キャプテン翼ライジングサンFINALS 第100話「大空翼だから」あらすじと感想
PKスポットに向かう翼に対し、場内はブーイングの嵐。
直後、カラーの扉絵で、笑顔の翼が「連載100話達成! 応援ありがとう!」と笑顔。
「連載開始から45年!」とも書かれていました。
主審からボールを渡される翼。
まずは荒れた芝の状態を確認します。
一方スタンドではスペイン応援団たちが「このブーイングは翼に効くのかな?」と疑問の声。
「そうだよな、全くプレッシャーを感じている気配はないし、いつも通り平然としてるよな」
「さっきはケガしているミカエルのことを気遣ってくれたし」
と、なり、さらには「それに、俺、翼のこと嫌いじゃないんだ」という話にまでなります。
「敵ながらもいつもすごいプレイを見せてくれる。どっちかというと好きなんだよな、あいつのサッカー」
「今はスペインを応援しているけど、本来バルサファンだから、俺は翼にブーイングしたくないんだ」
「そうだな、いつもフェアプレーの翼にブーイングはないよな」
フェアプレー?
ロベルトから大会前、相手の弱点を容赦なく狙えなどと言われていましたが…
「ここは効き目のないブーイングよりは、カリューサスを励ます声援の方がいいんじゃないか?」
ということで、場内には「頑張れカリューサス!」という声援が飛ぶことになります。
それを見たロベルトは「翼が認められた」とひとこと。
「これは翼が一流のサッカー選手と認められた証だ」とも。
「翼はこの試合の自らのプレイで、観客からブーイングをすべき選手ではないとこの会場全体の人々に認められたんだ」
「翼はこの大会を通じて、また名実ともにワンランク上へのサッカー選手にと成長したんだ」
リーガでバルサのトップ下として活躍し、リーガ優勝の立役者となり、世界トップレベルのDFであるブルーノらを手玉に取っているのに、まだ上のランクがあるというのは理解し難いですが、とにかく翼のランクがまた上がったようです。
なお、場内にはカリューサスへの声援が続いています。
カリューサスも意気に感じ「よし、一発止めてやる!」と気合十分です。
ボールをセットした翼は左側の芝はかなり荒れているが、右側はそれほどでもないと分析。
ならば、利き脚ではないが左で蹴るのがベストか、それなら足を滑らせる可能性は低いと判断します。
その姿を見たリバウールは「おれたちの相手は日本で決まりだな」と断言。
「芝が荒れているようだが、左脚で蹴れば済むこと。それに俺はバルサのチームメイトとして、翼の左脚が右脚と同じくらい精度が高いことを知っている」とのこと。
しかし、リバウールの予想を裏切り、翼は「やっぱり右脚で蹴ろう」と考えを撤回します。
翼はボールより大幅に下がり、助走距離を延ばします。
日本チームの面々もびっくり。
翼は顔をミカエルの方に向けてにっこり。
「ミカエル。このシュートは君への敬意を示すものだ」
「まさに技のデパート。傷ついた身体で奇想天外な技を次々と見せてくれたミカエル。そんな君に贈る、これは俺からの敬意の証だ」
奇想天外な技……私は変態技と呼んでおりました。
「俺もミカエルと同じようにこの新しい技で勝負する」
主審の笛が吹かれます。
カリューサスコールが轟く中、翼が助走開始。
「右脚で蹴るか左脚で蹴るかわからないが、翼がこのPKを決めることは確かだ」
再び断言するロベルト。
「翼が若林や若島津にユニフォームやグローブを返しに行ったときに決まっていたんだ。それは二度とこの試合それを来てGKをしないぞという気持ちの現れ。このPKを決めて試合を終わらせるという覚悟を示したんだ」
「だから、翼は必ず決める」
ジュニアユースのフランス戦でのPK戦でもロベルトはそのようなことを言ってましたね。
「翼は決める」
ロベルトと同じようなセリフの主は若林。
「この試合、誰よりも走り、誰よりも多くボールに触れ、誰よりも多くゴールを決めて来た翼」
「誰よりも激しく闘い、最後はGKまで務めた翼」
「日本チーム中、誰よりも疲れているのは翼のはず。だけど、翼は外さねえ。身体が疲れ果てていようと、最後の1本は必ず決める。なぜなら、それが…」
「大空翼だからだ!!」
「その通り!!」
吉良監督も一緒に肩を組んで叫んでいます。
ひとり冷静なのはカリューサス。
「ボールに対し、真後ろからの助走。左脚でのシュートもあるかと思ったが、これでは右脚か左脚かどちらかわからない」
それを見ているミカエルも「ボクと同じようにトゥーキックを狙っているのか? でも、もし右脚で蹴るとしたら、今のその芝は軽い踏み込みでも、滑るんだよ」となんだか心配顔。
翼の助走とともにいつのまにかカリューサスコールが消えていました。
カリューサスが集中しやすいように気を遣ってのことかもしれませんが、同時にこの対決を固唾を飲んで見守りたいという観客心理もあったようです。
チームメイトならびに関係者たちも息を飲んでこのキックを見つめます。
「俺の戦友ミカエルに捧げるこのシュート。奇想天外な誰が観ても楽しめる…サッカーはやっぱり面白いと思ってもらえるこのシュート」
「しかも、これは芝がこのように荒れていないと撃てないシュートでもある」
「思いついただけで一度も練習したことがない。必ず決める必殺技にはならないかもしれない。それでも、俺は敢えてこのシュートで勝負したいと思ってしまったんだ!」
「軸足をわざと荒れた芝で滑らせて撃つシュート」
両チームの面々は唖然。
「これが俺のこの試合最後のシュート」
「名付けて、フィールドサーフィングリーンスライドシュートだァ!」
ミカエルが苦し紛れに放ったシュートをアレンジしたシュートであるようです。
「これだとGKはいつ蹴ってくるのかタイミングが読めないはずだ」とロベルト。
わかりにくい描写だったので、高橋先生はメカニズムを図解で示してくださっています。
・ボールに向かい一直線にダッシュ
・勢いに乗ったまま小さくジャンプ
・軸足の左脚をそのままわざと滑らせる。
・滑りながら右脚首をつかむアローシュートの体勢に
・左脚を滑らせながら、右脚は芝を蹴り反動をつける雷獣シュートの体勢へ。
・低い体勢のまま、詰まりながらもボールをヒット。
・滑る勢いそのままボールに乗せてシュート
・その勢いのまま宙を舞う翼
この新必殺シュートにカリューサスは反応できず、見事に決まります。
翼は華麗に着地。
「決まったー!! 日本決勝進出決定だァ!!」と実況者が吠え、翼も「よォーし!」とガッツポーズを決めたところで今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第100話「大空翼だから」個人的感想と予想
100話で区切りが付いたのは予想通り。
ただ、まさか新必殺技が登場するとは思いませんでした。
このシュート、定着しますかね?
個人的にはスカイダイブシュートと同様、消えるような気がします。
公式からの発表で、100話を達成したこともあり、しばらくお休みとなるようです。
いつまでかは未定のようです。
ワールドカップもありますし、取材などにも行かれるのですかね。
早苗ちゃんのことや、ミカエルのおばさんのことやら気になることはたくさんありますが、クオリティを保っていただくことが大事です。
それにしても、ここまでスペイン戦でやりたいことを色々されては、決勝のブラジル戦はどうなるのかと心配になります。
今更、リバウールやナトゥレーザの強さをどう表すのでしょうね?
連載再開後は3位決定戦などにも少し触れてほしいところですが、下手すると一コマで終わりでしょうか。
とにかく、次の更新を待ちましょう!


コメント