今月のキャプテン翼1/5 第146話(最終話)「決戦への道」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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スタジアムに向かう両チームの選手たち。
その前に「キャプテン翼ライジングサン最終話」などという一行が。
どういう意味なのでしょうか?

「よし、後半もいこうぜ翼!!」とさわやかに話しかける若林。
「うん」と笑顔で答える翼。
「さあ、行こうぜ翼!」と肩に手を置く石崎。
これまた「うん」とこたえる翼。

若林と石崎のふたりを見た翼は、ふたりと初めて出会った小学生時代のことを思い出します。
すると、若林と石崎だけでなく、他の選手たちも過去に初対戦したときの姿が翼の脳裏に蘇ります。

「なんで、今なんだろう?」
「どうした?」と怪訝な表情の若林と石崎。
「今、急にみんなと初めて会ったときのことや、戦ったときのことを想い出して……」
つぶやく翼に皆が驚きの声。
「人は死ぬ直前、今までのことが走馬灯のように蘇るっていうけど……」
と、口にしたのはタケシ。
当然、みんなから「なに縁起でもないことを言ってんだよ!」と非難されます。

しかし、翼はひとり納得しています。
「この一戦はたぶんそれくらいの覚悟を持って挑まなければいけないってことなんだ」と。

翼は納得しているものの、周囲は心配な顔です。
そういえば、大会前、翼は突然熱を出して倒れたことがありましたね。

「大丈夫、俺は元気だよ」と笑顔でこたえる翼。
「ただ、これから先の闘いはたぶんドイツ戦以上の激しい闘いになる。まさに命をかけた闘いだ」と心の声で話します。

「ミカエルとの勝負は”死闘”となる」
「めちゃくちゃ楽しい死闘となる」
翼とミカエルがピッチ上で対峙しあったところで「第146話 終了」という文字が。

このあと2ページ見開きで、これまでのキャプテン翼連載の歴史が説明されています。
1981年「キャプテン翼」連載開始→1988年第1期終了
1994年「ワールドユース編」連載開始→1997年終了
以下、同様のことが書かれ、スピンオフ作品の一覧までありました。

このページはなんなのだろうと思って、次のページをめくると、再びスタジアムのシーンに。
ハーフタイムを終えて戻ってきた選手たちに両国の応援団が声援を送ります。

スタンドには報道陣だけでなく、ロベルトや片桐さん、さらには各国のスター選手たちが。
あずみちゃんや弥生ちゃん、美子ちゃんの姿も見えます。

そんな中、報道陣たちが日本の関東と東海でやや大きめの地震があったと話します。
幸い津波や火災など大きな被害はなかったみたいと語っていますが、何の伏線でしょう?

両チームの選手たちがピッチに散らばります。
すると次のページに大きく「キャプテン翼シリーズ最終章」の文字が。
さらに次のページでは「キャプテン翼THE FINAL開幕」と書かれています。

予告では次号より「キャプテン翼ライジングサンTHE FINAL」がキックオフとのこと。
後半戦が始まるようですが、これはどういうことなんでしょうか?

2話を通じての個人的感想

まずミカエルが22年前に教会前で捨てられていたという事実が告げられました。
翼は2000年に20歳でしたから、ミカエルが同い年なら、翼世界では今が2002年ということになるのでしょうか。
すでにスマホもある世界ですからわけがわかりませんが。

それと、このあとブラジル戦があるというのに、このスペイン戦が最後の試合であるかのような扱いですね。

何より、「キャプテン翼シリーズ最終章」という表現が気になります。
オリンピック編が終わったら、ワールドカップ編かと思っていたのですが、それはもう描かれないということでしょうか?

次回から「ライジングサン」が「ライジングサンTHE FINAL」にタイトルが変わるようです。
「最終章」というのはオリンピック編の最終章という意味なのか、「シリーズ最終章」ということから、キャプテン翼全体に対する最終章という意味なのでしょうか?

作者はチャンピオンズリーグ編はゲームに任せるということで描かない意向を以前から示しています。
しかし、ワールドカップ編がないとなると穏やかではありません。

確かに還暦を超えておられるので、このあと何年描けるかという不安などはあるかと思います。
イベントなどに引っ張りだこでものすごく忙しい模様ですし。
原案だけに回って、作画は誰かに任せるという形もあるのかもしれません。

漫画以外のところで特に情報がなかったので、この「最終章」がどういうことなのかは続報を待つしかないようです。
「日本をワールドカップで優勝させるのが夢」というのが、翼や若林が語って来たことです。
ぜひ、その姿をキャプテン翼という漫画の中で見たいのですが……

今月号は驚きの内容でした。
次号は4月に発売される模様です。

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