今月のキャプテン翼6/4 第121話「約束」(ネタバレあり)

キャプテン翼ライジングサン
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4ヶ月ぶりに再開したキャプテン翼ライジングサン。
ついにスペイン戦が始まるのでしょうか?
各話にツッコミを入れながら、紹介します。

第121話・約束

まずはソフトボール会場のシーンからでした。
日本対アメリカの決勝戦。
最終回、ノーアウト満塁の状態で、エース宇江野が負傷退場。
急遽登板したのは、チーム最年少の赤嶺です。
アメリカベンチは予選で滅多打ちにした相手だけに、わきあがっています。
ここで観客席から日向が吠えます。
「相手を恐るな。自分を信じて闘え!赤嶺!」
「結果を怖れず、今自分が持っているすべての力を出し切るんだ!」
熱い男です、日向小次郎。
マウンドには日本ナインが集まっていました。
日向の声がマウンドまで届いたようで、「スタンドから聞こえた声援の言う通りだわ」と赤嶺を落ち着かせます。
「宇江野さんだって抑えられるかわからないこの大ピンチ」
「たとえ打たれても、誰もあんたを責めたりしない」とのことです。
赤嶺も覚悟が決まったようです。
試合再開。
打席にはアメリカの二番打者ジェームス。
赤嶺の初球に対し、「もらった!」とフルスイングしますが、これは球威に押され、後方へのファウル。
2球目は高めのライズボールに空振り。
「前回より、球威が上がっている」とジェームスは確信。
バットを短く持ちかえて、当てに行くスタイルへ。
それを見た日本のキャッチャー石上は赤嶺に勝負球のサインを出します。
投げた球はなんとチェンジアップ。
速い球に備えて、早めに振りにいったジェームスは対応できず空振り。
まずは三球三振で1アウトを奪います。
「よし、まずはワンアウトだ」と日向も声を出します。
観客は満員のようですが、なぜかこの声はマウンドまで聞こえているようで、赤嶺は日向のいる方向を見ます。
続いて、アメリカの三番打者スチュアートが登場。
左打ちの好打者であるようです。
1点ビハインドのアメリカ。
ここはまず同点だ、とスクイズを敢行。
しかし、スチュアートは球威に押され、三塁方面へのファウルフライ。
三塁ランナーは慌てて戻ります。
赤嶺はといえば、このフライを捕ろうとして飛びつきます。
グラブの先でしたが、なんとか好捕。
これで2アウトです。
湧き上がる観客席。
ですが、今のプレイで赤嶺は左の足首を痛めていました。

ここで回想シーンが入ります。
日向と赤嶺が初めて出会った沖縄でのこと。
海ではなく、ふたりで川辺にいます。
密かにこのような青春をふたりは送っていたのですね。
日向は裸足でした。
その足をみた赤嶺は「あんたの足って、結構傷だらけね」と話しかけます。
日向はそれに対し「当たり前だ、おれはサッカー選手だぞ。練習でも試合でもグラウンドで足を削られるのは日常茶飯事。こんなちっちゃな傷はケガのうちにも入らねぇよ」と返します。
「万全の状態でグラウンドに立てるなんてことは1年に何回あるかわからない」
「試合になれば接触プレイがあるそれがサッカー。必ずどこかに傷のひとつやふたつできる」
「ケガを言い訳にプレイする奴なんかひとりもいないんだ」
さすがは「サッカーは格闘技だ」という猛虎・日向小次郎。
説得力があります。
このときのことを思い出したマウンド上の赤嶺は覚悟を決めます。
迎えるはアメリカの四番打者ゴメス。
今大会、打率6割、打点22、本塁打7本の三冠王であるそうです。
モデルはブストス選手でしょうか?
この試合でもすでに宇江野から2本のツーベースヒットを打っていたとのこと。
満塁だけに敬遠もできない日本。
赤嶺、最後の試練です。
日本の監督は「若手の成長は早い」と分析していました。
確かに赤嶺は予選で滅多打ちにあっていますが、それ以降、練習を積み重ね急成長を遂げていると。
それはこの場面で相手の二番と三番を抑えていることが証明しているとのこと。
ここでもう一度回想シーンが。
過去の回想ではなく、最近の回想です。
日向と携帯(スマホ)で話す赤嶺。
日向が語るのは「シュートを打つ時、初めから力んでいては強いシュートが撃てない。むしろ、力を入れるのはインパクトの瞬間だけでいいんだ」とのこと。
この土壇場で、このとき教わったことを赤嶺は投球で試します。
赤嶺の伸びのある高めのライズボール。
対するゴメスは初球から打ちに行きます。
しかも、真芯で捉えた模様。
打球はバックスクリーンへ一直線に向かいます。
「これが今の私の全力を出した結果だ……」
赤嶺は打球を目で追わず、あきらめムード。
しかし、この打球はフェンスぎりぎり、センターの山田選手のグラブに収まります。
日本ソフトボールチーム、金メダル獲得です。
うれし涙を流す赤嶺。
選手たちもマウンドへ駆け寄り祝福を受けます。
スタンドにいた日向も笑顔。
「大会前の約束、一緒に金メダルを取る。次は俺が約束を果たす番だ」とのことです。

舞台は変わり、日本の宿舎へ。
吉良監督と井手保が話しています。
選手たちは他の競技を見に行って刺激を受けたり、宿舎でもあるリゾートでパデルやフットゴルフを楽しんだ模様です。
「各選手がリラックスできたみたいだな」
と、とりあえず喜ぶ吉良監督。
しかし、急に厳しい表情に。
「じゃあ、これからみんなで観るとするか」
「これを観れば、きっと今日緩んだ気持ちが一気に引き締まるだろう……」
なんのことかと思ったら、スペインがメキシコを6-2で下した試合のVTRをみんなで観るとのことでした。
VTRを観る日本選手たちは、皆が唖然、呆然という表情。
ミカエルの凄さに皆、驚愕することになるとのことでした。
あれ、翼と岬と石崎以外は、みんなドイツ代表たちとホテルのロビーで観戦していませんでしたっけ?

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