前回、シュナイダーが放ったボレーシュートは見事に若林がダイビングキャッチ。
やはりペナルティエリアより外からのシュートは決めさせません。
ゴールが見えたらシュートを放ってくるシュナイダーの性格も見抜いていたとのことです。
若林は「今度はこちらが点を取る番だ」とすばやく翼にパス。
しかし、ドイツの中央の守備は厚く、さらに翼と岬には守備職人のシュミット兄弟がマンマークにつきます。
そこで、翼が選んだのは右サイドをオーバーラップしていた三杉へのパス。
いつもはCBを務め、守備に専念している三杉ですが、この試合ではサイドで起用することで、そこから攻撃の起点となることに期待されているとのことでした。
翼と岬がマンマークで動けないときは、自分がゲームメイクをするという三杉、ここはドリブルから反対サイドの早田へとパス。
ドイツ守備陣を左右にゆさぶります。
早田は馬鹿のひとつ覚え……いや、おなじみのカミソリパスでゴール前へ。
そこに、今大会初先発、高さと瞬間的なスピードのあるFW若嶋津が飛び込みます。
シュートかとも思われましたが、若島津の選択はヘディングでボールを日向へと流すポストプレー。
飛び込んできた日向は「タイガーヘッドだ!」とヘディングシュートに行きます。
しかし、そこにはドイツの虎CBタイガーボランの壁が。
「虎対虎」などと形容されています。
とはいえ、イタリアでバランスを身につけた日向、タイガーボランより先に体勢を立て直しシュートの形に入ります。
ですが、ドイツにはこの男、仕事人カルツが健在。
ふたりの間に入り込んでこれをクリアします。
しかし、ドイツ、ピンチ脱出かと思いきや、ボールは翼のもとへ。
走り込んだ翼は「ここはロベルトのノートの16ページと75ページだ!」などと叫びながらドリブルへ。
次回、どんな展開が待っているのでしょうか……
心臓病が治ってから不遇だった三杉にやっと復権のときが来たのでしょうか。
今度こそ、期待していいのでしょうか?
ところで、タイガーボランの「タイガー」って、虎という意味なんでしょうか?
モデルとなったシュヴァインシュタイガー選手の名前って、直訳すると「豚小屋の持ち主」という意味だったような……
ドイツ語で虎はティーゲルだったような……
まあ、細かいことは考えないほうがいい漫画ですね。
今週、ミューラーの出番がまるでありませんでした。
タイガーヘッドならDFが止めなくてもミューラーが防いだように思うのですが。
次回、見せ場があることを期待して待ちます。
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