キャプテン翼メモリーズ「大空家の引っ越し」第4話 あらすじと感想

キャプテン翼ライジングサン

前回のおさらい

同級生の青葉弥生から中学でサッカー部のキャプテンを務める兄を紹介された翼。
中学生の練習に参加させてもらい、中学生もびっくりの才能を見せつけるのでした。
そんな翼に弥生は夢中。
翼の家まで遊びに来るほどになります。
一方で、かわいがってくれた祖母が亡くなるなど、悲しい出来事もありました。

キャプテン翼メモリーズ「大空家の引っ越し」第3話 あらすじと感想
前回のおさらい 小学3年生の翼はサッカー大好きで元気な子供でしたが、まわりから少し浮いた存在となっていました。 地域では野球が盛んだったこともあり、遊び相手は祖父母の飼い犬「リク」ばかりでした。 心配した教師が家庭訪問してきました。 ...

今回のあらすじ

今日も翼は弥生の兄たちと一緒にサッカーの練習を続けていました。
その場所に父の広大さんが現れ、サッカー部の監督に「うちの息子の才能はどんなものでしょうか?」と聞きます。
質問に対する監督の答えは「はっきり言って凄い」とのこと。
「サッカーの申し子と言ってもいい存在」とまで言われます。
その答えを聞いた翼の父は決断します。
引っ越しでした。
祖父母が生きているうちは難しかったが、いなくなった今なら可能だとのこと。
翼の将来を考えるなら、サッカーどころである静岡に引っ越すべきだということです。
これまで翼が南葛に引っ越した理由は明らかにされていませんでしたが、すべてはサッカーのためだったのですね。
「このまま中学生たちと練習をするのもいいが、中学生の試合には出られない。小学6年の1年間がもったいない」とのことでした。
父は静岡のサッカー事情を調べていました。
前年度の小学生大会優勝は志水FC、そして今年の優勝は修哲小であると。
修哲小はサッカー専用グランドや照明設備も完備で、部員も100人いる強豪だと。
父は翼に対し「修哲小に入れ」と指示します。
なんと、翼は当初、若林と同じ小学校に入る予定だったのですね。
「世界一を目指すなら、まずは小学生日本一になってみろ」とそそのかします。
ゾクゾクとした翼は引っ越しを決意します。
母も一瞬驚きますが、反対はしませんでした。

春休み。
翼が新6年生になるタイミングで大空家は引っ越すことになりました。
祖父母の墓参りも済ませていました。
祖父が経営していた船宿に立ち寄り、跡継ぎの人にも挨拶します。
遊び相手だった犬のリクともお別れです。
今、気付きましたが、翼に対して「リク(陸)」だったのですかね。
後に大地という弟も生まれていますが。

京成電鉄「四ツ立駅」。
旅立とうとする翼と母に「翼くーん、待ってー!」と叫び、近づいてくる少女が。
言うまでもなく弥生ちゃんです。
翼はなんとなく言いづらくて、引っ越すということを同級生たちに伝えていなかったとのこと。
弥生は担任の先生から偶然聞いて、慌てて追いかけて来たとのことでした。
クラスメイトたちから浮いていた存在なのに、別れは辛かったのですかね?
「静岡に行くんでしょ?」
「静岡は日本で一番サッカーが盛んなところでしょ?」
「翼くんはサッカーをしに静岡に行くのよね?」
と、畳み掛ける弥生。
一方、「俺はサッカー日本一を目指すため静岡に行く!」と断言する翼。
「ずっと応援しているから」と弥生。
「それと……」と言いかけたときにタイミングよく電車が来ます。
「さよなら弥生ちゃん。お兄さんのこととか紹介してくれてありがとう」と告げ、電車に乗る翼。
ドアが閉まり、電車が走り出します。
手をふる翼に対し、ホームを走って追いかける弥生。
「翼くーん、私は翼くんのこと大好きだったのよー!」
「翼くんがどう思っていたのかわからないけれど、私にとって、初めての彼氏だからねー!」
と、大声で叫ぶ弥生なのでした。
なんだか、名曲「なごり雪」がBGMに流れているような場面でした。
それを「駅には数々のドラマがあるな」と微笑ましく見ていたのが、駅長の栗原佐吉、定年間際の59歳でした。
この人は作者の知り合いなのでしょうか……?

