キャプテン翼ライジングサンFINALS 第78話「小さなテクニシャン」あらすじと紹介
前回、セルヒオ・ラムズのPKを若島津が止め、日本が再び王手の状態。
防がれたラムズにはスペインメンバーたちが駆け寄り声をかけますが、ビージャンのときに比べたら省略されています。
日本の10人目のキッカーは沢田タケシ。
意気込むタケシ。
日向が声をかけ、覚悟を確かめますが、「はい、大丈夫です!」と迷いのない返事。
それを見た日向と若島津はにっこり。
「頼むぞタケシ。誰が見てもわかるとおり、俺の足はもう限界をこえている。頼む、ここで決着をつけてくれ」とは若島津の心の声。
前回、石崎のときも同じようなことを言っていた気もしますが、若島津の限界はどこにあるのでしょうか。
ここで、ボールを手に持つタケシの回想。
「明和FCが初めて埼玉県大会で優勝したときの準々決勝、日向さんを欠いていたこともあり、決戦はPKまでもつれた」
「まだ小3だったボクはチームで唯一PKに失敗。しかし、当時は初心者GKだった若島津さんの活躍でなんとかそのあと決勝まで進めた」
「決勝は日向さんが復帰。岬さんとボクのパスも冴え渡り、大差で優勝できた」
「そのときの借りがボクにはある。今こそ借りを返すとき。今度はボクがPKを決め、若島津さんを助けるんだ!」
メモリーズにそんな話がありましたね。
小3で出場するのが大会規定に触れなかったのかというツッコミはさておき、タケシは気合充分です。
日本チームの面々も……
「あいつは最年少なのに緊張している素振りがないな」
「普段から年長者とプレイしているから肝が据わっているな」
「石崎とは大違いタイ」
などと感心しています。
吉良監督はといえば……
「ワシは明和FC時代にPKを失敗したタケシの記憶があった。だからフィールドプレイヤーとしては最後の順番にした」
「しかし、全少の予算ラウンド南葛を倒したときの決勝点はこの伏兵タケシが挙げたもの」
「PKを失敗したタケシと決勝点を挙げたタケシ、今日は果たしてどっちの目が出るんだ」
「願わくばここで決めてくれタケシ。ワシはもう心臓がもたん。このPK戦は心臓に悪すぎるぞ。一刻も早く、この試合に決着をつけてくれ」
試合途中にあった伏兵が決めるフラグ。
ついに回収されるときが来たのでしょうか。
場内は相変わらずブーイング。
ですが、タケシには動じる様子がありません。
見守るディアス、エスパダス、ピエールと言ったトッププレイヤーたちも「前の選手(石崎)とは違い、えらく落ち着いているな」と感心。
「いよいよ、決着が着く感じがして来たぞ」なんてセリフも。
主審の笛が吹かれます。
ラムズは「頼む、止めてくれカリューサス」と懇願。
「俺がこのPKを止めなければスペインは敗退する」とさすがの天才GKカリューサスも緊張。
落ち着いているタケシの作戦は「GKの動きを見てから、逆方向に蹴る」でした。
「それくらいのテクニックくらい持っている。だから、小さなテクニシャンと呼ばれているんだ」と、自信たっぷりなセリフ。
GKカリューサスはタケシから見て右に動く素振りを見せました。
それを見たタケシはすかさず左側へキック。
しかし、カリューサスが右に動いたのは上半身のみ。
つまり、フェイントでした。
すぐさま逆方向、すなわちタケシが蹴った方向にジャンプ。
右腕を伸ばし、見事シュートを手で弾きます。
さすがは世界の天才GK、小さなテクニシャンではかないません。
カリューサスも若島津に続き2本連続の阻止!
「ええっ! そんなー!」と叫ぶタケシ。
やはり神(作者)は甘くありませんでした。
ここまでエピソード満載でお膳立てして、いかにも決めるかのような形に持っていきながら、一気に落とすというこのやり方、さすがです、高橋先生!
石崎とタケシはそういう役割ですか。
阻止したカリューサスとスペインメンバーは当然大喜び。
会場のボルテージも上がります。
一方のタケシは「し、しまった、見事にGKのフェイントに引っかかってしまった……」と石崎と同様へたり込みます。
「ごめんなさい若島津さん! 今度こそ若島津さんを助けようと思ったのにー!」と号泣。
ですが、若島津は大人です。
「気にするなタケシ! 外したくてPKを外す奴は誰一人いないんだ!」と、なんとなく小泉構文を思い出すような、ごもっともな慰め。
「どこかに逃げてしまいたい気分だろうが、おまえも早く石崎と同じように胸を張って堂々とみんなの元に戻れ!」と声をかけます。
タケシは号泣しながらも胸を張って皆の前に戻ります。
当然、責める者は誰一人いません。
「ドンマイ、ドンマイ!」
「おまえも石崎同様ヒーローになり損なったな」
などと、スポーツ漫画のお手本のような慰め。
これで、PK戦は10人目まで終了。
残すはGK同士の対決になります。
果たして、11人目で決着が着くのでしょうか?
というところで、今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第78話「小さなテクニシャン」個人的感想と予想
今回も決着が着きませんでした。
引っ張りますね……
10人目まで行ったら、この際11人目まで行こうかという感じでしょうか。
他の漫画にも11人目までPKというエピソードはあるのですかね?
私は見たことがありません。
普通は思いついても描きませんよね……
しかしながら、個性豊かな人気キャラが多いこの漫画だからこそ、描ける展開かもしれません。
ひとりひとりのキャラを掘り起こせますしね。
失敗となりましたが、今回の話はタケシファンにはたまらないのでは?
次は若島津対カリューサスです。
キックには定評のある若島津ですが、足を痛めています。
限界を超えているといいながらも、なんとかしているわけですが、次はどう描かれるでしょうか?
ミカエルのようにケンケンをして蹴るのでしょうか?
カリューサスのキックに対しても、どう防ぐのでしょうか?
ゴールに背を向ける戦法も、もはや通じないと思いますが、それ以上の技があるのでしょうか?
個人的には久々に三角飛びを見たいですね。
若島津で決まると思いたいですが、もしかしたら2週目に入ったりして。
もはや、予想がつきません。
来週を楽しみに待ちましょう!



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