今週のキャプテン翼2/7 ミューラー、翼に喧嘩を売る。なお、ラブコメあり。

キャプテン翼ライジングサン
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前回、ロベルトのノートの15ページと76ページという言葉を残して終わりました。
まず、15ページですが、これはドライブシュートを習得しろという内容でした。
徹底マークしていたシュミット兄弟のひとりを振り切り、翼はドライブシュートを放ちます。
シュミット兄弟、早くも翼の動きについていけません……

ドライブシュートを放った翼を見て、日本では妊婦の早苗や翼の弟、大地らがテレビ観戦しながら歓声を送ります。
ここで、早苗の回想シーンが入ります。
南葛マネージャーとして、翼を見てきた早苗。
翼にとっての中学生活はドライブシュートを身につける日々だったと思い出します。
ある日、早苗は何か編み物を作っていました。
翼へのプレゼントということです。
「24日まで間に合うかな……」と語る早苗。
「そのときは手伝うわよ」と返す、西本ゆかり。
ちなみに西本ゆかりは早苗と同じく南葛サッカー部のマネージャーで次藤洋のいとこでもある人物です。
忘れている方もいるかもしれませんので念のため。

そして、24日……
完成したプレゼントを袋に入れて持つ早苗。
しかし、肝心のサッカーバカの翼は今日もひとり居残りでドライブシュートの練習中です。
「あんなサッカーバカ、放っておいて一緒に帰ろうぜ」と南葛イレブンたちが言いますが、早苗の答えは「もう少し練習を見ていくわ」とのこと。
それを聞いたゆかりが「邪魔者の私たちはさっさと帰るわよ」と発言。
「邪魔者ってなんだよ」と話す石崎。
「あんたホント馬鹿ね。今日は何の日だと思っているのよ」と言われて、初めて納得します。

一方、ドライブシュートの練習に明け暮れるサッカーバカの翼。
そこに早苗が現れますが、「今日はキックの感覚がいいからもうひとカゴ分蹴っていくよ」とのこと。
しかし、翼も朴念仁ではありません。
「これが終わったら、一緒に帰ろう」と話します。
すると、この日、初めて、翼のドライブシュートが少しだけ成功したのでした。
「おめでとう翼くん、そしてメリー・クリスマス」とプレゼントを渡すのでした。
しかも、ちょうど雪が降ってきてホワイト・クリスマスです。
作者はこういう懐かしいラブコメが好きですね……
ちなみに翼へのプレゼントは早苗とおそろいのイニシャルの入った手袋でした。

甘いシーンはさておき、翼の放ったドライブシュートはミューラーの負傷している左手側を狙っていました。
これはロベルトのノートの76ページに「相手の弱点を狙え」と書いてあったからです。
相手が負傷していた場合、優しい翼はそこを避けて勝負するかもしれない。
しかし、相手もプロ。
プロであるなら、情けをかけるな。
相手だって、ピッチに立つ以上、そこを狙われることを覚悟してプレイしている。
プロの覚悟とはチームの勝利のために情けを捨てて勝負に挑むのだということでした。
なんとなく、ヒーローである翼が相手の弱点を突くことに対し、批判を受けないために作者が作った文章に見えなくもなかったですが、もっともなことではあると思いました。
なお、この強烈なドライブシュートに対し、「上等だ!」とミューラーは叫び、真正面から拳を突き出し弾き返します。
ブスブスと音を立てて揺れるミューラーの左拳。
ドイツイレブンが「大丈夫か?」と駆け寄りますが、「心配するな」と答えます。
初めから狙われるのはわかっていたと。
「俺のあだ名は『鋼鉄の巨人』だ」と。

なお、今週の描かれた試合のシーンはたったこれだけです。
ラブコメについては好きな人は好きなのでしょうが……
今、必要だったのかなと。

最後、ミューラーが翼にどんどんシュートしてこいと言い放ち、翼がそれに答えます。
毎回思うことですが、彼らは一体、何語で話しているのでしょうか?
シュミット兄弟の片割れは翼に簡単に振り切られていましたが、ドイツ守備陣は大丈夫なんでしょうか?
今後の試合展開に注目しましょう。

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