キャプテン翼ライジングサンFINALS 第60話「若島津の本心」あらすじと紹介
表紙は日本代表GK3人が走っている姿でした。
まずは片桐、見上、賀茂の日本三巨頭の会話から。
「翼の奥さん、早苗夫人が……」
「危篤状態……」
合体セリフで驚く見上、賀茂のふたり。
「医師の話によると最善を尽くしたものの、ここ2、3日が山場。もし意識が戻らない場合は最悪……」
と、悲観的なことを告げる片桐。
「翼にはPK戦が終わり次第、このことを告げようと思っています」
「そして、翼が望むのであれば、即帰国の途についてもらおうと思っています」
この片桐の提案にはさすがのふたりも「えっ!」と反応。
「しかし、エアのチケットは?」と意外と冷静な見上。
「それについては翼の個人事務所マネージャーにこのことを知らせて調べてもらっている」とのこと。
前回、大川学に下された指令はこれだったのですね。
「翼が日本に戻るとしたら私も同行するつもりです」と片桐。
「なので、その場合はふたりからチームに事情説明をしてもらいたい」とも告げます。
協会の会長から現場での判断は一任すると言われたゆえの決断とのことでした。
あとのふたりもそのことに同意します。
なお、このことをマスコミには知られたくないと三人が話していますが、岩本編集長とやらが聞き耳を立てていました。
はっきりと聞こえては来ないが、記者としての勘がこれは大事だと告げている。
我が社だけのスクープになるかもしれないと野心を燃やしています。
三人はピッチに降りてPK戦を見ることを選択します。
それを見た岩本編集長がすかさず三人に声をかけ、同行したいと言い出します。
なお、この岩本編集長のサッカー雑誌は「ウルトラサッカー」という名前のようです。
ウルトラジャンプに引っ掛けてあるのですかね?
場面は変わり、会話するのはブラジルの3Rとロベルト。
ロベルト仕込みの翼のドライブシュートで試合は決まったと思ったとリバウール。
同意するロベルト。
するとリバウールはサンパウロFCでの下積み時代、ロベルトが居残りでドライブシュートを練習しているところを見ていたと告白。
ラテン気質で練習嫌いの選手も多い中、ロベルトはいつも練習を熱心にしていた。
それが日系人初のブラジル10番になれた理由だと指摘し、感銘を受けたと話します。
「だから俺もロベルト本郷の弟子とも言えるのですよ」とも。
考えてみれば、この漫画が始まったのはずいぶんと昔ですが、作品中では10年も進んでいないわけですから、ロベルトとリバウールの年齢差はそれほどないわけですね。
「へー、ふたりにはそんなことがあったんスね」とサンターナとナトゥレーザ。
なんか口調がどんどん変わっていきますね。
「こうなったら、決勝の相手は日本がいいな」と語るサンターナとナトゥレーザ。
なぜかというと、スペインが決勝に進んでもミカエルは出場できないだろうし、出て来たとしても本調子ではないだろうから、勝っても借りを返したことにならないと。
対称的にリバウールはスペイン相手がいいと語ります。
驚く、あとのふたり。
しかし、リバウールは「ミカエルのいないスペインなら楽に勝てるじゃないか」と発言。
「俺は別に名勝負がしたいわけじゃない。ただ、オリンピック金メダルが欲しいだけだ」
各種タイトルを総ナメにしてきたリバウールが唯一取れていないビッグタイトルがこのオリンピックだと。
「これを取って現役から退く、それが俺の夢なんだ」と大人な意見。
これも、またひとつの考え方ではないでしょうか。
さらに場面転換。
今度は日本ベンチです。
テーピングを巻いてもらった若島津を皆が心配そうに見つめます。
それに気づいた若島津は「ずいぶんとみんな心配そうだな」と発言。
「これから始まる大事なPK戦の前に自分のところの動けないGKが不安でたまらないという顔をしているぞ」と挑発的なセリフ。
「まあ、延長戦からの俺の動きを見ていたら気持ちはわからなくもないが」
「でも、信じてくれ。俺はPKストップには絶対の自信があるんだ」
同調したのは小学生時代PKを止められたことのある松山。
タケシもメモリーズであったエピソードを例に出し認めます。
Jrユースのときも最後ナポレオンのシュートを止めて勝ったと。
「サッカーを始めてこの方PK戦では負けたことがない。勝率100%なんだ」とミューラーのようなことを言います。
「若島津のケガに不安がることはねえ。要は蹴る側の俺たちが確実に決めていけば、俺たちが負けることはないんだ」
と、盟友らしく日向がフォロー。
その檄にイレヴンたちも沸き立ちます。
吉良監督もスペインのホームである以上、不利は変わらないが、チームワークがこれだけあるなら勝てる可能性はあると目を細めます。
強気の発言をした若島津ですが、心の声では実はこの足の状態では全く自信がないと弱音を吐いていました。
そもそも、自分の足の状態が悪くなければ、この試合はここまで長引くこともなく、もっと楽に勝てたはず。
それを責めるものはチームに誰もいない。
だから、絶対に勝ちたい。
このPK戦だけは足が折れようと選手生命が絶たれようと絶対に勝ちたい。
若島津は天を見上げ、父と兄のことを思い浮かべます。
俺たちの試合がこんなに長引くとは思ってもみなかった。
もしかしたら、兄さんの試合の方が早くに終わっているかもね。
兄さんは空手日本悲願の金メダル取れたかな……
若島津兄もオリンピックに出ていたのですね。
そんな描写ありましたっけ?
若堂流に負傷していても相手に勝つ方法ってあったっけ?
あったら今こそ教えてほしいよ、父さん、兄さん……
若島津家には女性がいないのでしょうか?
場面はマドリッドスポーツアリーナへ。
マドリード表記ではなく、マドリッド表記でした。
そこではちょうど男子67キロ級の空手決勝戦が行われるところでした。
今週はここでおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第60話「若島津の本心」個人的感想
なかなかPK戦が始まりませんが、盛りだくさんの回だったと思います。
早苗ちゃんは危篤ですか。
車田正美先生や平松伸二先生ならともかく、この漫画だけに最悪なことはないと思いますが、試合後、日本に帰るか決勝を戦うか葛藤する翼の姿を見ることになりそうです。
そして、おそらく、試合に出るでしょう。
早苗ちゃんもきっとそれを望んでいるはずだという解釈で。
松山はサッカーより彼女を選んだことがありましたけれど、翼に限ってそれはないでしょうね。
ウルトラサッカーの編集長は報道しますかね?
チームの姿を見て感動して思いとどまるような気がしますが。
リバウールとロベルトの関係も少し驚きました。
このふたりの年齢差はいくつくらいなのでしょう?
そして、若島津。
兄もオリンピックに出ていたのですね。
足の状態も気になりますが、ここまで足が痛いというからには結構決められるのは確定でしょう。
となると、誰を止めるのかが気になります。
決勝のGKはやはり若林ということになるのでしょうね。
フルメタルファントムなどを浴びて、背中から血を出すシーンがあるのでしょうか。
試合シーンこそなかったものの、濃い内容が続き、目が離せない展開になって来ていますね。
次回を楽しみに待ちましょう。


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