キャプテン翼ライジングサンFINALS 第27話「届け!!」あらすじと紹介
PKを獲得したスペイン。
蹴るのはビージャン。
まったく気づいていませんでしたが、若島津とは背番号17同士の対決です。
チャンスに湧くスペインベンチ。
しかし、ビージャンの様子が変です。
心臓が激しく鼓動し、身体はガクガクブルブル……
レフェリーに「ちょっと待ってください」とビージャン。
スペインイレブンの方へ向かいます。
ビージャンはキャプテンのブルーノに対し「緊張でとても蹴れません。俺には無理です」とボールを預けます。
驚いたブルーノはグランディオスに「おまえが蹴るか?」と声をかけますが、グランディオスもこれを拒否。
グランディオスが提案したのはやはりミカエルでした。
「成功しても失敗してもミカエルなら皆が納得する」ということでした。
皆の賛同を得て、ミカエルも「蹴らせてもらえるなら喜んで」と受諾。
「やはり、ミカエルが出てきたか」とは翼。
「相手にとって不足はねえ」と強気なのは若島津。
タケシは祈るばかりで、石崎も若島津頼むぞという表情。
場内すべてが固唾を呑んで見守る中、ミカエルのキックが始まりました。
ミカエルが走り込んだ角度、ミカエルが左足を負傷していることから、PK阻止率50%以上を誇る若島津は自分の左側に蹴ってくるとさすがの読み。
そして、その読みは当たり、若島津が懸命に伸ばした指先がボールに当たります。
しかし、弾かれたボールはポストに直撃、前方へ跳ね返ります。
一度はやったと思った日本側ですが、ミカエルが弾かれたボールに素早く反応。
誰よりも早くボレーで蹴り込み、得点ゲット。
重圧のかかる中、見事なゴールとなりました。
「まさか跳ね返りを計算していたわけではないよな?」
「まさか」
という会話が判別不可能なチームメイトの誰かとかわされましたが、これも天使のプレイというやつでしょうか?
ミカエルは「あれに反応するとはいいキーパーだ」と若島津を一応持ち上げます。
当の若島津は「せっかく読みは当たったのに」とピッチを叩き、悔しげな様子です。
とはいえ、スペインにとっては6点目。
いいGKではあるけども、6失点というのもまた事実です。
歓喜のスペインベンチおよび観客席。
落ち込む若島津を尻目にボールを取ったのは翼。
「よし切り替えていこう! 時間はまだあるもう一度追いつく! おれたちは必ず追いつくぞ!」と発破をかけるのでした。
今週はここまででした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第27話「届け!!」ネタバレあり
前回、PKを得た選手とはいえ、なぜビージャンが蹴るのだろうと疑問に思い、ビージャンが蹴るなら若島津が止めるのではないかと予想しました。
若島津が止めるフラグが出まくりでしたからね。
もちろん、こぼれ球を誰かが決めるパターンも予想していてはいたのですが、こんな形でビージャンの評価を下げ、ミカエルの評価を上げるとは思ってもみませんでした。
若島津(とそのファン)には最大限の配慮がされていたようには思いますが、意外とあっさり決まってしまいましたね。
しかし、このあと日本が追いつくのは間違いないとして、もしかすると、ジュニアユースの準決勝みたいに引き分けのまま試合を終えて、PK戦になるなんて展開もあるのではないかと思ってきました。
それなら、若島津にリベンジのチャンスがありますし、例えば、ミカエルがPKを決めるにしても、ラファエルあたりを若島津が阻止するなんてやり方もあるのではないかと。
そうすれば、「試合は日本が勝ったけども、翼対ミカエルは引き分けだった」という終わり方もできますしね。
今週、PKのワンプレイのみで一週分が終わったわけですが、見どころや密度のある週だったかなと思います。
ちゃんと余裕を持って描かれればこの漫画は面白いんだなと改めて思いました。
それと、大晦日の日に更新され、公開されたことは非常にありがたいことだと思います。
次は1月7日午前0時に更新されることを祈って、次回を楽しみに待ちましょう。
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