今月のキャプテン翼4/4 最終話「ボールはトモダチ」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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キャプテン翼ライジングサンTHE FINAL 最終話あらすじ

この第10話はキャプテン翼の”漫画としての”最終話となります。

以下、ネタバレありで紹介します。

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マドリッドオリンピック閉幕まであと5日。

各競技が順調に行われています。

サッカーの日本対スペイン戦は後半途中、日本が4-2と2点リードの場面です。

点を取られたことで、スペイン側は動きを見せます。

FWのライールを下げて、ボランチにOA枠のヴァレロンを投入。

悔しそうな表情のライール。

ヴァレロンはメキシコ戦でミドルシュートを放ったものの、エスパダスに止められた選手ですね。

カマーチョ監督の指示はヴァレロンがボランチに入って守備を担当し、ミカエルは前に出て、点を取ることに集中しろということでした。

ミカエルもそれを望んでいたとのことで納得します。

ショートパスでつなぐ戦術を展開していましたが、結局、最後は個人技頼りとなるのは、この漫画らしいところですね。

両チームとも円陣を組んで気合を入れます。

「この2点差必ず追いつくぞ!」とはスペイン。

「サッカーにおいて2点差は危険なスコアだ!気を抜くな!」とは日本。

「吉良監督率いるこのチームは攻撃的なチーム、守りに入らず5点目を狙いにいくぞ!」と翼が気合を入れます。

ミカエルは翼を見て、自分がこんなに負けず嫌いであることを知ったとのこと。

そして、悪魔に魂を売る心境だと天国のファニート神父へ謝罪します。

ミカエルが悪魔モードに入ったようです。

すでに一度メキシコ戦で魂を売っていたように思うのですが、そこは突っ込まないでおきましょう。

ここからしばらく回想シーン。

ミカエルが17歳の頃のシーンになります。

当時ミカエルは教会の裏山に出てボールを蹴る程度で、引きこもり生活を続けていました。

それはいかんと見たファニート神父が「若者よ旅に出なさい」とばかりに、ミカエルに各地にいる知り合いに物を届けるようおつかいを命じたのでした。

ミカエル、はじめてのおつかい。

「ファニート神父、モンセラート教会神父就任30周年記念品」の配達でした。

どんなグッズなんでしょうね?

スペイン全土を夏休みを使って一か月で回る旅でした。

サッカーボールとリュックだけをともに各地を巡ります。

バルセロナのサグラダファミリア前では、二人組がスリを働く現場に遭遇し、ボールをぶつけて逮捕に協力します。

捕まったふたりに対し「罪人はちゃんと罰を受けてください。そして悔い改めてください。そうすれば神様はきっと赦してくださいます」と発言。

後光のさすミカエルの姿を見て、スリのふたりは「ムショを出たら真面目に働くか」なんて発言。

まるで岬太郎くん並みの聖人です。

いや、ミカエルは天使か……

舞台はサッカースタジアムへ戻ります。

神様どころか、悪魔モードのミカエルは翼に対し、「ボクの技を盗んでばかりの翼くんには敗北という罰を受けてもらわなければならない」と悪魔のほほえみを見せています。

スペインボールで試合再開。

ボールを受けたミカエルはドリブル開始。

それに対し、交代したばかりの反町、佐野が向かいます。

こういう展開だと、少年ジャンプ系の漫画では間違いなく引き立て役になるわけで、嫌な予感しかしません。

というより、翼がすでに「ミカエルは反町、佐野を眼中にないとばかりに俺を見ている」と予言しています。

まず、ミカエルはセグウェイドリブル。

実は「エンジェルスライド」という別名があったとのこと。

この技はおつかいの旅に出ていた際、マドリッドのXゲーム専用コースでスケボーを借りて編み出したものとのことです。

その場所でミカエルはスケボーから飛び降りてボールに乗り、そのまま階段の手すりを降りるという離れ業を披露(良い子は絶対真似してはいけません!)。

「スケボーの天才だ!」などとスケボーを貸した連中から絶賛されます。

タックルを仕掛けてきた反町に対し、ミカエルはボールに乗ったまま体重移動をして、反動を生かしてジャンプ。

その動きを読んでいた佐野が空中でこれまたタックル(イエローカードものでは?)

