キャプテン翼マガジンへの提言 作者は漫画だけに集中を。

キャプテン翼ライジングサン

記念すべき第10号が12月に発売された我らがキャプテン翼マガジン。
2ヶ月に1回発売される雑誌ですが、残念ながら次号は1回休みとなり、4ヶ月後の発売となりました。
休みをはさみ、4ヶ月後となるのは2回目のこととなります。

元々、キャプテン翼ライジングサンは休載の多い漫画ではありました。
ですが、せっかく雑誌化までされたのですから安定した供給で読みたいもの。
2ヶ月でも待たされた感があるのに、4ヶ月というのはかなり辛い……
そこで、僭越ながら、キャプテン翼マガジンを第10号まで読んできた者のひとりとして、いくつか意見を述べさせていただきます。
なお、あくまで私は愛読者のひとりにすぎず、キャプテン翼マガジンの編集スケジュールやスタッフの事情などを知っているわけがありません。
素人が好き勝手に書いているだけということをあらかじめご了承ください。

とにかく作者が忙しすぎるのが問題

これがすべてと言ってもいいのですが、作者が忙しすぎますよね。
漫画だけでも大変だろうに、パドルやブラインドサッカー、リアル南葛SCとの関係、さらには各種サッカーイベントにも引っ張りだことなれば、忙しいに決まっています。
第10号のあとがきでも日本サッカー教会100周年記念のイラスト、Jリーグコラボのタイ選手のイラスト、さらにはゲームのシナリオ監修に関わったため、本業のスケジュールがカツカツになったと白状されていました。
おそらく、高橋先生は人が良くて断りきれないのではないかと思われます。
すべてを断るのは無理だと思いますが、もう少しスケジュールの調整ができないかと思います。
これだけの大先生なのですから、マネージャーか秘書がいると思うのですが、そのあたりはどうなんでしょうね。
とにかく、作者が漫画に使える時間を増やすことが必要です。
イベントやコラボが断りきれないなら、以下のような方策はいかがでしょうか?

対談ページをやめてはどうか?

忙しい高橋先生の漫画に使える時間を増やすために、毎号トップにあるサッカー選手との対談記事をなくしてしまったらどうでしょう?
漫画に次ぐ、メインの記事じゃないか、と思われるかもしれませんが、毎号似たような内容だと思いませんか?
世界的な漫画キャプテン翼の影響を受けていない選手なんて、ほとんどいません。
だから、毎号「翼くんに憧れてオーバーヘッドキックの練習ばかりしていた」「スカイラブハリケーンのマネをしてケガをした」というような話題ばかりです。
「キャプテン翼は無印版が一番おもしろかった」「ワールドユース編でイタリアがウルグアイのかませ犬になったのが許せない」なんて言うような選手はいません。
作者の前でそんなことを言える人は少ないでしょうけれど、毎号、同じような内容を読むのも飽きが来ます。
もちろん対談する選手のファンがいて、その人たちが雑誌を買うという狙いもあるのでしょうが、せめて対談の回数を減らしてはどうでしょうか?
ある号では選手との対談だけでなく、サッカー協会役員との対談もありました。
どれくらいの時間がかかっているのかはわかりませんが、多すぎませんか?
年に1回くらい、海外の大物選手と対談するくらいの記事でいいのでは?
あるいは、作者との対談ではなく、スタッフがインタビューをする形に変えてはどうでしょう?
対談をするのは、先生自身が会いたいような選手だけにしては?

付録もいらないかも……

毎号、付録がついてきます。
コレクターズアイテムとしてはいいのかもしれませんが、正直、実用的なものかというと疑問が……
当初は実用的でスタイリッシュなものと宣伝されていましたが、だんだんネタが尽きて来たのか、シールしか付録のない号も。
エコバックが付録になっていたときは、実用的かなと思いましたが、雑誌の値段が200円ほどアップしていました。
付録の内容によって、大幅に値段がアップするというのもどうかと。
付録によって値段が安定しないのでは、採算が取れているほど、この雑誌は売れていないのかなと心配になります。
先生が付録にどこまで絡んでいるのかはわかりませんが、少なくとも下絵は描いているはず。
その時間を漫画に回してもらえませんか?

メモリーズは作画を誰かに任せては?

