キャプテン翼ライジングサンFINALS 第21話「運命のラストプレイ」あらすじと紹介
残り時間1分を切ったところ。
いちかばちかのドライブシュート体勢に入った三杉。
しかし、この三杉のシュートコースを防ぎにミカエルが登場。
それを察した三杉はとっさにヒールパス。
ふたりの一対一が見たかったところですが、ここは時間のない場面なので延長戦に期待しましょう。
ヒールパスの先にはやはり翼がいました。
ものすごい勢いで走り込んでいるとのことです。
「やっぱりボクじゃない。日本のラストシュートはやはり翼くん君が撃つべきだ」
「決まらなくても皆が納得する。キャプテン翼にすべてを託す」
という三杉のセリフですが、なんとなく敗北宣言に見えなくもないかも。
「翼にできる技は自分にもできるはず」と言っていた勢いはどこに行ったのやら……
それはさておき、審判も時計を見ている状態。
ラストチャンスに翼の選択はフライングドライブシュート。
見開き2ページでシュート体勢に入ります。
ですが、ここにもまたミカエルがシュートコースに飛び込んで来ます。
観客席からチームメイトまでスペイン関係者が「ミカエル!」と叫ぶ中、翼はそれに構わずフライングドライブシュート。
ボールの行方を今度は日本イレブンや世界各国の選手たちが見守ります。
なお、ミカエルによると、わずかにボールに触れたとのことです。
上空を飛ぶシュートにスペインDF陣は誰も対処できず、天才GKカリューシャスだけがこれに反応。
伸ばしたカリューシャスの手はわずかに届きません。
ゴールか……? と思われましたが、ミカエルがわずかに触れていたため、軌道がずれていたようで、ボールはポストに。
スペインの勝利、日本ついに敗北かと思われた瞬間、ひとり詰めていた選手がいました。
翼の相棒、黄金コンビのひとり、ミカエルから「邪魔」と言われた岬太郎です。
跳ね返ったボールを素早く押し込み、ボールはゴールへ吸い込まれます。
日本の同点ゴールです。
「嘘だろ……」と絶句する観客席。
「オフサイドじゃないのか?」と主張する選手も。
しかし、ラインズマンの旗は上がらずゴール成立。
「邪魔」と呼ばれた岬がここでもミカエルの邪魔をしました。
そういえば、誰よりもオリンピック金メダルにこだわっていたのが岬でしたね。
岬は左手を上げ、指一本を突き上げるポーズで喜びを表現。
これは敵がやると負けフラグなんですが、ここはゴールを決めたので良しとしましょう。
日本ついに同点とし、待て次号となりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第21話「運命のラストプレイ」個人的感想
先週までの攻防と違って、最後はあっさりとしたプレイで決まり、ちょっと拍子抜けしました。
少なくとも、三杉はドライブシュートを放つかと思っていたのですが。
翼やナトゥレーザが使ったミラクルドライブシュートあたりに期待していた私は裏切られた気分です(あくまで個人の感想です)。
三杉のセリフもなんだか翼に対する敗北宣言に見えなくもありませんでした。
伏兵が決めるフラグがあったのですが、あれは決勝点ということなんですかね?
岬が決めること自体に不満はないのですが、もっと工夫をした上で、流れの中の得点を期待していただけになんか物足りなく感じました(あくまで個人の感想です)。
これなら、三杉がハイスピードなんちゃらに加わって点を取ってくれる展開のほうが良かったかなと。
あるいは全員攻撃の状態から、若島津がオーバーラップしてきて決めるとか……
今後の展開予想ですが、このまま後半戦が終わり、次回はインターバルのシーンですかね。
双方がロッカールームで作戦を立てるというところでしょうか。
延長戦の流れはまったく読めませんが、相変わらずミカエルは一対一にこだわるのでしょうか?
翼はチームプレイに徹する方向にシフトしましたが、三杉がゲームメイクをするなら、また一対一に挑戦するかもしれませんね。
今のところ、一対一はミカエルの勝ちみたいになっているので、最後は翼がミカエルをふっとばすようなシーンがあるかもしれません。
しかし、すでにサッカーでないようなスコアになっているわけですが、延長戦では何点入るのやら。
どうなるかさっぱりわかりませんが、幸い、今は3ヶ月後ではなく来週には新しい話が読めるので、少しだけ待ちましょう。
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