予選リーググループCは日本がナイジェリアを3-0で下し、1位通過となりました。
同時刻に、アルゼンチン対オランダの一戦が行われていたようで、4-3でアルゼンチンの勝ち。
アルゼンチンは日本についで2位で決勝トーナメント進出となりました。
クライフォートはワールドユース編に引き続き、またしても一コマで片付けられてしまいました。
場面は一時変わります。
ドイツ対ブラジルを日本代表が観戦に来たのですが、スタジアム周辺で翼がファンからサイン攻めにあいます。
その姿を見て、日本代表のメンバーたちがそれぞれ心の内を漏らします。
「ドイツではおまえもあんな感じなのか?」と石崎に聞かれた若林ですが、「いや、俺なんかまだまだ翼ほどの人気はねえよ」とのこと。
日向と葵は「イタリアでいつかあんなふうになれたらいいな」と。
「世界の大空翼か……」とつぶやく、修哲トリオ。
「翼くんは日本をワールドカップで優勝させるという夢とともに、自分自身が世界一の選手になるという夢に一歩ずつ近づいている」とは岬の心のつぶやきでした。
松山と三杉に関しては、「世界のサッカーか」と世界進出を夢見る心境でした。
で、続いては、ドイツ対ブラジル。
負けたほうが決勝トーナメント初戦に日本と当たることになります。
しかし、メンバー表を見て、皆が驚きます。
なんとブラジルはスタメンからリバウール、サンターナ、ナトゥレーザのエース三人を外していたのです。
これは予想もつかない展開となりました。
記者が分析しています。
すでに両チームは決勝進出を決めています。
ブラジルはわざと負けて2位になって、移動なしで同地で日本との対戦を望んでいるという説がまず出ました。
続いて、この試合が引き分けの場合、得失点差で上回るブラジルが1位通過となります。
一方、ドイツも2位通過となれば、同じくこの地に残ることができ、移動せずに済みます。
結果、両チームともに引き分けでもいいという消極的な考えで試合に臨んでいるとなると、見どころのない凡戦になるのではないかということでした。
ブラジルのエース三人がベンチスタートであることに驚く翼。
一方、ドイツ側はベストメンバーのようです。
なので、この試合はドイツの出方次第だなということです。
控室では、シュナイダーがマーガスやシェスター、カルツらに話しかけます。
ドイツに新戦力が入ったような描写はありませんでした。
ドイツも日本と同様OA枠を使っていないということです。
シュナイダーは「ワールドユース準決勝での屈辱を忘れていないよな?」と皆に確認します。
そのときはシュナイダーとミューラーがケガで出場できなかったので(作者得意の後付設定)、0ー5で敗れたということでした。
当然、そのときの屈辱は忘れていないと、カルツたちはやる気満々でした。
監督のシュナイダー父も1位通過を目指せと発破をかけます。
それだけにブラジル側の意図がよくわかりません。
やる気のないブラジルに対し、ドイツが猛攻を仕掛けるのでしょうか。
キックオフ、いきなりシュナイダーがドリブルで仕掛けるようでしたが……
作者の狙いがわかりません。
ドイツがコケにされるようなことだけは避けてほしいですね。
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