キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」vol.3(ネタバレあり)

キャプテン翼ライジングサン
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今月のあらすじ

5年3組対5年4組のサッカー対決。
体育の時間でも手を抜かない5年3組の日向小次郎。
マークに来たふたりをふっとばし、強烈なシュートがゴールネットへ。
前半だけで7点取ったということです。
教室からこっそり見ているタケシも「素人相手でも全然手を抜かないや」とあきれています。
教師もあきれて「サッカー部のおまえがこんな本気出してどうする? 手加減というものを知らんのか」と口にしますが、日向は意に介しません。
日向曰く「全力で闘わないということは、相手をバカにしている、侮辱しているってことと一緒ですよ」と力説。
「どんなときでも全力サッカー。一切手を抜かない、相手を徹底的に打ちのめす、それが俺たち明和FCのサッカーだ!」と明快に答えます。
一年後の全国大会で、南葛対策として花輪相手にわざと引き分けた人物とは思えないセリフです。

ですが、さすがにこのままでは試合にならないと考えた教師は強権を発動して、日向を一旦交代させます。
後半はしばらくベンチに座っていろと指示します。
日向自身は10点取るのが目標だったようで、残念そうです。

一方の5年4組は日向ひとりにやられて悔しい表情です。
後半、日向がいない間にやり返してやると作戦を立てます。
転校生の若島津は背が高いということで、ゴール前に張ってもらい、頭に合わせるという作戦でした。
若島津はといえば、頭突きで瓦割りをしたことはあるものの、「空手の試合で頭突き技はないので、ちょっと苦手なんだよな」と心の声で戸惑います。

後半開始。
4組がゴール前にボールを上げてきます。
ジャンプした若島津。
マークにつくふたりより、頭ひとつどころか、上半身ひとつ高いジャンプ力を見せます。
その高さには日向もびっくり。
ヘディングシュートを放つ若島津。
ですが、これは惜しくもゴールバーに弾かれます。
「なんだ、やっぱサッカーは素人か……」と少し安堵する日向。
とはいえ、いい感じだったと見た4組。
まずは1点を返したいと再びゴール前にハイボール。
ジャンプする若島津。
しかし、やはりヘディングは苦手だと強引に蹴りに行きます。
「若堂流真空竜巻蹴り!!」
「なにィ」とこの技には日向も絶句します。
サッカーでいうオーバーヘッドシュート。
これが見事に決まり、4組が1点を返しました。

見事な技に、同じグランドで走り幅跳びをしていた女子たちが「若島津くんかっこいい!」と黄色い歓声。
はしゃいで、女子の体育を指導していた女性教師から注意を受けます。
1点を返した4組の男子たちも大喜び。
「さすが、空手日本一!」などと持ち上げられます。
若島津は「やっぱり頭突きより、蹴りの方が得意だから今度は低いボールをくれないか」と依頼。
皆が快諾します。
どちらにせよ、ゴール前の若島津にパスするしか、4組の作戦はありませんでした。
直後、パスにしては速いボールが若島津の元に届きますが、これも若堂流下段回し蹴りで見事にヒット。
華麗なるボレーシュートが決まります。
再び、男子だけでなく、女子からも声援が飛びます。
女性教師が「よそ見するなって言ってるでしょ!」と怒りますが、もはや聞く耳を持たない感じです。
「だめだ、もうがまんできねえ」とピッチに再び戻った日向。
体育の授業なので、再出場なしとか細かいルールはないようです。
負けず嫌いの日向はあっという間に2点を返します。
「取られた点の借りはきっちり返すぜ!」ということです。
「キャーッ、やっぱり日向くんもかっこいい!」と女子から日向へも黄色い歓声。
またも女性教師が怒りますが、もはや止まりません。

戦局が変わったと見た若島津。
前にいてもボールが来ないからと後方へ下がります。
キーパーの前にポジションを取りました。
それを見て、ニヤリとする日向。
相手からボールを奪い、ドリブルで相手ゴールに突き進みます。
そこで待つのは空手風のポーズを取った若島津。
「いくぜ、空手野郎、勝負だ!」と叫ぶ日向。
若島津は「きえーっ!」と奇声を上げて迎え撃ちます。
注目の初対決。
結果は4ヶ月後とのことです。

私的感想

今月は表紙を含めて15ページでした。
一部カラーページもありました。
若島津がどのポジションで日向と対決するのか前号から気になっていたのですが、とりあえず、ふたりともFWでのプレイから始まりました。
「若島津さんは元々FWの選手だった」というタケシの証言がありますが、この時点では若島津にサッカー経験がないようでしたし、体育の授業ということですから、余計な推測はいりませんかね?
若島津はヘディング(頭突き)が苦手というような描写があったので、こういうところがGKに転向したきっかけなのかもしれない……と、一瞬考えてしまったのですが。
深読みのしすぎでしょうか?
今月の時点で、直接対決があるのかと思ったのですが、次回への持ち越しとなったようです。
というか、これって本編のライジングサンで「ミカエルと翼が激突か?」とあおって終わったのと同じですね(笑)
先生の得意なパターンなのですかね。
次回こそ、ついに激突となるようなので、どのような結果になるか楽しみに待ちたいと思います。
予想では、一旦、若島津の勝ちになると見ています。
当たるかな?
少し長いですが、4ヶ月後を楽しみに待ちましょう。

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