「うまい、ミカエルの動きを読んだふたりの連携タックルだ!」とは南葛シルバーコンビのふたり。

ふたりの漫画における最後のセリフでしょうか。

空中タックルを仕掛けてきた佐野に対し、慌てることなくミカエルはボールを足元に落とし、自らは空中で佐野を横移動でかわし、着地と同時に胸トラップ。

この間が何秒かわかりませんが「見事な空中舞踊だ」と実況者が絶賛。

数秒の間に完璧な実況をしたあなたもすごいよと個人的には褒めてあげたいです。

ミカエルは各地をおつかい中、ブレイキングダンスやパルクール(街中の障害物をアクロバティックに乗り越えていくスポーツ)を経験していました。

さらには市民マラソン大会にも飛び入りで参加し、2時間20分57秒という初マラソンにしてマラソン選手並みのタイムを記録。

サーフィンやパデル、フットゴルフにも挑戦し、そのいずれもで素晴らしい記録を出していたとのことです。

旅先で電車がなくなり野宿した経験もすべてサッカーに生かされているとのこと。

さて、反町、佐野を軽くかわしたミカエルですが、翼と対決かと思いきや、そこに岬が向かっていきます。

試合序盤、ミカエルから「邪魔だよ」とコケにされた岬もまたミカエルと1対1の勝負をしたいと思っていたのでした。

岬の高速タックル。

ミカエルはこれをかわしに行こうともせず、まともに受けます。

ボールが後方にとび、反町、佐野のいる位置へ。

一見、岬のタックルが成功したかに見えましたが、そんなはずはなく、これは岬の力を利用したミカエルの技。

ボールにはするどいバックスピンがかかっていて、体勢を入れ替えたミカエルの元に戻っていきます。

「秘技・犬の散歩」とのこと。

バルセロナでスリに遭遇する前に、犬(名前はラスカル)を追いかけていた子どもから着想を得た技でした。

なので、ボールに対し、「ボクの元に戻っておいでラスカル。なんちゃって」などと軽口を飛ばします。

悪魔モードに入っていますが、わずかに人間らしい心が残っていたようです。

ボールがミカエルの元に戻ろうとしていましたが、そこに飛び込んできたのが、猛虎・日向小次郎。

リードしている展開だからこそ自分も積極的に守りに参加するとのこと。

最終回だから人気キャラたちを次々とサービスで登場させているのかと邪推しました。

日向は後方からタイガータックル(これもイエローカードものでは?)

ミカエルはジャンプしてこれを回避。

「ちょうどよかったよ。スペインゴールを奪った君にも罰を与えないといけないと思っていたんだ」と不敵な笑顔。

なんと、スライディングしている日向の腹の上に着地し、乗ったままスライド。

「名付けて人間サーフィン」などというおふざけ。

セリエAの初戦で日向はトラムから似たような仕打ちを受けていますが、あのときは上に乗られただけですから、それ以上の屈辱です。

「うげえ」と「て、てめェ」という声を出す日向。

まさか最終回、日向最後のセリフがこれとは……

総勢4人のタックルをかわしたミカエル。

「日本スライディング部隊が完膚なきまでに敗れ去った」とは吉良監督。

スライディング部隊だったのですね……

ついにラスボス翼の前にたどり着いたミカエル。

お互い、以心伝心、小細工なしのフルパワーでのぶつかり合いを決意。

「ボールは必ず俺のものになるなぜなら……」

「ボールは俺の”トモダチ”だから!」

とは翼の心の声。

両雄が激突。

最後は見開き2ページが4枚続いて、空中にボールが舞い上がった状態でキャプテン翼は漫画として43年の歴史を終えました。

最後は「キャプテン翼ライジングサンTHE FINAL 未完」というクレジットで終わっています。

「未完」というクレジットで終わるのは、車田正美先生の「男坂」を思わせますね。

あちらは打ち切りでしたし、数十年して復活しましたが……

キャプテン翼最終話・個人的感想

私は以前、最終回のパターンを以下の記事で予測していたのですが、全部はずれました(笑)。

キャプテン翼の最終回を予想してみた。残された伏線は回収されるのか?
キャプテン翼マガジン第19号で高橋陽一先生がキャプテン翼の連載終了と漫画家としての第一線からの引退を発表されました。 いつも『キャプテン翼』を応援していただき、ありがとうございます。すでに集英社からのリリース及び各メディアの報道によって明ら...

まさか、スペイン戦を終了しないとは……

3話描かれるかと思っていたのですが、50ページほどあったとはいえ1話だけだったというのも予想外でした。

とはいえ、すでに報道などされているように、この漫画は今後以下のサイトでネームのみの週刊連載が続くことになりました(すでに1話配信されています)。

キャプテン翼WORLD(CAPTAIN TSUBASA WORLD)
『キャプテン翼』集英社公式サイト。最新作Web連載開始予定!

なので、このような形で一応の終わりとなったのも納得です。

高橋先生も「最終話」というものの、「終わり」ではなく「区切り」だとコメントされています。

今後はネームで楽しむことにしましょう。

今回の最終話については、ミカエルばかりが目立ったなという印象です。

岬や日向あたりを読者サービスか登場させたのはよかったとは思いましたが、基本的にみんなかませ犬になってしまいました。

このあとの流れで挽回のチャンスがあることを期待するしかないですね。

話としてはまあまあの内容だったかと。

最後のシーンには少しジーンとするものもありましたが、いつものキャプテン翼らしい終わり方だったとも思います。

何はともあれ、高橋陽一先生ひとまずお疲れ様でした。

最終号はプレミア化している感じです。

早めのご購入を。

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