キャプテン翼ライジングサンFINALS 第33話「岬VSミカエル…激突か!?」あらすじと感想
翼がケガの治療中でピッチ外へ。
そんな中ミカエルにボールが渡り、岬が迎撃体勢に。
翼のことが気になりながらも、勝利にこだわることを決めたミカエル。
岬に向かっていくわけですが……
「どこまで通用するかわからないけれど、ボクが翼くんの代わりに迎え撃つ!」と謙虚な岬。
どんな対決になるかと思ったら、ミカエルは反転。
後方にロングバックパス。
これにはスペインのチームメイトたちもびっくり。
「いいリズムの攻撃だったのに……」
「身体に異変でもあったのか」と心配する声も。
ミカエルは「やっぱりボクにはできない」とひとこと。
「翼くんがいない間に追加点を取れば勝利に近づくのはわかっている」
「でも、それでは心の底から喜べない」
「ボクは正々堂々とライバルを倒して勝利をつかみたい」
「ワガママを言ってすみません。けれど、攻めるのならボク抜きで攻めてください」
ミカエルくん、悪魔モードから天使モードに変わったようです。
グランディオスが「どうする?」とブルーノに相談。
「どうするって、確かにミカエルの治療中、日本は攻めて来なかったな」とブルーノ。
「ここはミカエルの言う通り、正々堂々とスポーツマンシップで行くか」と再びブルーノ。
「そうだな。俺たちにとって最後のオリンピック。オリンピック精神に則ってフェアプレイでいくか。1点リードしてるし」とグランディオスも納得。
ふたりの間で軽いパス回しをするだけとします。
場内も騒然。
日本チームは驚き、スペインイレブンたちは「まあいいか」と納得。
「ありがとう、みんな」と感動するミカエル。
そんな中、スタンドではミカエルによって光を失ったサウールが「いいぞ、スペイン! ナイスフェアプレイ!」と叫びます。
それを聞いたスタンド中からも賛同の声が溢れ、万雷の拍手が。
実況者がこのプレイはオリンピックの歴史に長く語り継がれるだろうと絶賛します。
しかし、そんな空気に異議を唱える者がひとり。
世界最高峰の選手リバウールでした。
「スペインまでが翼に感化されこんな甘っちょろいサッカーをするとは」
「ブルーノやグランディオスも落ちぶれたものだ」
「俺だったらこんなサッカーはしない」
「俺だったら、相手の弱味にはとことんつけ込み、完膚なきまで叩きのめす」
「サッカーは生きるか死ぬか、それが俺のモットーだ」
これは決勝での対決を前にした何かの伏線でしょうか?
決勝ではキラーリバウールが日本の弱味を突いてくるプレイがありそうです。
そういえば、ロベルトが翼にもプロならグラウンドに出て来ている以上容赦するなと教えていましたね。
「これで勝敗はわからなくなった」
「相手に甘さを見せたら必ずしっぺ返しがくる。それがサッカーというものだからな」
と、予言するリバウール。
この試合に関しては必ず実現することでしょう。
中学時代の日向、ジュニアユースでのレヴィンなど甘さを見せたために翼にやられることになりました。
そんな中、しっぺ返しをする役の大空翼がピッチに戻ります。
ずいぶん試合が進んだように思っていましたが、延長前半11分とのことです。
前半にもう一度得点シーンはあるのでしょうか?
今週はここまででした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第33話「岬VSミカエル…激突か!?個人的感想
ミカエルと岬の対決を楽しみにしていたのですが、ミカエルが天使モードになってしまいました。
翼抜きの日本がどうやってミカエルを止めるのかにも注目していたのですが、結局翼しか止められないという形になるのですかね?
このシーンをフェアプレイと見るかどうかは評価が割れそうです。
だから、高橋先生もリバウールに反駁するセリフを用意したのでしょう。
この漫画はサッカーの楽しさを教える漫画でもありますから、翼やミカエルの選択が良かったことになるのでしょうし、漫画的にはそれで良いとは思いますが。
今後、日本が同点に追いつく展開になるのは間違いないのでしょうが、どんな流れになるかは全く想像がつきません。
必殺シュート一発で決まるのだけはご遠慮いただきたいものです。
来週を楽しみに待ちましょう!
コメント