キャプテン翼ライジングサンFINALS 第39話「たぎるマドリッド」あらすじと紹介
若島津治療中のため、両チームに休憩が与えられます。
石崎も鼻血が出てるぞと指摘されます。
もう止まったから大丈夫と石崎。
ちなみに鼻血のみカラーになっていました。
「気づけばみんな満身創痍だね」と話を切り出した翼。
予選での立花兄弟、次藤、岬のケガ。
ドイツ戦での若林の大ケガ、三杉の心停止、井川、曽我、森崎のケガなどを振り返ります。
森崎ってケガしてましたっけ?
「そういう俺も」と包帯を巻いた頭を指差して笑う翼。
「それでも傷付きながらベスト4までやってきたこのチームを俺は誇りに思う」
「このチームはいいチームだと心から思う」と絶賛。
それを聞いた石崎は「今日の翼はどこかおかしいんじゃないか?」と発言。
「ハーフタイムでも走馬灯を見たというし、今のスピーチもまるでこれが大会最後の試合みたいじゃないか」
「勝てば決勝が、負けても3位決定戦があるんだぞ」
それを聞いた翼は「ホントだね」と苦笑い。
「でも、結局何が言いたいのかと言うと…勝とう!」
「このメンバーでこの試合を勝とう! 俺が言いたいのはそれだけなんだ!」
と、思わせぶりな発言が続いてましたが、言いたいことはシンプルなようでした。
それを聞いたチームメイトたちも「よし、わかった!」と呼応。
そこに治療が終わった若島津が帰って来ます。
「テーピングをしてもらったからもう大丈夫だ」
「残り15分必ず無失点で行くぞ」
と、すでに6点取られたGKとは思えないセリフですが、意気合は十分なようです。
再び気合を入れる日本チーム。
そんな中、日向が翼に何やら声をかけます。
ここで場面転換。
スペイン側もミカエルの治療が終了しました。
「本当はまともにプレイできる状態じゃない」と医師(監督?)は話しますが、こういうときに引き下がるプレイヤーはこの漫画にはいません。
「この脚が折れようとも、使える脚が右脚一本になっても、この試合は最後まで闘い抜きます」とミカエル。
スペイン側も「決勝でブラジルと闘うのは俺たちだ!」と気合を入れてピッチへ向かいます。
改めて両チームの現在の出場メンバーが紹介されます。
日本のキックで後半は始まります。
珍しく日向と翼がセンターサークルにいます。
日向はキックオフ直後に奇襲攻撃をしかけようとしているようで、そのフォローをタケシでも反町でも岬でもなく、翼に頼んでいたのでした。
「日向小次郎流一直線攻撃で挑戦してみよう。フォローは任せてくれ」と翼。
一直線攻撃が奇襲と言えるのかどうかはわかりませんが、相手を驚かせる方は期待できそうです。
そんなときに地鳴りのような大声援が。
スタジアムだけでなく、外からも聞こえて来るようで、フル代表の試合でもないのに、大きな注目を浴びているようです。
完全アウエー状態の日本ですが、負けてたまるかと石崎が「俺たちは絶対に負けねえ!」とひと吠え。
次藤と松山と早田がそれに続きます。
「ただ、この声援でお互いの声が届きにくくなるから、そこは気をつけてプレイしよう」と三杉。
「さすがにおまえは冷静だな」と早田にツッコまれますが、「そんなことはないさ」と返します。
「ボクだって心は熱く燃えている。アウエーの雰囲気に負けるほどボクたちの心は弱くないさ」
「あと15分絶対スペインを無失点に抑えるぞ!」と珍しく吠えます。
その姿を見ていた日向と翼は「あとは攻めの俺たちがスペインゴールをこじあけるだけだ」と意気込みます。
大声援の中、いよいよ延長後半が始まります…というところで今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第39話「たぎるマドリッド」個人的感想
今回もつなぎの回ですが、こういう回を人気も気にせずに連載できることで、話に深みが増していくのではないでしょうか。
一時期は試合のシーンばかりで、それも大ゴマ連発で単調でしたからね。
翼のケガを思い出す話とか、走馬灯とか、なんだか暗い話を匂わせるシーンがありましたね。
片桐さんが出た電話の内容といい、試合後にどんな話が待っているのでしょうか。
次回、日向が仕掛けるようですが、どのような展開が待っているのか。
先制点を取れば勝ちフラグが立っていますが、日本が点を取ってそれを三杉を中心に守り切る展開なのか、そこは神(作者)のみぞ知るところ。
来週を楽しみに待ちましょう!
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