キャプテン翼ライジングサンFINALS 第22話「2戦連続の…」あらすじと紹介
岬の劇的なゴールで同点に追いついた日本。
直後に後半終了のホイッスルが鳴り、5-5というサッカーらしからぬスコアでの延長戦となりました。
延長は15分ハーフで行われます。
日本にとってはドイツ戦に続いての延長戦となります。
勝利を寸前で逃し、呆然とするスペインイレブンですが、ミカエルは翼とあと30分戦えることを喜ぶ表情です。
一方、日本の選手たちはまず三杉が翼に対して「ホッとした」と声掛け。
翼も「このゴールは君のおかげだ」と応え、三杉と握手。
石崎と日向は息絶え絶えながらも「俺たちのがむしゃらプレスも効いたな」とグータッチで互いを讃えます。
次藤は倒れている佐野に「ワシらのスカイラブがムダにならなかった」と声をかけますが、佐野はというと足を痛めたとのことです。
松山や若島津らが岬に対して「よくやった」とかけよります。
日本の美術館でテレビ観戦中の岬父は関係者たちと息子のゴールを喜びます。
「みんなで取った1点です」と息子同様謙虚な岬父でした。
サンターナ、ナトゥレーザ、ロベルトらも「皆でもぎ取った1点だ」という評価。
結局、流れからというより翼のドライブシュート1本からこぼれ球を拾っただけのプレイだったような気もしますが、そこはケチをつけないでおきましょう。
佐野が次藤に背負われてピッチから出ていきます。
「やはり地上型のスカイラブは足に負担が大きすぎるんだ」と立花兄弟。
この場合、土台になる次藤のほうが足を痛めそうな気がするのですが、そこは体格の差ということでしょうか?
ミカエルが失点したことに対して「延長戦とはまいったな……」という感想。
というのは、ミカエルの足はさらに傷口が広がっているのでした。
翼との闘いが続くことを喜ぶミカエルですが、最後まで足がもつかなという心配もしています。
試合を見守る、賀茂さん、見上さん、片桐さんの三人。
日本が追いついたことを喜びますが、そんな中、片桐さんのスマホが鳴ります。
試合中だというのに何度も着信やメールが入っているようです。
さすがに電話をかけに行く片桐さんですが……内容はわからないものの、どうもおめでたくないお知らせが届いたような描写でした。
そういえば、日本で地震があったという伏線がありましたね。
しかし、それだと片桐さん以外にも連絡が入ってもいいはずなので、もっと限定された情報でしょうか?
例えば、妊娠中の早苗ちゃんの状態が良くないとか、誰かが倒れたとか……
記者席やベンチ、観客、見守る世界中のプレイヤーたちも思い思いに感想を述べていました。
とはいえ、舞台はスペインですから、場内には「エスパーニャ」コールが轟きます。
日本ベンチでは佐野の代わりにタケシが入ることが決定します。
日向や若島津から声をかけられて気合の入るタケシ。
佐野は「やっと出場できたのにもう終わりかよ」と悔し涙を流しながらもタケシにエールを送ります。
ベンチにいるメンバーを思い出してみましたが、佐野と同じ小柄なMFということで、ここはタケシしかないですかね。
さすがに来生、滝に出番はなかったですね。
スペインベンチではミカエルの傷の具合を診たドクターが「これはだめだ!」と絶句。
すぐに縫合手術をしないといけないくらい傷が広がっているとのこと。
それを聞いたミカエルは「ここで手術をしてもらえないか?」と提案。
ドクターによると「医療用ホチキスでできないことはないが、麻酔により1時間程度足の感覚が麻痺する」とのこと。
さらにそれを聞いたミカエルは「ならば麻酔なしでやってください」と覚悟を決めた表情。
またまた日本ベンチ。
「皆の闘いぶりに何ひとつ注文のつけようがない」と吉良監督が皆をねぎらいます。
「延長に入るともうひとり交代できるルールになっているが、タケシを入れることで枠を使い切った。もう今いる11人に託すしかない」とのこと。
作戦を考えてみたが「なにも思いつかん」と笑顔。
最後のメッセージとして「こんなすごい舞台で試合できるのだから目一杯楽しんでこい」と言葉をかけます。
「残り30分全力を尽くそう!」
「サッカーを楽しもう!」
と翼が皆を奮い立たせます。
そんな中、スペインベンチから叫び声が聞こえます。
声の主はミカエル。
麻酔なしの縫合手術で激痛に苦しんでいるのでした。
手術が終わり、肩で息をして、脂汗を流すミカエルでしたが、「このまま全力で試合ができることがうれしい」と口にします。
日本はタケシを投入することになりましたが、スペインも選手交代。
守備固めのためFWを下げていたこともあり、ここはDFのデル・オレノを下げ、FWのビージャンを投入します。
万能型のFWであるとのことです。
延長戦が始まるぞというところで今週はおしまいでした。
なお、おまけページとしてセルヒオ・ラムズとビージャンの紹介がありました。
ビージャンのモデルはおそらくスペイン代表FWとして活躍したダビド・ビジャのことかと思われます。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第22話「2戦連続の…」個人的感想
試合の合間の回なので、白熱したプレイなどはない週でしたが、盛りだくさんの情報が詰め込まれた回だと思いました。
いつもより大コマが少なく、ページ数も多く感じました。
なにより、片桐さんに届いた連絡が何かが気になるところです。
どう見てもいいお知らせには見えませんでしたが……
タケシが投入されたことで、日向とのコンビプレイが見られるでしょうか?
投入直後の選手は大体見せ場があるものですが。
ミカエルのケガも気になるところです。
せっかく誰かがミカエルに勝っても「ケガがあったから……」という扱いにされてはなんだか嫌だなと。
若島津やカリューシャスに見せ場がありながらもいつの間にか5-5になっていたこの試合。
ドイツ戦は8-7でしたが、このあと何点入るのでしょうか?
少なくともミカエルが1点を取り、日本が2点以上取るのではないかと予想されますが、どうなることでしょうね。
気になるところがたくさんありますが、次週を楽しみに待ちましょう!
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