キャプテン翼マガジン第20号(最終号)紹介と感想 大団円かな……

キャプテン翼ライジングサン
記事内に広告が含まれています。

4月4日に発売されたキャプテン翼マガジン第20号は、最終号となります。

途中、休みなどもありましたが、3,4か月に一回届く形で4年間続いた雑誌でした。

最終号は980円でした。

定期購読者の私に届いたのは5日遅れでした。

以下に第20号の内容を紹介します。

キャプテン翼マガジン第20号(最終号)表紙

最終号だけあって、表紙は当然翼でした。

キャプテン翼マガジン第20号付録

表紙と同じ絵が描かれたB2判のポスターでした。

最終号とはいえ、この付録で980円はちょっと高い気も……

高橋陽一先生と岡田武史監督との対談

最後の対談相手は元サッカー日本代表監督岡田武史さんでした。

初のワールドカップ出場のときの話よりも、二度目の就任を引き受けたときの苦労話が中心でした。

興味深いと思った部分は、翼をFIFAの会長にするという構想があると先生が冗談っぽく語ったところですかね。

その発想はなかった、さすがは先生!

キャプテン翼ライジングサン THE FINAL 最終話

お待ちかねの本編漫画です。

今号は1話のみの掲載でしたが、50ページほどありました。

漫画としての形では最終話となります。

ミカエルの悪魔モードが発動しました。

詳しくは別記事にて紹介していますので、以下のページを見てください。

注:ネタバレありです。

今月のキャプテン翼4/4 最終話「ボールはトモダチ」ネタバレあり
キャプテン翼ライジングサンTHE FINAL 最終話あらすじ この第10話はキャプテン翼の”漫画としての”最終話となります。 以下、ネタバレありで紹介します。 ******************* マドリッドオリンピック閉幕まであと5日。...

漫画家人生を振り返って

キャプテン翼の連載を終えるにあたって、高橋陽一先生からのメッセージが2ページに渡り記されています。

漫画家人生を振り返っての話は当然として、これからのキャプテン翼のネーム連載についても述べられていました。

キャプテン翼メモリーズ4「最強!!明和FC伝説」

これまたお待ちかねのスピンオフ漫画です。

こちらも最終話となります。

日向小次郎少年が猛虎となっていく過程が描かれていました。

最終話だけあって、いつもよりページ数が多かったですね。

これも別記事にしてありますので、良かったら読んでみてください。

キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」vol14 ネタバレあり
キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」第14話・あらすじ 埼玉県大会準々決勝、明和FC対深谷SSの戦いは現在PK戦までもつれています。 双方、4人目までが蹴り終わり、3-3の同点。 若島津が前回4人目のシュートを止めたところで終わって...

キャプテン翼BOYSDREAM

キャプテン翼の舞台を現代にリニューアルした漫画です。

東一中、早田との対決についに決着が。

このリメイク版が今後どうなるのか気になっていたのですが、最強ジャンプのYouTubeチャンネルで読めるようになるようです。

その他の記事

おなじみのプレゼントコーナーや南葛SCの話題、サンフレッチェ広島のスタジアムに翼の壁画が展示されたこと、サイン会や原画展のお知らせなどがありました。

ちなみにプレゼントの応募は雑誌に書かれているパスコードがないと応募できません。

グッズが欲しい人は雑誌を購入しましょう。

今後、本編やメモリーズのコミックスが発売されるようなので、そのお知らせもありました。

第20号(最終号)に対する個人的感想

漫画がどんな形で終わるのか、いろいろ予想していたのですが、すべて外れました。

とはいえ、ネーム連載とはいえWEBで公開されて漫画が続くのでそれはよかったなと。

キャプテン翼WORLD(CAPTAIN TSUBASA WORLD)
『キャプテン翼』集英社公式サイト。最新作Web連載開始予定!

上記のサイトで今後キャプテン翼はネーム連載という形で続きます。

週一回の更新予定とのことです。

最後にこういうことを書くのはなんなのですが、キャプテン翼マガジンという雑誌は4年間続いたわけですが、結局先生が忙しすぎて、盛り上がらなかったなという印象です。

世界中に翼ファンはいるわけなので、やろうと思えばいろいろな企画ができたと思うのですよね。

例えば、読者からのイラストやメッセージを掲載するコーナーとか。

実際、しようとした形跡もありました。

この雑誌はどの程度売れたのでしょうか?

初期の頃、大型書店に行っても売っていなくて、店員さんに聞いたら「別冊扱いの雑誌は手に入りにくい」と言われたことがあります。

あくまで、最後まで「グランドジャンプの増刊」という雑誌だったのですね。

詳しい事情はわかりませんが、グランドジャンプ編集部の人たちが雑誌の形にしていたのでしょうか。

高橋陽一先生は漫画以外にどの程度関与されていたのでしょうか。

漫画がひとつの雑誌を作り上げるというのは稀有な例なので期待していたのですが、短い期間で終わり残念です。

とはいえ、偉大なる先駆者として今後ほかの漫画に影響を及ぼすモデルにはなったかもしれませんが。

最後になりましたが、高橋陽一先生、43年に及ぶ漫画家生活おつかれさまでした。

「キャプテン翼」という素晴らしい漫画を描いてくださりありがとうございました。

世界中の少年少女を夢中にさせ、夢を与え、多くのサッカー選手を誕生させ、日本にプロサッカーリーグまで誕生させた偉大なる漫画がひとまず終わることにひとつの時代が終わったという思いです。

今後はネーム連載を楽しみに生きていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました