンターナ。
今度はもうひとつの得意技ローリングオーバーヘッド。
ですが、ミューラーはこれをも左手ではじきます。
「なにィ」と驚くサンターナでしたが、ミューラーの孤軍奮闘もここまで。
弾いたボールに飛び込んで来たペペにだめ押しのヘディングを決められてしまいます。
「俺もブラジルFWのひとりだ」とぺぺ。
さすが、かつて翼相手に「いつまでアジアレベルのサッカーをしているつもりだ!」とでかい口を叩いただけあります。
見事なブラジルの三段攻撃というところでした。
前回予告で「次回、意外な伏兵が!」と書かれていました。
ペペだと嫌だなと思っていたのですが、残念ながら予感が的中してしまいました。
作者のお気に入りキャラなんですかね。
ミューラーのすごさは一週もちませんでした。
それなりに健闘するも、ついに1点を奪われます。
それにしても、この漫画における守備力は、イコールキーパーの守備力とはいえ、ドイツの守備陣は何をしていたのでしょうか?
そして、後半12分、ここでついにリバウールが投入されます。
次回、どうやらドイツの誰かがリバウールに挑むようですが、シュナイダーのことでしょうか?
かませ犬にならないといいのですが、どうなることやら……
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