キャプテン翼ライジングサンFINALS 第45話「急展開」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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キャプテン翼ライジングサンFINALS 第45話「急展開」あらすじと紹介

フィールド中央でモンセラート黄金コンビ、ミカエルとラファエルのふたりが華麗なるパス交換で三杉と松山をかわしたところからスタート。

それに対峙するのは日本の黄金コンビ、翼と岬。

「頼む! 翼、岬!」と叫ぶは日向。

他のメンバーたちもふたりの名前を叫びます。

スペインイレブンたちもミカエルに対し、「そのふたりもかわせ!」と叫びます。

対決する4人の顔が大写しになり、見開き2ページ。

さらにはスタンドやらベンチやらテレビ観戦する誰だかわからない人々たちも大声援。

「残り8分、このまま決着がつかないとPK対決となりますが、両チームともその考えはまったくない模様」と実況されます。

ということは、PK対決はないのでしょう。

「両チームとも決勝点となるであろう1点を狙いに行っています」と実況されたところで、なぜか片桐さんがドアップに。

ここで回想シーンが始まります。

片桐さんが日本からの電話を受けたシーンでした。

「やっと出てくれたね」という相手に対し、「会長」と言っているのでサッカー協会の会長さんが電話の相手なのでしょう。

「落ち着いて聞いてくれたまえ」と何やら不穏な空気。

「日本の東海地方でやや大きめの地震があったんだが……」と試合前にあった地震の件で話が始まります。

「大きな火災などはなかったと聞いていますが」と返す片桐さん。

「そうなんだがその地震があった際に……」と歯切れの悪い会長さん。

ここで舞台はそのときの南葛市に……

南葛市の赤十字病院を訪問していた早苗とゆかり。

「今日も暑い中定期検診に付き合ってくれてありがとうね」と早苗。

「何を言っているの親友でしょ。翼くんがいない間、私が旦那代わりよ」とゆかり。

そのあと、ふたりは整備された公園らしきところを歩きます。

なお、このページからなぜかネームだけでなく、ペン入れがされており、丁寧に描かれています。

ちなみに南葛市に大きなビルがあり、結構都会に見えます。

「今日の検診もまったく問題ないって言われて安心したし、いよいよ夜は準決勝ね」

「それに勝って、決勝に進めば、決勝の日が出産予定日」

と、親友であるゆかりのセリフ。

「いつ出てきてもおかしくないくらいパンパンね」

「まあ、ふたり分入っているからね」

「そうよね。双子の男の子ってわかっているのよね」

と、説明ゼリフが続きます。

「翼くんがそばにいないと不安?」と聞くゆかりに対し、「スペインでひとりだったら不安だっただろうけど、ゆかりもいるし、家族もいるし不安はない」と早苗。

さらには「一緒に戦っている気がするの」とも。

「実はね……赤ちゃんの名前はもう決まっているの」

「無事生まれて来るまではふたりだけの秘密だったのだけど、生まれたら真っ先にゆかりに教えるわね」

「えっ、それって両親たちが先じゃないの?」

「ううん。一番にゆかりに教えてあげる。だって、一番の親友だもの」

西本ゆかりって、中学生時代からの登場人物だったような気がしますが、今では早苗の一番の親友なんですね。

「だから生み終えたその時は真っ先に駆けつけてね」

「わかった。そのときは『よくやった!』って褒めてあげる」

と、ほのぼのとした会話。

考えてみれば、翼は20歳くらいの設定なので、早苗も同い年。

結構早い出産ですね。

「今日も暑いので中央公園の屋台でアイスキャンデーを食べていかない?」と提案するゆかり。

このあとのページは再びネームに。

アイスキャンデーをベンチで食べ終えたふたりは立ち上がり、ゆかりはゴミをゴミ箱に捨てに行きます。

このときひとり早苗は公園内の大階段へ。

「気を付けてね」と話かけるゆかりに対し、「ちゃんと手すりに捕まるから大丈夫」と早苗。

このとき、東海地方に大きな地震が。

緊急速報が鳴り、ビルが揺れ、アイスキャンデーの屋台はひっくり返ります。

ゴミ箱のそばで座り込んでいたゆかりが立ち上がり、早苗のもとに駆けつけますが、脚がガクガクと震えます。

中央公園の大階段は実は老朽化していたらしく、地震で崩れていました。

そのため、運悪くそこを歩いていた早苗が転落。

血を流して倒れていたのでした。

モノクロ連載ですが、血は赤く描かれていました。

ここで今週はおしまいでした。

キャプテン翼ライジングサンFINALS 第45話「急展開」個人的感想

「急展開」というタイトルだったので、試合が動いたのかと思っていたのですが、こちらの急展開という結果でした。

片桐さんの電話の内容は試合後にということだったので、ここで挟み込まれるとは思ってもみませんでした。

試合前に地震があったという観客か記者のセリフはありましたが、ここへの伏線だったのですね。

ある程度予想はされていた展開でしたが、早苗のケガという結果でした。

この漫画は交通事故やケガがつきものですが、ついに早苗も犠牲者となってしまいましたか。

絵を見るかぎり、頭から血を流しているように見えました。

ということはお腹の赤ちゃんに影響はないのかというところでしょうか。

過去に読み切り連載を読んだことがある人は翼に双子の息子がいて、その名前も知っているかと思います。

なので、無事生まれて来ることも間違いないでしょうし、早苗ちゃんにもしものことが起こるというようなバッドエンドになることもないとは思います。

おそらく翼が勝ち抜いて優勝し、双子も無事生まれて、すべてハッピーという流れにはなると思われますが、どう描かれて行くのか気になるところでもあります。

翼が試合中、悲観的なことをやけに言っていたのも、こういう展開への伏線だったのですかね。

GW中にも更新されたことをありがたく思い、来週を待ちましょう。

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