井川のヘディングシュートを防いだディアス。
まさか自分が守備でこんなに貢献するとは思わなかったと苦笑い。
そして、自分はかつて敗れた日本に対する挑戦者だと明言し、自陣ゴール前から100mにも及ぶドリブルに挑戦します。
対する日本はセットプレイで敵陣に張り付いていたため、守備が手薄です。
近くにいた早田が反則覚悟でカミソリタックルを見せますが、ディアスはあっさりかわし、それどころか、早田の足裏を蹴飛ばして、さらに加速します。
「まずい!」と焦る日本。
続いて葵が素早くディアスの動きに反応、止められないまでもスピードを落とせないかと挑戦しますが、ディアスのルーレットにあっさりとかわされます。
しかも、この際、ディアスは後ろから来ている翼と岬の動きをも見る凄さ。
たまらず若林が飛び出します。
後ろからは翼と岬が近づきますが、若林と岬が同時に飛び込んできたタイミングで、ディアスはノーモーションから鮮やかにヒールリフト。
計算し尽くされたタイミングということです。
それでも、翼が決死のダイブをしますが、これも届かず。
アルゼンチン先取点です。
歓喜にわくアルゼンチンイレブン。
やはり、若林からディアスが点を取るのは、力技ではなく、こういう形でしたね。
次回、日本の反撃が始まるようですが、はてさて……
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