キャプテン翼ライジングサンFINALS 第24話「猛撃スペイン!!」あらすじと紹介
ビージャンのシュートを鮮やかにキャッチした若島津。
「そう簡単に地獄の底に落とされてたまるか。なめるなよミカエル」とミカエルを挑発。
それを聞き、「フッ」と笑い返すミカエル。
ふたりは一体何語で会話しているのでしょうか?
「みんな一回同点に追いついて一安心しているかもしれないが、もう一度気持ちを立て直せ!」と檄を飛ばす若島津。
5点取られたGKとは思えないセリフです。
それを聞いていた翼も「スペインは猛攻をしかけてくる、絶対に跳ね返すぞ!」と便乗。
日本イレブンたちも気を引き締めます。
若島津のスローインから再開。
ボールは石崎からタケシへ。
「一度ボールにタッチして緊張をほぐせ」という親心。
しかし、ボールを受け取った直後、タケシはセルヒオ・ラムズの強烈なタックルを受けてボールを奪われます。
投入された直後の選手は活躍しやすい漫画ではありますが、タケシの場合はそうはいかなかったようです。
そういえば、セルヒオ・ラムズは投入されてからあまり出番がなかったですね。
ここが初活躍の場所だったようです。
タケシは「ベンチで見ているときは実際のスペインの当たりがこんなに強烈なものだと思っていなかった」と反省します。
ボールはミカエルへと渡りますが、翼の姿を確認するとすぐに左サイドのヴァレロンへとパス。
ここはチームプレイ。
スペインの細かいパスがつながり、ビージャンがドリブルで日本のエリアへ侵入。
マイナスの折り返しでラファエルへ。
この試合1点を取っているラファエルは、日本のゴール左隅へ狙いすましたシュート。
しかし、ここも若島津が跳躍を見せて、なんとか片腕で弾きます。
スペイン勢がこぼれ球を狙いますが、次藤がクリア。
なんとか一旦しのぎます。
スタンドで見守るブラジル勢。
「ボールを持ったら一対一をしかけるミカエルはスペインの中では異質な選手だった。その抜群の個人技で得点を奪うこともできていたのだが、スペインのパスのリズムが止まるのも事実だった」
「だが、ミカエルがチームプレイに徹してひとつのピースとなることで、スペインのパスサッカーはより早くリズミカルになっている」
以上、ロベルトの分析です。
当たり前のことを言っているだけのような……
とはいえ、「確かにそのパス回しに日本はまったくついていけてない」とナトゥレーザが納得。
サンターナも「うん」とかつてのサッカーサイボーグとは思えない素直な返事。
「ミカエルも俺たちのように翼と対戦することでサッカー選手として成長しているのかもしれない」とナトゥレーザは上から目線で分析します。
クリアされたボールですが、これもスペインがキープ。
再びボール回しが始まります。
そんな中、ブルーノとグランディオスがアイコンタクト。
ライバルチームにいて、文字通りライバルだったふたり。
スペイン代表としてだけ協力し合うふたりですが、互いにベテランとなり、引退のときが近づいているのも事実。
この地元で開かれるオリンピックも最後の機会だろうと認識。
「だからこそここで有終の美を飾り、選手生活にもうひとつ勲章を加えて選手生活を終えよう……友よ」とテレパシー。
ボールはヴァレロンへ。
スペインのもうひとりのゲームメーカーとして扱われています。
少し下がってボールを要求したミカエル。
ヴァレロンからの高速縦パスを受け取ります。
一瞬フリーになるミカエル。
シュートレンジに入り、ゴール側へ反転。
素早くチェックに入り、シュートブロックに向かう翼。
しかし、ミカエルの選択はシュートではなくフィールドゴマ。
スペインの監督曰く「セグウェイドリブルと並ぶ、何かが起こるときの技」とのこと。
「フィールドゴマ逆回転ショートバージョン」
誰か気付いた読者はおられるのでしょうか?
逆回転だったようです。
なお、ボールは回転を短くしたことで横に。
さらにバックスピンがかかり直角にカーブ。
このボールの先には先程テレパシー会話を行ったブルーノとグランディオス。
センターバックのふたりがオーバーラップしていました。
その動きにはイエニスタとチャービもびっくり。
やや距離があるとはいえふたりがノーマーク。
スペイン国内ではライバル関係にあったレジェンドふたりのツインシュートが炸裂!
「クラシコ・ツイン」とのこと。
若島津はシュートに備えていましたが、このシュートは決まるのか!?
ここで、待て次号となりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第24話「猛撃スペイン!!」個人的感想
大ゴマが多めも33ページあったため、話にボリュームを感じました。
このあたりはネーム連載の賜物でしょう。
まずは若島津に引き続き見せ場があって良かったかなと。
次回もすんなり決まらず、一旦はツインシュートを防ぐのではないですかね。
そのこぼれ球がどうなるかはわかりませんが……
ミカエルのフィールドゴマとかセグウェイドリブルは個人的には余計かなと。
せっかく、サッカーらしいプレイをしていた流れなのに変態技が出るのはどうかと。
それで決まったわけではないからまだマシですが。
延長戦もまだ始まったばかりなので、しばらくはこんな感じで攻防が続くように思います。
次回はスペインのセンターバックふたりがオーバーラップしていることで、日本のカウンターが見られるかもしれませんね。
カウンターなら三杉あたりに「ファーストブレイク」と指揮してほしいところですが、どうなることやら。
毎回書いていますが、とにかく次週を楽しみに待ちましょう。
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