静岡県南葛市にたどり着いた翼。
早速、引っ越しの手伝いもろくにせず、サッカーボールを蹴って、町に繰り出します。
そこで、キャプテン翼コミックス1巻、第1話でおなじみのドラマがあったようです。
若林や石崎との出会いです。
この出会いにより、翼は修哲小ではなく、南葛小に入ることにしたとのことでした。
ロベルトも登場していました。
道に迷って、夜に大空家にたどり着いたので、翼の母から泥棒に間違われ、水をかけられる始末でしたが。

エピローグ

一方、青葉弥生も父の仕事の都合で、下町から山の手に引っ越していました。
小学校の名前は「東城学園」でした。
そうです、あの三杉淳がいる学校です。
私立小なのでしょうか?
日向とタケシが偵察に来たこともありましたね。
しかも、三杉は弥生と同じクラスでした。
さらに言うと、弥生の座席は三杉の隣となりました。
なんという都合のいい運命の出会いでしょうか?
しかしながら、クラスメイトたちは複雑な表情です。
学校一のモテ男、三杉淳の隣に座る女の子は皆から妬まれていじめられる運命にあったのでした。
そんなことも知らず、「新しい教科書がまだないから見せて」と三杉に話しかける弥生。
クラスの女子連中から怨嗟の目で見られます。
三杉が机の横にサッカーボールを見つけた弥生は「あなたもサッカーをするんですか?」と話しかけます。
「君、サッカー好きなの?」と問い返す三杉。
「兄がサッカーをしていて……それと、前の学校の彼氏がサッカーが上手で」と恐れ知らずにも弥生は答えます。
そのことを聞いた三杉は弥生をサッカー部のマネージャーに誘います。
三杉も自分の隣に座る女の子がいじめにあうのを気づいていました。
けれども、マネージャーになってくれるなら「君のことはボクが守るよ」と天使の微笑み。
キュンとなる弥生。
「何、この人、翼くんとはタイプが違うけど、かっこいい」とのことです。
彼女は惚れっぽいタイプのようです。
それより、三杉、どうしてこれまで隣の席になった女の子は助けなかったんだ、などと私などは思いましたが……
放課後、三杉の華麗なプレイを見た弥生は、すっかり魅了されます。
すでに学校内には「三杉淳ファンクラブ」が存在していました。
「フィールドの貴公子」という異名も聞きます。
「君の彼氏とボクとはどっちがサッカーうまいかな?」と少し意地悪な質問をする三杉。
弥生の答えは「同じくらいうまいです!」と恐れを知らぬ内容。
「フッ」と口元を緩めた三杉は、「それなら、全国大会で戦うのが楽しみだ」と語ります。
この頃の三杉は少し自信過剰なタイプだったのでしょうか。

最後、翼が祖父母の仏壇にサッカー友達がたくさんできたことを報告し、元気に町に繰り出して行きます。
舞台は現代に戻り、弟の大地も同じように飛び出して行き、完結となりました。

私的感想

前回に引き続き、今回も弥生ちゃん大暴れというか、彼女が主人公であるかのような話でした。
三杉まで登場したあたり、作者はサービス精神が旺盛ですね。
教室で授業を受けている三杉の姿はなんだか新鮮でした。
息子の夢のために引っ越しまでできる両親は素敵ですね。
東京の家を売れば、静岡なら一戸建てを買えるでしょうし、国際船の船長なら給料も多いのだろうと無粋な想像をしてしまいましたが。
この「大空家の引っ越し」は、全4回ありましたが、1回目は翼の父母が主人公でしたし、3回目と4回目は弥生ちゃんが主人公と言ってよかったと思います。
けれども、翼ばかりが取り上げられるよりも、せっかく魅力的なキャラがたくさんいる漫画なのですから、こういう展開は歓迎です。
個人的には海外の選手たちも取り上げてもらいたいですね。
ジノ=ヘルナンデスあたりを希望します。
次回は誰が取り上げられるでしょうか?
残念ながら、4月は「キャプテン翼マガジン」が休みらしいので、6月に発売される第7号を楽しみに待ちましょう。

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