今週のキャプテン翼6/19 ミューラー奮闘

キャプテン翼ライジングサン
記事内に広告が含まれています。

前回、三杉のドライブシュートを痛めている左手にてアッパーカットディフェンスで止めたミューラーですが、うずくまって動けません。
どうやら、手だけでなく、肘、肩まで痛めてしまい、左腕全体が動かなくなった模様です。

一方、シュートが決まらず、悔しがる三杉。
心臓はドクンドクンと音を立てたままです。

そんな中、医務室で倒れていた弥生には、松山の彼女と石崎の母が付き添っています。
「しばらく休んでおいたほうがいい」と石崎母は告げて、松山の彼女に付き添いを頼み、自らはスタンドに戻り、三杉の様子を確認しに行きます。

アディショナルタイムが告げられました。
なんと8分という長さです。
曽我、若島津、若林と負傷者連続に三杉の幽体離脱までありましたからね。
今では曽我のケガなんて、ずいぶん昔のことのようです。

8分という数字を見た日本イレブンは安堵の表情。
リードしているドイツイレブンの方が青くなっていました。

ドイツ監督は第2ゴールキーパー、シュタインに準備を命じます。
それに対して、シュタインは「もうできています」と返事。
ドイツ唯一の弱点と呼ばれた存在ですが、なかなか試合の流れを読むことには長けているようです。

ミューラー治療の間に日本は水分補給。
翼が三杉にドリンクを渡します。
ドリンクを飲む三杉に対し、「いい目だ、覚悟を決めた男の目だ」と翼が上から目線で発言。
「覚悟」というのは、命をかけているということなんですかね?
延長になったとき、三杉が「交代しない」と主張したら、翼はどうするつもりなんでしょうか。
そこに岬もやってきて、ドリンクを要求。
「8分あれば、同点どころか逆転も可能だ」と翼は発言。
鋼鉄の巨人ミューラーもなめられたものです。

一方、ドイツは「残り時間何分だろうと全員で守るだけだ!」とシュナイダーが激を入れます。
ミューラーは師匠のギュンターコーチから、肘と肩の骨が脱臼しかけていると宣告され、コーチの施術により、外れかけていた関節を元に戻してもらいます。
ギュンターコーチはこんな技術まで持っていたのですね。
左腕はテーピングで完全にグルグル巻きにされます。
「ベンチに下がるか?」と聞くコーチに対し、「俺が下がるとしたら、腕がねじきれたときだけだ」と、師弟の不敵な会話。

しかし、いくら日本の必殺シュートを受け続けていたとはいえ、骨がずれるほどのことってあるのですかねえ。
まあ、シュートがコンクリート壁にめり込むくらいの世界ですから仕方がないか……
ギュンターコーチは「アドバイスをやろう。どうせ左腕は動かないだろうから、右腕だけで守れ」とのこと。
このコーチの助言や予言が当たらないことは、ブラジル戦で証明されていますが、無茶を言うものです。

試合再開。
日本のコーナーキックからです。
蹴るのは岬。
岬の夢はオリンピックで優勝して、父親の首に金メダルをかけてあげることだったそうです。
ワールドカップ優勝ではないんですね。
岬は高さのある井川と日向を狙ってキックを入れます。
それを見たドイツは、高さに自信のあるマーガスやタイガーボランが空中戦に参戦。
しかし、一番先にボールに触れたのは手が使える分、高さで有利になるミューラーでした。
右手でパンチングし、このボールをはじき出します。
「まだ右手がある。足腰も万全だ」とのこと。

ですが、安堵したのも束の間。
神(作者)はこの男に味方します。
こぼれたボールの先には翼の姿が。
シュート体勢に入る感じで今週は終わりました。

次回予告では「日本の猛攻に対し、ドイツは……」とのことですが、翼はシュートに行くのでしょうか。
ボールの高さから判断してオーバーヘッドという感じではなかったし、翼が少し前に飛んでいる感じだったので、スカイウイングもなさそう。
岬はコーナーにいるので、ハイスピードなんちゃらはないし、となると、やはりドライブシュートですかね。

そういえば、翼にはカルツがマンマークでついているはずですが、セットプレイのあとだけにどうなんでしょう?
シュートに行く翼をカルツが反則で止めて、退場というパターンも考えられますし、翼のシュートを胸で受けて、肋骨をさらに痛めて退場という形もありえますね。
翼のシュートをシュナイダーがファイヤーではねかえして、翼がそれをさらにはねかえすなんてことだけは避けてもらいたいですが、はてさて……

個人的にはもう一回、ミューラーに見せ場がほしいですかね。
翼のシュートを右手でワンハンドキャッチしてもらいたいです。
でも、実際は試合終了の段階で、右腕も破壊されてそうな気がします。
ドイツは全員守備に入っていますが、日本のGKが森崎だけに、シュナイダーが前線にひとり残っておけば、日本の攻め手の人数が減らせそうな気がするのですが、そのあたりはどうなんでしょう。
それどころか自陣ゴール前からファイヤーを放っても森崎相手なら決まりそうな気がします。

新田フラグ、退場フラグが残っていて、さらに三杉も延長になるとどうなるかわからない状況。
最終的に日本が勝つとはいえ、なかなか展開が読めず、楽しんでいる自分がいます。
シュタイン対森崎の夢のPK対決はあるのでしょうか?
次回を楽しみに待ちたいと思います。

11巻大好評発売中とのことです。本当かな……

コメント

タイトルとURLをコピーしました