キャプテン翼ライジングサンFINALS 第41話「キックオフ直後の奇襲攻撃」あらすじと紹介
前回、日向がミカエルとの接触を避け、空中で翼へバックパスし、自らはミカエルより前方へという形で終わりました。
結果、翼とミカエルが再び対峙する形となったわけですが、日向は「ここまでは作戦通り」と不敵な笑み。
このあと扉絵になるのですが、そこにはさまざまなフォントでこの試合に登場した必殺技の数々が書かれていました。
ほとんど忘れていました……
さて、両雄の激突かとも思われたのですが、ここで翼がボールに乗り、フィールドゴマの体勢へ。
これにはミカエルも唖然。
「他人のものは俺のもの」というジャイアニズム思想の持ち主である翼、ここでも技をパクったのかと思いきや、これはフェイク。
半回転で止め、ミカエルに背を向けると、ボールを地面に叩きつけ、バウンドさせて浮き上がらせ、これをオーバーヘッドキックで前方に。
このオーバーヘッドパスは前方に走っていた日向へ一直線。
しかも、このボールに対し、日向もオーバーヘッドで捉える体勢に。
「一直線二段オーバーヘッド作戦」だそうです。
意表を突かれたスペインは、誰もブロックに行けません。
「ふたりがやりやがった!」と叫ぶ若林のアップあり。
日本ベンチのメンバーたちは「延長後半が始まる前、ふたりはこのことを話し合っていたのか」と興奮。
一方、ミカエルはというと「この一連のプレイはふたりが綿密に打ち立てたコーディネートプレイ」「やられた、本物のサッカーは奥が深い」と冷や汗。
しかし、普通、フィールドゴマからオーバーヘッドキックで前方に送り、それをオーバーヘッドで撃つなんて技を思いつくプレイヤーがいますかね……
普通にロングキックを前方に送った方が早いのでは……
なお、日向がシュートを放った位置はペナルティエリアのやや外だったようです。
この場合、威力が二倍になるのがジャンプ漫画にありがちな理論ですが、このシュートはどうなるのか……
しかし、このシュートにはスペインGKカリューサスが反応していました。
自身から見て右上に当たるコースでしたが、カリューサスは左腕を懸命に伸ばします。
「届いてくれー!」と叫ぶカリューサスの願いは叶い、辛うじてこのシュートを弾きます。
「キーパーカリューサス、”ここも”ファインセーブだぁー!」と実況されます。
そんなにファインセーブのシーンってありましたっけ?
7点取られていたはずですが……
「やったあ、カリューサス」
「やはりおまえはスペインNo.1キーパーだ。並のキーパーだったら絶対やられていたところだぜ」
と、称えるスペインイレブン。
7点取られているのですけどね……
「くそっ、いい作戦だと思ったのに」と嘆く日向。
フィールドゴマや二段オーバーヘッドまで作戦だったのですかね?
「さすがにオーバーヘッドで狙うには距離がありすぎたか」とボヤキます。
日向のオーバーヘッドといえば、森崎をつかんだ翼ごとゴールネットに押し込む威力だったはずですが、並ではないキーパーには通用しなかったようです。
「すまねえな、せっかくいいパスをくれたのにな」と翼に謝る日向。
「いや、まだこっちのコーナー。チャンスはあるよ」と応える翼。
「あのうるさすぎる観客もだまらせることができた」
「俺のシュートに対する寄せも反応が悪かったし、この時間帯スペインも鈍くなっているんじゃないか」
「このコーナー、おまえが直接ゴールを狙うのもありかもよ」
と、冷静に日向は分析します。
翼がコーナーキックに向かうところで今週はおしまい。
奇襲は通じなかったものの、次回どんな攻防があるでしょうか。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第41話「キックオフ直後の奇襲攻撃」個人的感想
前回の一直線攻撃の続きとして、どんな展開になるのか楽しみにしていたのですが、二段オーバーヘッドという流れは意外でした。
これなら、行けるところまでドリブルで吹っ飛ばしてくれる方が楽しかったかも。
とはいえ、センターサークルから雷獣シュートを放つなんて作戦よりは良かったですかね。
扉絵のところに「この試合ももうまもなく終焉のときを迎える」という一文がありました。
終わりが近づいて来ているのは事実なんでしょう。
次にどんな攻防があるのか全く読めませんが、脇役が決勝点を決めるフラグはまだ生きているのですかね?
何か劇的なラストがあると予想して次回を楽しみに待ちたいと思います。
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