キャプテン翼ライジングサンFINALS 第25話「ピンチの後には…」あらすじと紹介
前回放たれたブルーノとグランディオスのツインシュート(クラシコツイン)。
ブレ球が日本ゴールに襲いかかりますが、若島津が「大丈夫だ! ブレ球だろうが、俺の正拳が真のボールを撃ち抜く!」と迎撃。
さすがはツインシュート初の犠牲者、対処に慣れている……と思いきや、若島津の手前でイエニスタが軌道を変えるワンタッチ。
これには若島津も「なにィ!?」とおなじみのセリフ。
ボールの先にはチャービが待ち構え、あとは無人のゴールにボールを流し込むだけという状態。
ニヤリと笑うブルーノとグランディオス、はじめからこれを狙っていたということでしたが、それならわざわざツインで撃つ必要があったのでしょうか?
野暮なツッコミはさておき、スペインに得点かと思われたチャービのシュートはこの位置に戻っていた三杉が間一髪ブロック。
やはり、モブキャラでは得点は奪えません。
こぼれたボールは早田がクリア。
投入直後は攻撃に回っていた三杉ですが、延長戦に入ってからは守備で活躍するようです。
そのプレイを見ていた見上さんと賀茂さんの元へ片桐さんが戻ります。
「ずいぶん長い電話だったが、日本で何か緊急事態でも?」という問いに対して、「それは試合が終わってから」という回答。
気になるところですが、あと何週かは待たされることになりそうです。
防戦一方の日本。
報道陣たちの見解はドイツ戦の激闘のあと、スペインより1日少ない休養での準決勝、疲れが足に来ているというものでした。
この状況をまずいと思っていた日向は反町に指示を出し、自分たちも守備に回ることを選択。
そんな中、翼は迷っていました。
この局面を打開するのが自分の役目とわかってはいるのですが、ミカエルのマークを外すのは危険と野生の感が告げているのでした。
しかし、そんな翼を見てか盟友岬太郎が奮闘。
オリンピック金メダルに並々ならぬ執念を燃やす岬がスペインの隙をついてパスカットに成功。
「ここはカウンターのチャンスだ!」と迷う翼を攻撃に誘います。
誘いに乗った翼はミカエルのマークを外し、攻撃参加。
黄金コンビのプレイでスペイン陣内へ攻め込みます。
対するスペインもここはまずいと危険を察知。
反則を覚悟で止めると猛烈なプレス。
この状況を見た翼は左サイドのタケシがドフリーになっていることに気づきます。
スペインの意表を突く左サイドへのパス。
「ここはチャンスだ! こちらサイドには敵は誰もいない」とタケシ。
さらに日向と反町もタケシと連携するため、再び上がって来ています。
しかし、意気込み過ぎたのかタケシはこのパスをトラップミス。
「とんでもないトラップミスだ~!」と実況が入り、本人も「えっ!?」と言っているので作戦ではなさそうです。
まるで石崎のような役割を与えられた不遇のタケシ。
この場面で今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第25話「ピンチの後には…」個人的感想
先週の予想どおり、ブルーノらのツインシュートは決まりませんでした。
若島津が普通に弾くかなと思っていたので、イニエスタが軌道を変えるのは意外でしたが。
片桐さんが受けた電話の内容はしばらく読者には知らされないことになりそうです。
片桐さんだけが連絡を受けているのだから、地震による大きな被害ではなさそうですが、地震を受けた一部地域に日本選手の関係者がいるのかもしれません。
岬父は東京で展覧会を開いているわけですから、東京地域ではなさそうですが。
もしかしたら、この漫画に異常に多い交通事故が誰かの元に訪れたのでしょうか……
タケシが入ることで、石崎以外にミスキャラが生まれましたね。
岬や三杉がボールを奪われるとファンが怒りますが、石崎やタケシならその心配はないというところでしょうか。
タケシは可哀想ですが、漫画が面白くなるならそれもありかと。
作者さんは優しいからミスをしても見せ場をまたどこかで用意するでしょうし。
もしかすると、伏兵が決勝点を取るフラグは南葛対明和の試合のようにまたタケシに与えられるのかもしれません。
試合の流れはさっぱり読めません。
話の流れ的にはスペインが先に点を取る形ですかね。
とりあえず、来週を楽しみに待ちましょう!
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