キャプテン翼マガジン第9号の内容について 紹介と感想

キャプテン翼ライジングサン
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今月も無事発売された我らがキャプテン翼マガジン。
今号は特別定価ということで、いつもより100円安い580円でした。
以下に第9号の内容を紹介します。

表紙

表紙はユニホーム姿のミカエルでした。
頭上にボールを乗せていますが、ボールに円が描かれており、天使の輪と引っ掛けてあるのかなと芸の細かさに感心しました。
「最強の敵は天使!!」などとあおられています。

付録

翼とミカエルのダイカットポストカードが付録でした。
ダイカットって何だ?と思って調べてみたら、型抜きができる厚紙などのことのようです。
最終ページに綴じ込みされていましたが、要は翼とミカエルの絵に沿って型抜きができるポストカードです。
個人的には今までで一番しょぼい付録だと思いました。
だから「特別定価」だったのかと。
なお、今号をファミリーマートで買えば、特別にクリアファイルがもらえたそうです。
これは定期購読者としては納得が行きませんでした。
せめて、定期購読者には配るべきだったのではないでしょうか?
それに、この雑誌自体、ファミマであまり流通しているのを見かけませんし……
コレクターの方は手に入れるのに苦労されたのではないですかね?

作者と岩渕真奈選手との対談

アーセナルに所属し活躍中の岩渕真奈選手と作者との対談がありました。
「なでしこジャパン」の中心選手ですね。
岩渕選手は顔がタイプなのは岬くんで、若林も好きということでした。
サッカー選手として、GKをかっこいいという思いを持っているとのことでした。

「たたかえドリームチーム」に関するお知らせ

大人気スマホゲームの「キャプテン翼~たたかえドリームチーム~」について、4ページに渡り特集されていました。
ゲームにページが割かれるのは珍しいのですが、新たに作者監修の下で欧州チャンピオンズリーグ編が始まるようです。
しかも、作者がチャンピオンズリーグ編は漫画ではなく、ゲームのほうでストーリー展開を進めて行くというような発言をされたことが原因のようです。
若林はバイエルンに移籍していますし、岬もフランスに渡っています。
早田はブレーメンへ、新田はドルトムントへ、石崎はインテルへ。
三杉はアヤックスのユニホームを着て、クライフォートと並んでいました。
ディアスはナポリで火野竜馬とコンビを組み様子です。
クライフォートはプレミアへの移籍が決まっていませんでしたっけ?
ブレーメンの早田はシェスターとコンビを組んで、マーガスやビクトリーノにクロスを送るのでしょうか?
そのあたりは興味深いですね。
なお、レイマールとエムンバッパという、それぞれネイマールとエムバペから露骨にパクったキャラが新キャラとして考案されたようです。
彼らは黄金世代扱いなのでしょうか?
それなら、なぜオリンピックには出なかったのかとか気になるところですが。
日本選手たちもどんどん海外移籍するようなので、このあたりは続報に期待しましょう。

キャプテン翼ライジングサン

お待ちかねの本編漫画です。
今月はミカエルの過去を中心とした話で、3話で97ページと特盛な内容でした。
詳しくは別記事にて紹介していますので、以下のページを見てください。
注:ネタバレありです。

今月のキャプテン翼10/4 第127話「ミカエルの真実」(ネタバレあり)
まずは南葛市にある赤十字病院前から始まります。 出産を控える早苗が定期検診に来ていたのでした。 友人のゆかりが付き添っています。 翼の代わりに来ているつもりだと胸を張るゆかり。 検診の結果はまったく問題なしとのこと。 双子がお腹の中にいるの...
今月のキャプテン翼10/4 第128話「モンセラートの悲劇」(ネタバレあり)
カフェでくつろぐガンビーノ夫妻のもとに、バルサ下部チームのディレクター、ルイス・ナポリ氏がやって来ます。 当然、彼も手記を読んでいて、私のことも少し書いてくれてありがとうとのこと。 ガンビーノ夫妻はカフェでランチしたあと、店の大型ビジョンで...
今月のキャプテン翼10/4 第129話「盟友ラファエル」(ネタバレあり)
「第4章 盟友ラファエル」 ミカエルの真実を語る上では、ラファエルは欠かせないということで、ラファエルにもスポットが当たります。 ミカエルとサウールが去ったあとも、ラファエルはモンセラートでサッカーを続けていました。 ふたりの分も頑張ろうと...

