キャプテン翼ライジングサンFINALS 第57話「歓喜」ネタバレあり
主審の試合終了を告げる長い笛。
「日本勝ちました!」と実況が入り、応援団やイレブンたちも大喜び。
「日本サッカー史上初のオリンピックでの銀メダル以上確定だ!」と銅メダリストの吉良監督も大喜び。
しかし、なにやらざわざわとした様子。
何事かと思ったら、スペインの選手たちほぼ全員が主審のもとに詰め寄っています。
「ミカエルのシュートはゴールラインを割っていた」
「一体、どこを見ているんだ!」
という、抗議の声でした。
「みんな冷静になりなさい」となだめる主審さん。
冷や汗が出ています。
一方、ピッチで倒れているミカエルにラファエルが「大丈夫か?」と声をかけます。
「大丈夫と言いたいところだけど、今のプレイで肩の関節が外れたよ」とうめきながら発言。
さらには足の傷口も広がっている模様です。
しかしながら、「悔いはない」とミカエル。
全力を出し切ったし、翼はやはりすごいと絶賛。
「何を言ってるんだ。もっとすごいのは君だよ」とラファエルはミカエルを讃え、さらに「まだ分からないよ」と発言します。
ミカエルの最後のシュートが決まっていたか、ミカエル自身はわからなかったそうですが、ラファエルの目にはギリギリゴールを割っているように見えたとのこと。
日本サイドでは、翼が石崎と早田から「ゴールラインギリギリだったよな?」と質問を受けています。
しかし、翼も無我夢中だったため自信がないとのこと。
「今は主審の判断に任せるしかないよ」と達観ムード。
騒然とするスタジアム。
まだスペインイレブンの執拗な抗議が続いていましたが、主審はメンバーを落ち着かせ、キャプテンブルーノだけを呼びます。
ルール上、抗議ができるのはキャプテンだけとのこと。
ブルーノが代表として整然と抗議します。
主審はブルーノから離れ、線審のもとへ。
さらには反対側の線審も呼ばれます。
主審さんは自信がない模様です。
話し合いを固唾を飲んで両チームが見守ります。
このとき注意書きとして「この大会VARはありません」と小さく書かれていました。
2000年頃の設定なら確かにありませんね。
ピッチに戻った主審が笛を吹き、指差したのはセンターサークル。
ということは、判定が覆り、ミカエルのゴールが認められます。
7-7の同点。
スペイン応援団は大喜び。
このあたりホームアドバンテージもあったか!?
ミカエルは6得点目でダブルハットトリック。
テレビ観戦中のミカエルのおばさんも両親の写真を持ちながらブルブル震えています。
改めて主審の長い笛。
試合終了となり、決着はかつてのジュニアユース準決勝フランス戦のようにPK戦に委ねられることになりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第57話「歓喜」ネタバレあり
タイトルの「歓喜」というのはスペイン側の歓喜ということだったようです。
先週号を読んだとき、もしかしてミカエルのシュートは決まっているんじゃないか、と予想したのですが、珍しく自分の予想が当たって驚いています。
PK戦はないようなフラグが立っていましたが、作者さんの気が変わったのでしょうか、久々のPK戦となりました。
日本のキッカーは誰になるでしょう。
記憶は曖昧ですが、フランス戦のときは、日向、岬、三杉、松山、翼だったはず。
スペインは誰が蹴るでしょう?
ミカエル、ラファエルは確実として、ブルーノ、グランディオスあたりもありそうです。
あとひとりはヴァレロンかビージャンか、パジョルあたりでしょうか。
日本は都合よく若島津がケガをしていますので、フランス戦と同様、ケガさえなければ防げたのに、という点の取られ方をするでしょう。
しかし、スペイン側のGKは20年に一度の天才と呼ばれるカリューシャスですからどうするのか?
日本のキッカーたちは人気キャラだから、外すことは考えにくいですが……
となると、フランス戦と同様、ミカエルなり、ラファエルなりが、若島津の決死のプレイに防がれるというのが妥当なところでしょうか。
ミカエルがケガで本来のキックが出来なかった……という形になるのが凡人の予想ですが、はてさて……
それにしても、高橋先生は相当ミカエルを気に入ったのですかね?
ここまで試合を引っ張るとは思いもしませんでした。
次回を楽しみに待ちましょう!



コメント