キャプテン翼マガジン第10号の内容について 紹介と感想

キャプテン翼ライジングサン
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今月も無事発売された我らがキャプテン翼マガジン。
予告が直前までないので、相変わらず発売されるのか不安になります。
なお、今号は680円でした。
以下に第10号の内容を紹介します。

表紙

ユニフォーム姿の翼が描かれていました。
背番号は10。
この背中(10番)に連いていく……!!と書かれていました。
「連いていく」は「ついていく」とふりがなが振られていました。

付録

卓上カレンダーとホロシールが付録でした。
ホロシールというのは、キラキラとした光沢のあるシールです。
スマホに貼るのをおすすめされていました。
シールはともかく、卓上カレンダーについては、初めて実用的なものが付録にされたかなと思いました。
なお、定期購読者には若林源三のサイン色紙が特典としてついていました。

作者と川島永嗣選手との対談

元日本代表GKの川島永嗣選手と先生との対談がありました。
GKの川島選手ですが、好きなキャラは日向だとか。
好きなGKには若林の名をあげていましたが、新田が放った股抜きシュートをミューラーが背後に手を伸ばして止めたシーンに衝撃を受けたそうで、何度も真似をしたそうです。
ちなみに、愛読者が長年思いながらも、誰も作者に指摘できなかった、対花輪戦の来生と滝がポストに登るシーンについて、「あれはファウルじゃないですか?」と質問してくれていました。
先生は笑ってごまかしていました。
なお、先生は「これから各キャラたちが各国のビッグクラブに加入する展開を描こうとしている」と語っていましたが、それはゲームのほうに任せると前号で話していませんでしたっけ?
描いてくれるならうれしいですけれど。

キャプテン翼ライジングサン

お待ちかねの本編漫画です。
今月もミカエルの過去について大幅にページが割かれていますが、3話で93ページと特盛な内容でした。
詳しくは別記事にて紹介していますので、以下のページを見てください。
注:ネタバレありです。

今月のキャプテン翼12/2 第130話「再会」(ネタバレあり)
マドリッドオリンピック男子サッカー準決勝、日本対スペインの一戦。 決戦の舞台はサンチャゴ・ベルベナウ。 試合開始まであと1時間ということです。 ピッチに両チームの選手たちが現れ、ウォーミングアップに入ります。 日本代表は赤いシャツを着ていま...
今月のキャプテン翼12/2 第131話「ラファエルとミカエルと」(ネタバレあり)
日本、スペイン両チームのウォーミングアップはまだ続いていました。 スタンドではサウールがスポーツ紙からコメントを求められています。 マドリッドスポーツ紙からは手記の感想を聞かれ、「多くの人に手記を読んでもらえてとてもうれしい」と答えます。 ...
今月のキャプテン翼12/2 第132話「アウェー」(ネタバレあり)
ウォーミングアップが終わり、選手たちは一旦ロッカールームに戻りました。 試合開始直前、両チームのスタメンが発表されます。 <日本代表> GK若島津  DF次藤、早田、石崎、井沢 MF翼、岬、松山、葵 FW日向、新田 GKは予定通り若島津。 ...

名コンビの紹介

漫画各話の合間に名コンビたちの紹介がされており、なかなか興味深く読めました。
天才コンビとして、翼と岬、ピエールとナポレオン、サンターナとナトゥレーザ。
先輩後輩コンビとして、日向とタケシ、次藤と佐野、翼とリバウール。
兄弟コンビとして、立花兄弟やシュミット兄弟。
幼なじみコンビとして、ディアスとパスカル、サンターナとレオ。
厳密にはコンビではないですが、コンサワット三兄弟やアステカの5戦士が挙げられていました。

大空翼名言集

「ボールはともだち、こわくないよ」
「バカはバカでも俺はサッカーバカだ」
「サッカーは俺の夢だ」
「この試合はお互いの夢のつぶしあいだ」
など、これまでの翼の名言が紹介されていました。

メモリアルマッチ・明和FC対ふらの小

過去の名勝負を振り返るおなじみの企画。
若島津が登場したPKのシーンを題材に、「組織のふらの」と「個の明和」という対比で語られていました。
試合後、日向が「チームワークというものも大事かな」と口にしたことで、彼に成長を与える一戦だったと結論づけられていました。

キャプテン翼メモリーズ4「最強!!明和FC伝説」

これまたお待ちかねの漫画です。
今回は若島津と日向が体育の授業で活躍する話でした。
前回同様、本編が長めだったせいか、こちらのページ数は少なかったです。
これも別記事にしてありますので、良かったら読んでみてください。

キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」vol.3(ネタバレあり)
今月のあらすじ 5年3組対5年4組のサッカー対決。 体育の時間でも手を抜かない5年3組の日向小次郎。 マークに来たふたりをふっとばし、強烈なシュートがゴールネットへ。 前半だけで7点取ったということです。 教室からこっそり見ているタケシも「...

その他の記事

おなじみ、リアル南葛SCの記事やイラストコーナー、プレゼントコーナー、三択クイズなどがありました。
ちなみにプレゼントの応募は雑誌に書かれているパスコードがないと応募できません。
オンライン展覧会、江戸切子とのコラボ、金箔アートとのコラボなどの紹介も。
また、Jリーグは現在、アジア進出を考えているそうで、その第一歩としてタイでの取り組みが紹介されていました。
先生がJリーグでプレイ中のタイ3選手のイラストをプレゼントしたそうで、イラストと先生の言葉が掲載されていました。
高橋陽一傑作選スポーツドリームという本が全10巻を予定して発売されるようで、その予告もありました。
「エース」「CHIBI」「翔の伝説」が連載で、読み切りとして「キャプテン翼ENDLESS DREAM」「轟元太一本勝負」が掲載されます。
キャプテン翼については、翼の企画した南葛対修哲対抗戦の第二弾が描かれるそうです。
過去にあった作品かな?
「轟元太一本勝負」は私の記憶では「100mジャンパー」というタイトルで発売された傑作選の中に掲載されていた作品です。
令和の時代に再び読むことができるとは……

私的感想

今号は12/2の発売でしたが、定期購読者である私の手元に届いたのは、12/6でした。
サイトによる説明では、郵便局が土曜配達をやめたのが影響しているそうですが、それなら発売日を火曜日くらいにしてもらえないかなと思います。
漫画本編そのものは結構面白かったです。
各キャラのバックボーンをじっくり描けるのは、打ち切りの絶対ない雑誌ならではの特権でしょう。
メモリーズの方は短い内容でしたが、2ヶ月の間に本編と合わせて100ページ以上、漫画を描いてもらえるのはありがたいかと。
個人的には、メモリーズの方は、絵だけ若い漫画家に任せてはどうかなと相変わらず思いますが。
やはり、作者が忙しすぎるようで、次回の2月号は1回休みとなるようです。
正月休みくらいは取りたいですよね。
次の発売は4月となるようで、春までお預けとなります。
残念ですが、漫画のクオリティが落ちるよりはマシです。
桜の季節まで楽しみにして待ちましょう。

キャプテン翼マガジンですが、どこの書店もコンビニも入荷数が少ないようなので、定期購読をおすすめします。
定期購読者だけの特別なグッズがもらえたりもしますよ。
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