今週のキャプテン翼10/17 若林の成長と見上さんの回想

キャプテン翼ライジングサン
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オーバーヘッドキックを防がれたシュナイダーがフィールドに大の字に寝転がり、悔しがります。
だいぶ彼のキャラクターも変わってきましたね。
かつての冷徹な孤高の皇帝のイメージはどこに……?

若林は早田にパス。
葵とワンツーを決めてひとり抜きますが、そこに現れたのはシュミット兄弟。
翼と岬のマンマークをやめたようです。
ふたりは阿吽の呼吸で早田からボールを奪います。
「守備の専門家であるふたりなら、必ずボールは奪えるんだ」とシェスターとマーガス。
シェスターはゲームならパスカットの必殺技があったのにね……
ボールはトップ下の位置にいるカルツへ。

しかし、若林が的確なコーチングを行い、日本は守備を固めます。
そんな若林の姿を見て、見上さんの回想シーンが始まります。
12歳でドイツに渡った若林。
初めは見上さんにぴったりとくっつき、親子に間違えられるほどだったとか。
なお、見上さんには子供がいないそうで、若林が本当に子供のように思えるとのこと。
しかし、ある日、見上さんは「これでは日本で専属コーチをしていたのと変わらないではないか」と今更ながら気づき、若林を置いて帰国します。
研修期間もちょうど終わりだったようです。
若林はまだドイツ語もカタコトでしたが、ドラクスラーさんという一家にホームステイし、そこでドイツ語を学びました。
再び見上さんがドイツにやって来たときには、若林は身長も10センチ以上伸び、ドイツ語で味方に指示が出せるほどになっていました。
ハンブルガージュニアでもレギュラーになっていました。
成長に思わず涙する見上さん。
若林はドイツからすべてを学んだ、そのドイツに勝つことが恩返しだと考えているようです。
ちなみにドラクスラー一家はスタンドにいて、「若林とドイツのどちらを応援したらいいかわからないよ」なんて話しています。
見事な後付け設定。
久々にミカエルも姿を見せて、ドイツが攻める展開になり、「ますます激しくなる」と予言しています。

回想シーンが終わった途端、若林が絶句します。
なんとカルツがハリネズミドリブルで翼と岬のふたりを抜いたのです。
やればできるじゃないかカルツ。
そして、パスコースを狭めていた葵と松山をあざ笑うかのようにピンポイントのスルーパス。
走りこむのはもちろんシュナイダー。
しかし、ふたりの戦術を知り尽くしている若林が絶妙のタイミングで飛び出し、またしても止めます。
吹っ飛ぶ、皇帝シュナイダー。
ドイツ、ここも得点なりません。

時間は後半20分に差し掛かりました。
焦りを感じ始めるドイツ。
ドイツが前掛かりになっているのを感じたFW日向と若島津。
ひそかにカウンターのチャンスを狙っていました。
次回、ふたりの高速カウンターが炸裂するようです。

今回は完全に若林を引き立たせる話でした。
次回はカウンターが炸裂するようですが、ミューラーが防いで、ドイツの守備も堅いことを見せつけるのではないでしょうか。
まさか、日本が2点目なんてことはないと思うのですが……
作者が何か恐ろしいことをしないか心配です。

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