キャプテン翼ライジングサンFINALS 第31話「やめないよ…サッカー」ネタバレあり
前回、ミカエルの3段オーバーヘッドを顔面に浴びた翼。
フィールドに倒れ込んでいます。
扉絵からして「悲劇再び」などと煽っています。
審判はこのプレイに対しイエローカードを出します。
翼はスペインの追加点を阻止したわけですが……
鮮血を流す翼に場内騒然。
叫び声や悲鳴が次々と上がり、ベンチからは救護班や担架が出動。
一方、ミカエルはガクガク、ブルブルと身体を震わせ、ヨロヨロと立っているのもやっとの状態。
ラファエルが身体を包むように抱いて支えます。
過呼吸気味で言葉もうまく出ないミカエル。
ラファエルが「大丈夫だ」と強く抱きます。
なんとなく、腐女子の皆さんが好きそうなシチュエーションです。
ここで回想シーン。
コマの外にも「回想シーン」と書かれていました。
6歳のときのミカエル。
ファニート神父が優しく見守る中、墓地でドリブル。
墓地は拡張工事中でした。
ファニート神父は一生懸命働く人たちをミカエルに見せて、「君は将来どんな仕事に就きたい? サッカー選手か?」と問いかけます。
ミカエルは首を横に振り、自分はこの教会で育ったから、将来は神父さんになりますと宣言。
そのあと、今度は花に水をやるミカエルのシーン。
ボールを持ちながら神父さんが「もうサッカーはしないのかい?」と問いかけると、「もう二度としません」とミカエルが回答。
「二度と誰かを傷つけたくないから……」
このときミカエル12歳。
回想が終わり、「大丈夫だ、ミカエル」というセリフが。
ラファエルではありません。
翼でした。
「額をちょっと切っただけ」
「意識もちゃんとある」
ということです。
そういえば、額のあたりは血が出やすいのでしたっけ?
「それにしても、君の3段オーバーヘッドはすごかった」
「着地も綺麗に決めてさ」
「とても早く美しいオーバーヘッドだったな」などと絶賛。
「でも、俺はそれを阻止できた。身体を張った甲斐があった」
「君に得点を許さなかったから、この勝負は俺の勝ちだ」
タオルで顔を押さえながら話す翼。
「サッカーは命がけの闘いだ。接触プレイも多くて、痛いし、きついし、苦しいし…」
「必ず勝てるとは限らなくて、時には悔しい負けもある」
日向以外にまともに負けた描写のない翼ですが、負けた試合があったのでしょうか?
「だけど、それでもめちゃくちゃ楽しいから、俺は絶対サッカーをやめないよ」
「それは君もだろ、ミカエル?」
翼が手を伸ばし、ミカエルがその手を取り、翼の上半身を起こします。
「そうだね、翼くん。ボクもサッカーが大好きだ」と、笑顔が戻るミカエル。
天国からはファニート神父が「サッカーを通じて、良き仲間にもライバルにも恵まれたね」とにこやかな表情。
立ち上がった翼。
「俺は治療が終わったらここに戻ってくる」
「だから、そのときが最後の勝負だ」
と笑顔で納得しあうふたりでした。
翼は自力で歩いてピッチ外へ向かいます。
ケガの治療のため、数分間は離脱する模様。
そのため、その間10人で戦うことになる日本。
さて、どうなるか……というところで今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第31話「やめないよ…サッカー」個人的感想
ミカエルがスランプになり、らしくないプレイをする時間がしばらくあるのかと思いましたが、あっさりと一週で復活のようです。
これでトラウマ解消ということなんでしょうか?
このあと、日本は10人でプレイすることになるわけですが、ミカエルは攻めるでしょうか?
翼はミカエルがケガの治療をしている最中攻めなかったわけですが……
スペインが猛攻をかける方が日本の脇役陣の活躍が見られて面白い気もしますが、そうなるとミカエルの株が下がるような気も。
まあ、全ては神である高橋陽一先生にだけわかること。
来週の更新を楽しみに待ちましょう!
↓ネーム連載が電子コミックなったようです。
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