今週のキャプテン翼 4/17  新田久々のシュート!

キャプテン翼ライジングサン
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日本のフリーキック。
翼と日向が同時に走り出し、「まさかふたりのツインシュートか?」などと、煽りが入りますが、結果は翼が壁の前にいる松山にパス。
松山がそのパスを翼の前に戻し、翼がシュート体勢。
それを潰せとドイツの壁が翼に殺到しますが、翼はシュートを空振り。
すると、そこに待っていたのは猛虎・日向小次郎。
壁が崩れた隙間を狙って、久々のワイルドタイガーショット。
一連の見事なトリックプレイでした。

しかし、さすがはミューラー。
右腕を精一杯伸ばし、なんと指先でこの強烈なシュートを防ぎます。
「痛めている左手だったら、指が伸びなくて決められていた……」とつぶやくミューラー。
大岩を破壊するパンチ力を持つ彼だけあって、コンクリートの壁をへこませる日向のシュートでも、指で防げるようです。
個人的にはワンハンドキャッチするところを見たかったですが、そこは天才・高橋陽一先生。
次の見せ場を用意していました。

ミューラーが弾いたボールは、ポストに当たり、さらにバーに当たるなど、ケネディ大統領を撃った銃弾のように複雑に跳ねます。
最終的には上空高く上がったわけですが、これに反応したのが新田。
投入後、ここまで見せ場のなかった彼ですが、かつての立花兄弟を思わせるようなポストを蹴って、空高くジャンプ。
そして、オーバーヘッド気味の隼ボレーシュート!
(ちなみに立花兄弟の名前は全く出ず、この技は若島津家から学んだ若堂流の三角飛びだそうです……)
アルゼンチン戦に続き、再び、新田による決勝点かと思われたプレイですが、そこはミューラー。
まだまだ新田あたりにはシュートを決めさせません。
全身を大きく広げ、腹でこのシュートを防ぎます。
日向ならミューラーごとゴールに叩きこんでいたかもしれませんが、新田のシュート力ではそこまで行かず、ミューラーはゴールラインギリギリのところで、これを阻止。
そして、反対にチャンスとばかりにロングスロー。
ボールはシュナイダーへ。
同時にマーガスとシェスターも前線へ。
「気心の知れたドイツ黄金トリオ」といつのまにか名付けられています。

「まずい!」と焦る日本イレブン。
キーパーが森崎だけに当然でしょう。
その森崎は「なんとしても、ここは防がねば……」と構えますが、読者の誰もが厳しい現実を知っています。
松山が上がっていたので、ボランチがひとりしかいない日本。
三杉が葵に指示を出し、シュナイダーに向かわせます。

かつてのシュナイダーなら葵など簡単にかわすか、吹き飛ばしたところでしょうが、ここは安全策を取ったのかマーガスへパス。
パスを受けるマーガス。
しかし、そこにはシュナイダーに向かっていたはずの葵が早くも寄せて来ています。
終盤になっても運動量の衰えない葵に一瞬驚くマーガス。
そのわずかな隙を狙っていたのが、カミソリファイターの早田。
必殺のカミソリタックルが決まり、ボールを奪ったところで今週はおしまいでした。

次回は日本のカウンターが始まるのでしょうか?
しかし、最後のタックル、絵を見ただけではわかりにくいのですが、危険なプレイと見なされて、かつての対フランス戦のときのように早田の退場なんてことがないか気になりました。
審判がこの試合ラフプレイが多いから警告を出しているだけに、前科のある早田が作者によって再び犠牲者とならないか、ありえそうで怖いなと。
レッドで退場すれば、次の試合出場停止になって次藤や石崎をスタメンで使えますし……考えすぎですかね?

新田、久々の見せ場でしたが決まりませんでした。
若林の容態についても続報なし。
この試合、ずいぶん長くなっていますが、どう収束して行くのでしょうか?

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