今月のキャプテン翼4/4 第1話「後半開始!!」ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
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キャプテン翼ライジングサンは今回より「THE FAINAL」という副題がつくようになりました。
そのため、今回が第1話ということになります。

まずはガンビーノさん夫婦の会話。
急な仕事が入って、試合を見終わったらセビージャに飛ばなくてはならなくなったそうです。
何かの伏線でしょうか。

競技場では日本対スペインの後半戦開始です。
まずはセンターサークル上のボールを日向が下げます。

ボールは翼の元に。
すると、いきなり翼はセグウェイドリブルに。
「ミカエルを挑発するような」という実況が入ります。

「このセグウェイドリブルをしてひとつわかったことがある」
「ボールの上に乗ることによってわずか数センチだが目線が高くなる」
「そのことによって視野が広がり、いつもより広く周りの状況が読み取れるようになる」
以上は翼の心の声です。
ミカエルはそこまで考えて、このドリブルをしていたのですかねえ……

一瞬、動揺している様子を見せたミカエルをトーレスとライールのFWふたりが制します。
「ここは俺たちに先に行かせろ!」と翼めがけて襲いかかるふたり。
ダブルタックルにいきます。

こういうタックルは簡単にかわされるのがこの漫画のお約束ですが、FWのふたりは少し考えていたようです。
実は時間差でしかけたタックルであったようで、ひとりがかわしてももうひとりが仕留める仕組みになっていました。

しかし、翼相手にいまさらそんな技が通用するわけもなく、翼はジャンプしてかわすと同時にバックパスを出していました。
ボールは後ろにいた岬へ。
翼はふたりをかわし前線へ。

「えっ、翼がFWの位置に!?」
「FWの新田が中盤に下がっている!」
「日向と翼のツートップなのか!?」
などと、報道陣たちが驚いています。

前線に上がっていく翼にはすかさずミカエルがマークにつきます。
ボランチの位置に下がっている岬は「自分と翼くんとの関係が横から縦に変わる。でも、ボクたちのコンビプレイはかわらない」という心の声。
岬は翼に縦のループパスを送ります。

翼とミカエルはともにボールに向かってジャンプ。
互角のヘディングでぶつかったところで「セミファイナル 後半開始」と大文字が書かれ、2ページ見開きとなっていました。

互角に見えたヘディングですが、翼は左手を伸ばしてミカエルの胸を軽く押し、空中で反転、ボールをキープします。
それを見ているロベルトが「翼!」と驚いています。

翼が珍しくラフプレーまがいの行動に出たことを驚いたのかと思ったのですが、さにあらず。
「腕で相手を押したら反則になるけれど、先に手を伸ばしておいてそれに相手がぶつかってきた場合は反則にならない」
「これがブラジル流マリーシア、ロベルトに教わった技だ」
翼によるとそういうことらしいです。

ここで回想シーンが入ります。
翼が中学卒業後、ブラジルに渡った直後のことです。

そこで一番初めに教わったのがこのブラジル流1on1という後付設定。
「かかってこい」というロベルトに対し、翼は「眼の病気で激しい運動は止められているんじゃ……」と答えます。

それに対してロベルトは
「おまえとの一対一は激しい運動には入らないな」
「中学出たての若僧が元ブラジル代表10番をなめるなよ」
という大人の発言。

それから毎日通常のチーム練習が終わったあとも翼はロベルトと練習を繰り返したとのこと。
時にはロベルトが反則っぽいプレイも見せました。

「今のプレイは反則では?」という翼に対し、
ロベルトは「ああそうだ。だが今のプレイが審判に見えなかったらどうだ? 審判のフエが吹かれなければ今のプレイもファウルにならないんだ」
とこれまた大人の意見。

「自分勝手にプレイの判断をするな」
「フエが鳴るまで必ずプレイを続けろ」
「そしてやられたらやり返せ」
「シャツを引っ張られたら、おまえも引っ張り返せ」
「それがブラジル流マリーシアというやつだ」
と語ったあとにウインク。

「綺麗事だけのサッカーはここでは通用しないぞ」
「食うか食われるか、死ぬか生きるか、そういうサッカーがここブラジルでは毎日繰り広げられているんだ」
「絶対にひるむな。弱みを見せるな」
「相手のスキを突き、想像できないプレイをしかけろ」

ごもっともなんですけれども、ワールドユース編やらラ・リーガ編でそんなプレイを翼はしていましたっけ?
今までの相手は翼がそこまでしなくても勝てたというふうにひねくれた見方もできてしまいますが……

そもそも、そういうサッカーは小学生時代の日向小次郎がしていましたよね?
それを否定していたのが翼だったのでは……

場面は競技場に戻ります。
後半戦に入る前に翼はロベルトとの一対一のことを思い出していたそうです。

ミカエルとのつばぜり合いを制した翼は着地した瞬間、ミカエルの股下を抜くミドルシュート。
世界最高レベルのDFブルーノが驚くプレイでしたが、股を抜くプレイは人気キャラには通用しないのもこの漫画のお約束(唯一の例外はWY編の若島津)。
ミカエルは素早く反応し後ろ脚でこれを払います。

「相手の想像できないプレイをしたはずなのに……」と驚く翼。
一方、ミカエルも「意表を突かれた、危なかった」という心の声です。

こぼれ球は左SBのデル・オレノが拾います。
スペインはここからショートパスの連続でつないで組み立てるいつものプレイ。

翼とミカエルはお互いにニヤリ。
「ワクワクする対決が始まったんだ」とのこと。

それを見るロベルトは「この後半、ふたりの対決はきっと……その激しさを増す」
と、まるでドイツ戦でのミカエルのような見立て。

ドイツ戦は確かに後半怪我人続出の激しい展開となりましたが、スペイン戦もそんな流れになるのでしょうか?

そんなこんなでライジングサンTHE FINALの第1話は終わりました。

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