賛否両論あるメモリーズ。
謎が解けて面白いというファンもいれば、自分が想像していた展開と違ったと感じるファンもいるようです。
過去設定との矛盾を感じることも。
それはともかく、この漫画まで高橋先生が筆を取らなくてもいいのではないかと以前から思っています。
原案にはもちろん参加されたらいいと思いますが、絵を描くのは誰かキャプテン翼好きで、絵柄が高橋先生に似ている若手漫画家に任せられないのかなと思います。
ゲームの方には原案だけタッチされているようですし、CL編のストーリーはゲームに任せるような発言もされています。
メモリーズも任せてはいかがでしょうか?
先生がメモリーズを描くのが楽しくて仕方がないというのなら別ですが。

読者交流コーナーを作ってみては?

毎号、イラストコーナーがありますが、もっと掲載する数を増やしてはどうでしょうか?
あと、読者からの感想やキャプテン翼ネタについて意見を募集して、昔のジャンプ放送局みたいなコーナーを作ってみてはどうでしょう?
若い読者だけでなく、今も同人誌を作っている往年の翼ファンからの投稿がありそうな気がするのですが。
もちろん、このコーナーを仕切るスタッフが必要になりますが、対談記事を削る分の埋め合わせになり、読者も意見が言えるなら盛り上がるんじゃないですかね。
第10号にあった三択クイズや名コンビ列伝という記事も、みんな読者コーナーにまとめてしまえばいいのでは?
メモリアルマッチや架空選手インタビューという記事も、読者にゆだねてみるのもひとつの手では?

漫画のこれからの展開についてもひとこと

オリンピック編が終われば、おそらくワールドカップ編が始まるのではないかと予想されます。
その際に、これ以上、黄金世代のライバルは増やさないほうがいいと個人的には思っています。
正直、ナトゥレーザやミカエルの存在でお腹いっぱいです。
これ以上のライバルキャラは必要ありません。
それより、シュナイダー、ピエール、ディアス、ヘルナンデスといった人気キャラたちをパワーアップさせましょう。
彼らが日本代表に立ち向かって来る方が面白いし、読者はうれしいと思います。
ただ、黄金世代より上の世代、つまりリバウールのような存在が壁として立ちはだかるのはありかもしれません。
すでに世界最高峰の選手であるリバウールやゼダンレベルと翼たちは互角の闘いをしていますけどね……

最後に……私はこの雑誌と漫画が心配なのです

結構、好き勝手に書かせてもらいましたが、すべてが「キャプテン翼・愛」からくるものと思っていただければ幸いです。
キャプテン翼は一時期、本当につまらない時期がありました。
大ゴマ連発で、内容は翼がドリブルからシュートを決めただけというようなことだけで終わる回を何度見たことか。
せっかく魅力的なキャラがたくさんいるのに、ほとんど出番なしということも……
すべては先生に時間がなかったからだと思います。
キャプテン翼マガジンが発売されてから、漫画のほうは結構、面白くなっていると思っています(無印の頃には及びませんが)。
時間さえあれば、先生は充分面白い話が描けるのです。
かといって、4ヶ月ごとや6ヶ月ごとにしか読めないというのは、さすがに厳しいです。
となると、普段のスケジュールをあけていただくしかないわけで……

ひとつの漫画のために雑誌ができるというのは珍しいことで、私はドラえもんとコロコロコミックの例くらいしか知りません。
それだけにこの雑誌には頑張ってほしいのですが、実際の売れ行きはどんなものなのでしょう?
毎号、発売直前までろくに宣伝もなく、表紙の絵さえ公開されません。
直前まで表紙の絵が完成していないのか、内容が確定しないのか……
田舎では本屋やコンビニに並んでいる姿もあまり見かけません。
うちの近所にある大型書店の店員さんに聞いたところ、「入荷数が少ない」と言われました。
ちゃんと流通しているのかどうかさえ心配です。

高橋陽一先生もお若く見えますが、60歳を超えられました。
失礼ながら、体力的にも厳しいことがあるのではないかと思います。
CL編をゲームに任せたように、今のペースではワールドカップ優勝のシーンを描くまで、何年かかるかわからないという不安もあるのではないでしょうか。
ドイツ戦が終わるまで2年以上かかりましたしね。
仮に、先生に何かあってもキャプテン翼は続く漫画だとは思いますが、それではあまりに寂しい。
私は高橋陽一先生の作画によるワールドカップ優勝シーンと、キャプテン翼の最終回をこのキャプテン翼マガジンで読みたいのです。
そのためには先生が漫画に集中できる時間が必要……というわけで、長々と意見を書かせていただきました。
きっと、先生もこのままではいけないと思っているはず。
第10号のあとがきに「リニューアルされた4月発売の11号でお会いしましょう」と書かれているので、なんらかの対策がされていると期待します。

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