キャプテン翼ライジングサンFINALS 第20話「カウントダウン」あらすじと紹介
日本対スペイン、試合時間残りわずか。
岬の放ったヒールボレーはGKカリューシャスがビッグセーブ。
一度目のハイスピードなんちゃらのときと岬の動きが違ったので用心していたとのこと。
さすが20年にひとりの天才と呼ばれたGK、見事な読みです。
チームメイトからも「やはりお前は天才GKだ」などと絶賛されます。
カリューシャスは味方のラインを上げさせ、セルヒオ・ラムズにゆっくりと下投げでボールを渡します。
スペインは自陣からショートパスでつなぐ、得意のティキタカの体勢。
相手にボールを渡さないように無理をしないプレイ。
この漫画が最初期のときに若林率いる修哲が使った「とりかご」の体勢です。
スペイン監督まで「トリカゴ」と発言していますが、スペインにもある用語なのでしょうか?
ロベルトが時計を見ると残り1分。
「日本、万事休すか」と実況さんが語り、日向たちも焦りの表情。
観戦する日本応援団の面々も「日本がこのまま負けてしまうのか」と数人がかりでつぶやきます。
しかしながら、あきらめる面々ではありません。
日向、早田、次藤、反町らが「ここはもうがむしゃらに行くしかないぞ!」などと叫んで発破をかけます。
全員が全速力で破れかぶれのプレス。
応援団も「最後まであきらめるな!」と声援。
しかし、敵もさるもの。
スペインの正確なショートパスの前になかなかボールが取れません。
スペイン応援団たちは「もう時間だ!」「早くフエを吹け!」などと大声援。
そんな中、猛虎日向小次郎が「くそったれが!」とちょっと下品な発言をしながらタイガータックル。
ボールは奪えないものの、わずかにパスが浮きます。
反応したのは石崎。
ラファエルにつながるボールがゆるいのを見て、必死の顔面ブロック。
ですが、クリーンヒットとはいきません。
わずかに触れたものの、サイドラインを割りそうになります。
ここであきらめなかったのが佐野。
いつもは「ケケケ」と不敵な佐野ですが、ここは「次藤さん、俺を飛ばしてくれ!」と叫びます。
「スカイラブで飛ばしてくれ!」
「空中合体ではなく、スピードが出る地上型のスカイラブなら届くはずだー!」と必死の叫び。
滑り込んだ次藤の脚を利用して佐野がスカイラブで斜め前に飛びます。
サイドライン上ギリギリで飛びついた佐野、ラインは割れず、ギリギリでボールをフィールドに戻します。
そして、このボールを押さえたのは三杉。
翼ではなく、三杉。
「三杉、もう撃つしかねえ!」
「距離はあるが狙え!」
「もう時間がない!」
「ここはもうロングシュートを狙うしか手がないぞ!」
皆の期待を受けた三杉。
「よし、わかった。最後の一発! ボクのこのドライブシュートに日本勝利の希望をかける!」
と、気合が入ったところで今週はおしまいとなりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第20話「カウントダウン」個人的感想
今週は派手なシュートシーンなどないものの、読者側もあせりを感じるほど手に汗握る展開でした。
最後にボールをキープしたのが三杉というのもいいですね。
次回、三杉がシュートを放つところから始まるかと思うのですが、さて、どういう流れになるか……
そのまま決まるというのは考えにくいかと。
ミカエル、翼、岬らが今週の攻防にあまり姿を見せていません。
三杉が放ったロングシュートをミカエルあたりが阻止して、スペインの勝ちだと思われた瞬間、翼や岬あたりがこぼれ球を狙うパターンがひとつ考えられますね。
あるいは三杉のシュートの軌道を誰かが変えるとか。
その両方かもしれません。
伏兵フラグはここでも生きているのでしょうか?
となると、反町とか早田あたりが押し込むような展開も考えられますが……考えにくいかな。
投入されてから三杉に見せ場がたくさんあるので、弾かれたシュートを最終的に三杉がオーバーヘッドで決めるのもいいかもしれませんね。
まあ、神(作者)のみぞ知ることです。
来週に期待しましょう。
来週は決まるかどうかというところで終わるかもしれませんが……
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