キャプテン翼ライジングサンFINALS 第84話「ゴールキーパー翼」あらすじと感想
扉絵は若島津とそれを支える日向とタケシの後ろ姿。
絆を感じさせるひとコマです。
先生、反町も参加させてやってください。
ピッチでは翼がGKを務めるということに場内騒然。
見守る世界のプレイヤーたちも驚きを隠せません。
「エスパダスと同じだ」というセリフも。
颯爽とゴールに向かおうとした翼を止めたのは審判さん。
ルール上GKを務めるにはキーパーのユニフォームを着る必要があるとのこと。
上だけでも着てくれとのことです。
そこでベンチへと向かう翼。
その間、審判団は何やら協議しています。
ベンチに戻った翼は若林にユニフォームを貸してくれとお願い。
お願いされた若林はサイズが違うんじゃないかと森崎を指差します。
「俺のほうがいいんじゃないか? 若林さんのユニフォームだとブカブカだろ?」と提案する森崎。
「いや、そのほうがいいんだ。身体が大きく見えて相手にプレッシャーが与えられるかもしれないから」
さすがの翼も森崎のユニフォームだと取れるものも取れない気がするとは言えなかったのではないかと邪推しました。
「さすが、翼、こんなときでも心は熱くても、頭は冷静だな」と若林。
「まあ、そんなものがスペインに通用するかわからないけどね」と翼。
確かにユニフォームのわずかな大きさの違いがプレッシャーにつながるとは思えません。
翼は吉良監督のほうを向き、「キーパー交代の判断をしたのはキャプテンの俺ですが、これで良かったですよね?」と一応確認をします。
「ああ、若島津がああなった以上は仕方がないだろう」と自称ヘボ監督の吉良氏は全権委任。
しかし、吉良監督も「それでも代わる以上は責任を持ってやってくれ。この先、日本勝利の運命はおまえにかかっているんだ」と一応釘を刺すのを忘れてはいません。
一方、翼がそのようなやりとりをしている間、審判はセンターサークル周辺にいる他のプレイヤーたちの元へ。
審判たちの提案は「ケガをしている若島津とミカエルを下げ、10対10のPK戦にしてはどうか」ということでした。
ルール上、GKが負傷した場合、これも可能とのこと。
そうすれば、ふたりはケガをおしてまで蹴る必要がなくなるわけですね。
妥当な提案だと思われましたが、スペインメンバーたちがそれに反発。
「俺たちはミカエルとともに最後まで闘うと誓ったんです!」と相変わらず神格化されるミカエル。
ミカエル自身も「ボクも気持ちにかわりはありません。ケガをしていようとスペイン勝利のためにPKを蹴りたい」
「こんな状態でもゴールを決める自信がある」などと、発言。
しかし、「ルール上相手GKが負傷して誰かが下がらなくてはならないなら、それはボクでしょう」とも提案に理解を示します。
「いや、その必要はない」
ミカエルの申し出に口を挟んだのは若島津。
いつの間にスペイン語がわかるようになったのでしょうか?
「俺も退場する気はさらさらないからな」ときっぱり。
「ケガを負っていても、俺だってゴールを決めたからな」
「もう一度順番が回ってきたらそのときも決めてやるぜ」と意気揚々。
「俺だって最後までこのメンバーと闘いたいんだ」と語り、ミカエルとアイコンタクトしてニヤリ。
審判たちも両チームがそう言うならと納得します。
双方ともカッコいいのですが、ろくにキックもできなくて決められなかったらどうするのかというのと、若島津が下がればミカエルも下がるのなら、戦略的にも若島津が下がったほうが良かったのではないかというひねくれた考え方をしてしまいました。
舞台は日本ベンチへ。
キーパーユニフォームを着ながら翼が若林に何かアドバイスはないかと尋ねています。
森崎には尋ねていません。
「長くサッカーをやって来てもこんな経験初めてだ」とのこと。
漫画で描写されている中では、小学生時代にキーパー心理を知るために練習でGKをしているシーンがありましたね。
「そうだな。サッカーの天才といえど、GKとしては素人だもんな」と若林。
「うん」と答える翼。
自分がサッカーの天才であると認めています(笑)
「まあ、運動神経抜群の翼とはいえ、簡単にストップできるもんじゃねえよ」
「俺だってたとえコースがあっていても、四隅にきっちりスピードのあるシュートを打たれたら決められてしまうだろう」
と、語る若林ですが、野球部のストレートをペナルティエリアの外からとはいえ止めていた人物ですよね…最近は少しGKが漫画内で受難な気がします。
「だから、そういうときはあきらめろ」と続ける若林。
「決められたPKのことは引きずらず、次のキッカーに集中しろ」
「相手だって人間、キックミスすることもある。その隙を逃さず、身体の近くに来たシュートは確実に弾き出せ。そんな心構えでいつも俺はやっているよ」
若林のこんな長ゼリフは久しぶりですね。
ありがとうと語る翼に「最後にもうひとつ」と若林。
「所詮、おまえは素人キーパー、下手な小細工をせず、おまえらしく、最後は天性のカンに頼ることだ」
「だっておまえはサッカーの申し子、大空翼なんだからな」
「頼むぞ、翼」と語り、がっちりと握手するふたり。
このときの翼と若林の体格差が大きいのですが、若林って確か身長は180センチくらいで、GKとしては普通サイズだったはず。
翼より頭ひとつ大きいとなると、翼の身長がかなり低くなってしまいますが、そこは遠近法ということですかね。
「頼むぞ、翼。しっかりな」とは修哲トリオ。
彼らを皮切りにベンチメンバーと翼は次々とハイタッチを続けます。
そして、最後は森崎。
なんと翼は「GKの君が俺の背中に気合を注入してくれ」と背を向けます。
「よしわかった!」と森崎は脱臼しているはずの肩もなんのその、両手を広げて大きく背中を叩き、気合を注入。
「これでベンチのみんなの気持ちを受け取った」と翼は満足顔。
森崎から気合を入れられることに不安を感じたのは私だけでしょうか?
「若島津のグローブと若林くんのユニフォーム、そして森崎の気合、日本GK陣の想いをこの胸に俺はPKを闘う」
「そして、日本を必ず勝利に導く!」
それぞれの想いを胸に、ゴールへ向かう背番号1を背負う翼のうしろ姿で今週はおしまいでした。
扉絵の3人のうしろ姿と連動していたのでしょうか?
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第84話「ゴールキーパー翼」個人的感想と予想
今週はいわゆる準備回とも言える内容ですが、若林からアドバイスを受ける翼を見られるレアな回だったとも思います。
技術的なことを森崎に聞かず、若林にだけ聞くのがなんとも…
PKの二周目は順番を変えることができるのでしょうか?
順番通りならまたブルーノ、グランディオスと続きますから、このあたりのシュートを翼は止められず、徐々になれて行くという感じでしょうか。
そして、5人目であるミカエルのシュートを止め、そのあと翼が決めて日本勝利。
「ミカエルが止められたら仕方がないか」で、スペインは負けを認めるという形が予想されますが、次から次へと予想が外れまくっているので全く自信がありません。
ただ、ひとつだけ確実に言えるのは、まだまだこの試合長引くということですね。
試合が終わっても、ミカエルの両親のことや、早苗ちゃんのこともあります。
決勝戦が始まるのはいつになるのやら。
ここまでいろんなアイデアをぶちこんで、決勝戦はどうなるのかと逆に心配になるほどです。
とはいえ、翼がGKとしてどのようなプレイをするのかは興味深いところ。
来週を楽しみに待ちましょう!

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