ブラジルチームのメンバーたちがテレビ観戦。
前半終盤に休んだディアスが、後半開始早々爆発したなと、リバウールの読みを称賛します。
アルゼンチンに賭けているロベカロはこのままだと俺の一人勝ちだなと軽口を叩いています。
しかし、それで諦める日本じゃないと、彼ら全員が思っていました。
一方、2点をリードされた日本。
当然、反撃に入ります。
「このカンプノウでこれ以上ディアスに好き勝手にはさせない」と意気込む翼。
しかし、ディアスもハットトリックを狙っています。
まずはドリブルした翼がディアスと真っ向勝負。
衝突は互角で、ボールが空中に舞い上がりますが、これは翼の計算通り。
再び、ヘディングで競り合うふたりですが、ディアス唯一の弱点である背の低さが仇となります。
綺麗に着地した翼に対し、バランスを崩し倒れるディアス。
エース対決はひとまず翼の勝利でした。
エース対決に勝利し、士気が高まる日本。
ボールをキープする翼。
しかし、アルゼンチンはFWアグインまでが守備に回り、岬にはパスカルが、日向にはガルバンがマンマークについています。
パスをするコースがありません。
それならば……と、翼はドリブルを選択。
ひとりで中央突破を狙います。
たちまち、ふたりほどモブキャラを抜く翼。
初めからそうすれば良かったのでは……と突っ込んではいけません。
華麗なテクニックで相手をかわし、ドリブルを続ける翼ですが、そこに立ちはだかるのはアルゼンチンOA枠のふたり。
「頼みます!」と叫ぶディアス。
「ボールを奪ってくれれば、ハットトリックを決めます」と宣言。
翼はテクニックではなく、日向のように強引なドリブルにいき、ふたりの間を突破しようとしますが、さすがに突破はかないません。
弾き飛ばされながらも、なんとか体勢を崩さず着地する翼。
視野は広く、その間、日向がマークを外したのも確認しています。
そして、ボールは真上にあがり、得意のオーバーヘッドへ行くのに絶好の位置でした。
日本を研究してきているアルゼンチン。
ディアスがそれまで日向をマークしていたガルバンに指示を出し、オーバーヘッドを防ぐ体勢に回らせます。
アルゼンチンはいつの間にかCBを3人にしていたとのこと。
ガルバン砲が通用しなかったので、後ろに下がっていたのですね。
ブロックにいくガルバンでしたが、翼のオーバーヘッドはフェイクでした。
飛び上がらず、ボールを足下に落とし、なんとゴールと反対の方向に低い弾道のシュートを放ちます。
そこに走り込んだのはマークの外れた日向。
このシュートを撃ち返す技に行こうとしているようです。
「これは、翼と日向の合体反動蹴速迅砲だ!」とのこと。
「な、なにィ!」と叫ぶアルゼンチン勢。
次回、その結果が出るようです。
日本、まずは1点となるでしょうか。
連載位置が後ろ気味なのが気になります。
人気がないのですかねえ。
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