第5話「悪魔の劇場」あらすじ
まずはミカエルの回想シーン。
翼に触発されてサッカーに再挑戦し始めたというミカエル。
日本のことを色々知りたいと、武士道に関する本などを読みあさっていました。
その中で一番気に入ったフレーズが「肉を切らせて骨を断つ」であったとのことです。
前回、翼のシュートブロックを左脚で受けたミカエル。
翼の強烈なスライディングタックルを受けて宙に飛びます。
チームメイトのおそらくブルーノとグランディオスが心配して叫びます。
一方でグランディオスは、この位置でフリーキックがもらえるなんていう冷徹な発言も。
笛を口にし、反則を取ろうとする審判。
しかし、ミカエルは「笛は吹かなくていい! ボクのプレイはまだ継続中だ!」と叫びます。
そのままの体勢からオーバーヘッドにでも行くのかと思われましたが、ゴールとは方向が違ったようで、ミカエルはムーンサルトのような要領で一旦着地。
さらにタックルを受けた瞬間、ボールもコントロールしていたようで、ミカエルの着地点にボールがちょうど落下。
すぐさま、タックルを受けて痛めた左脚でシュートとなりました。
これが地面を削る雷獣シュートと同じ技。
「これは日向くんの雷獣シュート!?」と驚く翼。
ペナルティエリアのやや外からミカエルの血染めのシュートが日本ゴールに襲いかかります。
シュートの軌道を見守るのはブラジルの三人衆、監督ふたり、サウール、病室のふたり、教会のシスター、ピエールとクライフォート(最近一緒のコマにいることが多いですね)、ディアスとパスカル、エスパダス、ロベルト、見上と片桐、ガンビーノと言った面々です。
シュナイダーやミューラーはどこかで見ていないのですかね?
なお、このシュートの弾道はやや高く、ゴールバーを飛び越えそうでした。
しかし、天下のミカエルのシュートが枠をはずれるわけがありません。
ボールはゴール手前で沈み、ゴールマウスへ吸い込まれます。
実はドライブ回転もかかっていたそうで、ミカエルの「雷獣ドライブシュート」ということでした。
雷獣シュートの原理でドライブ回転がかけられるのでしょうか?
物理の原理はよくわかりませんが、後半30分、このゴールでスペインは4-4の同点に追いつきます。
悪魔に魂を売り渡したというミカエル。
勝つためには盗人になるのも辞さなかったとのこと。
チームメイトも大歓喜。
ミカエル自身もハットトリックとなりました。
スタジアム内もテレビ観戦組らも大歓喜。
その中には、私などすっかり存在を忘れていたラファエルの両親もいました。
続く、大ミカエルコール。
ミカエルがまた大絶賛されたところで今回はおしまいでした。
第5話の個人的感想
2話続けてミカエル大絶賛の回となりました。
スペインが同点に追いつく展開は読者の誰もが予想したと思いますが、こんな短時間で2点というのもね……
若島津はミカエルのシュートに対して飛びつきませんでしたが、反応が出来なかったのか、枠を外れると思ったから飛ばなかったのでしょうか?
前半少し持ち上げられた若島津ですから、飛び込むくらいはしてほしかったですね。
いつのまにか4点も取られてますし。
一体何人でサッカーをしているのだろうという流れが続いていますが、ミカエルのシュートが枠を飛び越えそうだったから、石崎も顔面ブロックに行けなかったと解釈しましょうかね。
今回はミカエルのシュートシーンだけで見開き2ページを消費するなど、一時期のような大ゴマ連発で、話のボリュームという点では少し物足りなかったですかね。
週刊連載になっていますけど、先生の体力は大丈夫なんでしょうか?
このあとの展開も気になるところです。
次回あたり、翼がミカエルの雷獣ドライブシュートを撃ち返したりするかも……
三杉投入のタイミングは?
同点にされた日本はどう動くのか?
来週の更新を待ちましょう。
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