今月のキャプテン翼6/2 第138話「やられたらやり返す!!」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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前回、松山と井沢のブロックも虚しく放たれたミカエルの雷獣シュート。
本家の日向は「なにィ」と驚いていますが、ガルバンやタイガーボランあたりにもパクられているわけで、今更驚く必要があるのでしょうか?
GK若島津はシュートに反応。
左サイドへのシュートでしたが、右腕を懸命に伸ばして防ぎにいきます。
しかし、シュートはその指先を通り抜けていきます。
スペイン同点か?
と思われたものの、このシュートはゴールバーかポストかという、つまりゴールマウスの角の部分に激突します。
「助かった!」と叫ぶ石崎。
「いや」「まだだ」とは、パジョルとラファエル。
跳ね返ったボールにしっかりとミカエルは反応。
反応というより初めからこうなると計算されていたかのようなプレイ。
ジャンピングボレーが無人のゴールへと突き刺さるのでした。
前半21分、スペインは得意のパス攻撃ではなく、ミカエルひとりのプレイで同点に追いつきました。
なお、ミカエルによると「一人スルーパスからの一人雷獣隼シュート。なんちゃって……」だそうで、日本がチームプレイで取った1点目を一人でやり返したのでした。
隼シュートの名前まで知っているのはさすがと言うべきでしょうか(笑)

スペインイレブンはもちろん観客も大歓喜。
サウールも大喜びです。
ここで少し舞台転換。
モンセラートの教会をサウールの両親が訪れていました。
生前のファニート神父に不義理なことをしたことを反省してやってきたとのことです。
歓迎されたサウールの両親は一緒に教会でパブリックビューイングで観戦することになります。

舞台は再びフィールドに。
「ミカエルたった一人にやられた」
「しかもあいつは俺たちが取った先取点とまったく同じことをしやがった」とは日向の弁。
「なんてあざといことをしやがるんだ」とは新田。
今のミカエルは悪魔モードというところでしょうか。
観戦中のブラジルの三人トリオは「またも翼が完璧にミカエルとの一対一に負けた」とつぶやきます。
ナトゥレーザとサンターナは驚いた顔でしたが、リバウールは冷静な反応でした。
リバウールのレベルから見て、ミカエルのプレイというのはどう見えるのでしょうね。

フィールドで下を向く翼。
すごい技に驚いてはいますが、沈んではいられません。
「OK!みんなまだ同点に追いつかれただけだ。切り換えていこう!さあ、本当の勝負はここからだ!」と開きなおった表情です。
「やっぱ、どこまでも明るくポジティブばやつだな翼は」と石崎。
「ミカエルのこんなすごいプレイを見せられてもへこたれやしねえ」と早田。
試合前に沈んでいたはずですが……
三杉相手に落ち込んでいた試合はノーカウントですか?
とはいえ、日本チームに再び気合が入ります。

ラファエルがミカエルを心の中で讃えます。
準々決勝のメキシコ戦のあと、ラファエルはミカエルに対し「手の内を見せすぎじゃないか」と忠告していたそうです。
しかし、ミカエルはまだまだ秘密兵器を隠していたと。
10年間たったひとりで身につけた神技の数々をまだまだ見せつけるのではないかと。
「本当にミカエルと同じチームでよかった。どんな試合展開になろうとミカエルがいれば負ける気がしない」とまで言わせます。
当のミカエルは「まだまだこれからだよ」「翼くんは必ず反撃に出てくる」と冷静です。
ブラジルの三人とロベルトも「次の翼のプレイに注目だ」「翼は誰よりも逆境に強い男」と評し、最後には「翼には同じ技は二度通じない」とまるで聖闘士のような扱いをされていました。

試合再開。
ボールは当然翼の元へ。
今度は翼がドリブルでミカエルに向かって行きます。
そして、翼が選んだプレイは……セグウェイドリブル!
おそらくこの技が登場したとき、愛読者の99%が翼がこの技を真似することを予測したでしょう!
ついにこの場面で登場です。
「初めてみたときから一度やってみたかったんだ」と微笑む翼。
しかし、翼はミカエルの目前でボールから降り、ノーモーションでヒールパス。
後方にいた岬がパスを受けます。
翼は体を反転させミカエルに密着。
「翼くん、君の考えはわかっている」とミカエルに邪魔者扱いされた岬は翼へリターンパス。
翼は右脚でボールを体に滑らせます。
ミカエルが披露したスカイエスカレーターの再現でした。
「また、翼がミカエルの技をやり返しやがった!」と観客が沸き立ち、今月はおしまいでした。
次回、スカイエスカレーターが見事に決まるのか、ミカエルが阻止するのか、それともミカエルの技を進化させた技を翼が見せるのか……注目です。

3話を通じた個人的感想

前号ではスペイン選手がたくさん紹介されたり、日本の各選手に見せ場があったりしました。
なので、次回は翼対ミカエルに力点が置かれるのではないかと予測していたのですが、そのとおりとなったようです。
しかしながら、岬があっさりと「邪魔だ」と片付けられたのには驚きましたね。
次号の予告でも神技連発と書かれていましたが、次回も曲芸だらけのサッカーとなるのでしょうか?
まあ、予想していたよりは悪くなかったかなとは思いましたが。
一番最悪なのは翼と岬が必殺のハイスピードなんちゃらで点を取りに行き、ミカエルも同じような必殺シュートでやり返すような展開だと思っていたので。
前号で持ち上げられていた若島津も今回あっさりと点を取られてしまいました。
このまま神技連発ということになると、点の取り合いとなるのでしょうか?
とにかく、2ヶ月後を楽しみに待つとしますか。

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