作者と日本サッカー協会会長との対談記事 

日本サッカー協会会長、田嶋幸三氏と作者との対談記事がありました。
キャプテン翼を読んでサッカーを始めた子供が多く、その貢献は計り知れないと田嶋会長は感心されていました。
印象に残ったキャラクターは北詰監督だそうです。
厳格なところが、自分を指導してくれた監督に似ているとか。
高橋先生はキャプテン翼の方が当初は日本サッカー界より先を行っているなと当初は思っていたそうです。
しかし、中田英寿選手が海外移籍したあたりから、現実が漫画を追い越したように感じたとか。
だから、漫画より先に日本がワールドカップで優勝する姿を見たいということでした。
なお、今年は日本サッカー協会発足から100年だそうで、その記念式典に当然作者も招かれ、イラストも何点か提供されたそうです。

メモリアルマッチ・全日本ユース対メキシコユース

過去の名勝負を振り返るおなじみの企画。
エスパダスやアステカの太陽5戦士たち擁するメキシコ相手に苦戦したことを、井出保の視点などから語られていました。

ブラインドサッカーの魅力

ライジングサン本編でもブラインドサッカーに触れていますが、この競技の魅力やルールが紹介されていました。
東京パラリンピックでブラジルが優勝したという記事も。
なお、私は未読ですが、高橋先生は「ブラサカブラボー」という漫画を描いておられ、登場キャラに「トルネードタイガー」なる必殺シュートを与えています。

キャプテン翼メモリーズ4「最強!!明和FC伝説」

これまたお待ちかねの漫画です。
今回は若島津の武勇伝が中心の内容でした。
前回同様、本編が長めだったせいか、こちらのページ数は少なかったです。
これも別記事にしてありますので、良かったら読んでみてください。

キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」vol.2(ネタバレあり)
あらすじ まずは、沢田タケシ(当時小学3年生)が5年3組の日向のいる教室を訪問。 「日向さん、あの人の正体がわかりました!」と叫んでいます。 枠外から「タケシくん、ここは5年生の教室ですよ」とツッコまれています。 そういえば、昔は、上級生の...

その他の記事

おなじみ、リアル南葛SCの記事やイラストコーナー、プレゼントコーナー、三択クイズなどがありました。
ちなみにプレゼントの応募は雑誌に書かれているパスコードがないと応募できません。

私的感想

今回は前号にも増して、漫画が占める割合が多かったように思います。
そういえば、おなじみの架空インタビューがありませんでした。
作者の対談記事はふたつありましたけれど、作者が各種イベントへの参加や、名誉顧問などを務めるために忙しすぎて、企画を考える暇もないのでは?
ただ、肝心の漫画本編は手が抜かれていないので安心しました。
漫画に悪影響が出るくらいなら、もっとイベントへの参加などは断ってもらいたいくらいです。
チャンピオンズリーグ編はゲームに任せるというのも、忙しすぎるのが原因でしょう。
本編は作者が描くとして、メモリーズあたりは絵だけを誰か若手漫画家にでも依頼できないのかなと思います。
そんな忙しい高橋先生ですが、一応、次の号は12月2日に発売されるようです。
期待して待ちましょう。

キャプテン翼マガジンですが、どこの書店もコンビニも入荷数が少ないようなので、定期購読をおすすめします。
定期購読者だけの特別なグッズがもらえたりもしますよ。
以下のリンクから申し込むことができます。

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