今月のキャプテン翼6/2 第136話「本物の一対一」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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前回、翼へ向かってドリブルを始めたミカエル。
しかし、その間に岬が立ちはだかります。
黄金コンビふたりを相手にするミカエル。
ですが、表情には余裕が。
気合を入れて向かって来た岬に対し、ミカエルはボールを左にはたきます。
ボールに目線が行く岬に対し、ミカエルは右側を通過。
このボールには鋭い回転がかけられていて、バウンドしてからミカエルの元に戻ります。
「岬くん君は……邪魔だ」とはミカエルの心の声。
全世界の岬くんファンを敵に回すセリフでした。
これほどコケにされた岬は、ジュニアユース大会でディアスから簡単にボールを取られた瞬間くらいしか記憶にありません。
なお、この技は「ひとりグリーンカットパス!なんちゃって」とのこと。
黄金コンビの鋭いワンツーパスの意味がないとさえ取れる技です。
とはいえ、まるで岬が簡単に抜かれるのを予測していたかのように翼が猛スピードでミカエルに近づいていました。
ミカエルは岬を奇策で抜いたわりに、翼とは力と力の真っ向勝負を望んでいたそうで、両者は真正面から激突します。
激突は互角。
両者とも後ろへ飛ばされ、ボールはこの漫画でよくあるように上空へ高く飛び上がります。
両者とも脚がしびれるのもお約束。
それでも互いに片脚の力だけでジャンプ。
ヘディング対決となりますが、これも互角。
バルサ対レアル戦で翼とナトゥレーザが対決したシーンが思い出されます。
そのときはロベカロが横槍を入れましたが、今回はミカエルが一瞬早くボールキープ。
ミカエルはドリブルから鋭い切り返しで翼を引き離そうとしますが、翼はこれについて行きます。
スペインイレブンは練習中このミカエルの切り返しに誰もついていけないらしく驚きの声をあげています。
グランディオスなどバルサのレギュラーでボランチを務める人物ですが、その彼でさえも止められないのでしょうか?
オリンピック編のグランディオスとは別人?

ミカエルの動きについていく翼を見て、スタンドにいる立花兄弟が声を出しています。
この切り返しについていけているのは、パデルコートで毎晩行われていた特訓のおかげだということです。
もうひとりスタンドで「翼……」とつぶやく男が。
ボクシングの金メダリスト神田でした。
ここで回想シーンが。
神田はサッカー日本代表の宿舎を訪れていました。
「俺のオリンピックは終わったから金メダルを見せびらかしに来たんだよ」と軽いジャブのような憎まれ口を叩きますが、実は翼から呼び出されていたのでした。
翼が神田を呼んだのはノーモーションパンチの避け方を学ぶためでした。
ミカエルのプレイがノーモーションで予測がつかないため、ボクシングにおけるジャブのようなノーモーションで飛んでくるパンチをどうやって防いでいるのか知りたいということでした。
神田の答えは……
「ノーモーションに見えて、体のどこかの筋肉が微妙に動いている。癖をいち早く見つけると戦いやすい」
「俺の場合はこれまでの経験に頼った勘が多い」
「とはいえ、すべての勘が当たるわけでもない。何発か食らうのが普通。その代わりこちらも打ち返す」
といったものでした。
「なるほど、どの道すべては避けきれないから、その分やられたらやりかえすということか」
と妙に納得する翼。
ちなみに翼は神田に対して「神田」と呼び捨てでした。
一度喧嘩で倒した相手だから格下とみなしているのでしょうか。

場面は翼とミカエルの競り合いに戻ります。
翼いわく「俺も小さい頃からこれまで何試合もすごい相手と一対一で闘って来た。その経験をもとにした『野生の勘』で勝負するとのことです。
なお、そのすごい相手たちの顔が背景に描かれていました。
日本選手では若林、日向、三杉、松山、次藤、早田、佐野の顔が。
海外選手ではレヴィン、ディアス、パスカル、ビクトリーノ、ブンナーク、肖俊光、オワイラン、クライフォート、シュナイダー、ピエール、カルツ、リバウール、ナトゥレーザ、サンターナの顔がありました。
サンターナの隣にいる人物が誰か見分けられませんでした。
レオ?サリナス?こちらがクライフォートで、右のページにいる人物はジェンティーレ?
しかし、翼はジェンティーレとはまともに闘っていませんし、一対一の相手だからGKであるサリナスがいるのも不自然……誰なのでしょう?
わかる方教えてください。
なお、ミューラーやヘルナンデスがいないなと思いましたが、上記のようにGKだから除外されたと考えます。
翼の「野生の勘」は通用し、一瞬のスピードアップでミカエルからボールを奪います。
「なにィ、あのミカエルがボールを取られたァ!」とブルーノとグランディオス(?)もびっくり。
リバウールさえ苦戦するレアルの守備の要が驚いていていいのでしょうか?
ボールを取られたミカエルの分析。
自らの右脚より一瞬早く翼の脚のしびれが収まったとのことです。
ミカエルも脚のしびれが収まったようで翼を追います。
ここで再び回想シーン。
モンセラートの裏山で10年間たったひとりで仮想敵を作ってボールを蹴っていたミカエル。
仮想敵にはペレやマラドーナ、クライフといったスーパースターが。
時には怪獣やタコ型宇宙人もいたとのことです。
少年の想像ですからね……
そして、タコ型宇宙人と同列に並べられていたのが翼。
「現実世界でも君に勝つ!」と気合を入れたミカエル。
今度はミカエルが一瞬のスピードアップで翼からボールを奪い返します。
しかし、やられたらやりかえす精神を身に着けた翼。
すかさずボールを奪い返しにいきます。
「今、ボールをキープしているのはどっちなんだ?」と解説者も混乱するせめぎあい。
両チームのイレブンたちはポカンと口を開けて立ち尽くすだけでした。

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