今週のキャプテン翼5/22 天才三杉淳、生存確認

キャプテン翼ライジングサン
記事内に広告が含まれています。

前回、シュナイダーの強烈なシュートを心臓に受け、幽体離脱状態となった天才、三杉淳。
魂ははるかスタジアムの上空まで天使に囲まれて上昇し、もはや神の元へ行くだけでしたが、三杉自身がその事実に気づき、「いやだ、まだボクはサッカーがしたい」と抗おうとします。

それが見えていたのかどうかは定かではありませんが、スタンドにいたミカエルが「やめろ、彼を連れて行くな!」と白目を向いて絶叫します。
すると、なんと天使が消えていき、三杉の心臓が再び鼓動、左手が心臓マッサージを続ける翼の手をつかみます。
意識を取り戻した三杉は「受け身が取れず、頭を打って意識を失ってしまった。翼くんが勘違いして心臓マッサージをしてしまったけれど、大丈夫です」と、何語でかわかりませんが、審判に説明し、ごまかします。
翼にはウインク。
さっきまで心臓が停止していたかとは思えない頭のキレ。
さすが医者を志していることもあり、頭脳も天才です。

ルール上、担架が来たことで、一度ピッチの外に出なければならないようで、三杉は自分で歩いてピッチから出ます。
まったく元通りになった感じですが、医学的にこういうことってあるのでしょうか?

残り時間は3分+アディショナルタイム。
ドイツはシュナイダーの指示で、全員守備を選択します。
さすが、誰よりも負けを嫌う男シュナイダー。
三杉を殺しかけたあととは思えない冷静さです。
陰のキャプテン、カルツも「確かに猛攻をかけてくる日本に対し、中途半端な攻めは危険だ」と賛同します。
しかし、キーパーが森崎である以上、攻めに出るほうがいいと思うのは私だけでしょうか。

ここで、場面転換。
医務室で気を失っていた弥生ちゃんが目を覚まします。
弥生は白目を向いた三杉の身体から心臓が膨れだし、爆発する夢を見ていました。
この漫画らしからぬグロテスクな絵でした。

場面は再びスタジアムへ。
日本の猛攻を凌ぐドイツはシュナイダーがボールを大きくクリア。
シェスター、マーガス、ゲーテらも守備に参加しています。
ボールがサイドラインを割り、ここで三杉が再びフィールドへ。
さすがに審判も「君のプレイに危険な兆候が見られたら、試合に参加させない」と警告します。
日本ベンチでは沢田タケシが、「いいんですか監督?」と吉良監督に問いかけます。
吉良監督は難しい表情で「交代枠がないから三杉を下げられない。延長になったら交代枠がひとり増えるからそれまでなんとか無事でやってくれれば……」とのこと。
この試合、延長になると交代枠がひとり増えるルールだったようです。失念していました。
しかし、吉良監督は延長になると読んでいるのでしょうか。
まあ、時間的に仕方がないと思いますが。

早田のスローインから試合再開。
ボールは翼に渡ります。
翼が闘志をむき出しにしています。
ゴールから遠い位置のようですが、カルツは「しまった! こういうときに一番燃えるのがあいつだ。ワシがマンマークしておくべきだった!」と、さすがにドイツ陰のキャプテンらしい反応を見せます。

しかし、翼はすでにシュート体勢。
「堅いドイツ守備陣を突破するにはロベルト直伝のこれしかない!」とドライブシュート。
いつまでもドライブシュートに頼ってばかりいられないといっていたような気がするのですが、この試合のことでしたっけ?
長い試合になってきたので忘れてしまいました。
フライングなのか、ノーマルのドライブシュートなのかは不明ですが、果たしてこのロングシュートはミューラーに通じるのでしょうか?

今週はここでおしまいでした。
次回、日本の猛攻が始まるらしいです。
翼のドライブシュートがミューラーの左腕を破壊して決まるというのが一番面白くないパターンですね。
予告を見る限り、一発で決まることはなさそうですが、シュートに見せかけて、実はドライブパスだったというパターンでしょうか。
となると、日向あたりが合わせるのが考えられますが……
ドイツのDF陣は長身揃いのはずなので、タイガーボランあたりがブロックして、こぼれ球を新田が……なんて展開もありえそうですが、個人的には三杉のオーバーヘッドが最後に決まってほしいかな。
そして、同点になるものの、心臓がドクッと反応し、三杉は延長で誰かと交代と。
しかし、交代といっても誰と交代することになるのでしょうか。

同じセンターバックなら次藤ということになりますが、松山をDFに下げて、沢田や佐野を入れるという可能性も。

ミューラーの腕がどこまで保つかもポイントとなりそうです。
ミューラーの腕が完全に駄目になって交代ということになれば、ドイツ第2のキーパーシュタインの登場となり、森崎とノーガードの撃ち合いになるか、それとも、森崎が活躍する夢のPK戦なんて可能性も……
どうなるかは作者のみぞ知ることですが、予想できない展開に久々にワクワクしている私がいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました