キャプテン翼メモリーズ4「最強明和FC伝説」vol13 ネタバレあり

キャプテン翼ライジングサン
記事内に広告が含まれています。

今月のあらすじ

「さいたま少年サッカーフェスティバル」に出場中の明和FC。

日向抜きでベスト8にまで進出しますが、試合開始時間になっても肝心の日向が登場しません。

「ここから先は強豪チームばかりなんだぞ!」と上級生たちに責められるタケシ。

「仕方ない、今いるメンバーでなんとかするしかないだろ」と指示する吉良監督。

場面は変わり、明和町商店街。

フードフェスタ最終日。

ここまでの3日間大盛況だった模様で、この日が終わったらボーナスを弾むぞとのこと。

「本当はみんなとサッカーしたかったけど、ボーナスももらえるみたいだし仕方がないな……」と、涙目になりながらつぶやく勤労少年、日向小次郎。

ビールケースを黙々と運ぶ姿は不憫です。

再び場面は試合会場へ。

エース日向を欠いた明和FCはチグハグなプレイを連発。

ついに後半13分にはコーナーキックから反則気味のプレイで失点。

若島津への反則ではないかとアピールしますが、審判の判定は「ノー」。

「今大会はここまでかのう……」とあきらめ顔の吉良監督。

そんな中、ひそかに闘志を燃やす男がひとり。

岬太郎少年でした。

父の一郎氏が試合観戦に来ていることに気づきます。

ここで少し回想シーン。

父から明和FCのことを聞かれた太郎少年は「攻撃に特化した面白いチーム」と答えます。

ウレタンで作った人形をスライディングでふっとばす練習をしているとも話します。

「これが明和FCスライディング部隊じゃ!」と一升瓶を片手に笑う吉良監督。

アニメではお茶に変えられていましたが、漫画では酒瓶を維持です。

ありがとう高橋先生。

ところで、以前は「明和特攻スライディング部隊」じゃありませんでしたっけ?

記憶違いかな……まあ、細かいことはどうでもいいですね(THE松田風)。

面白いチームに興味を示した岬父は暇ができたら試合を観に行くと約束していたのでした。

放浪の画家だから、時間に融通がききそうな気がするのは私だけ……?

場面は再び試合へ。

チームメイトたちが浮足立っているのを見て、岬は自分ひとりで切れ込む作戦を取ります。

おそらく、愛読者なら誰もが同じことを思っていたことでしょう。

岬は華麗なドリブルで3人をかわし、敵陣に切れ込みます。

場面は再び商店街へ。

働く小次郎少年に対し、トラック運転手の丸岡のおっちゃんが「おまえこんなところで何をやってんだ!?」と声をかけます。

「おまえ、今日は大事なサッカーの試合があるんじゃないのか?」

「なんで小学生のおまえがこんなところで働いているんだ? 死んだおまえの父ちゃんはおまえの試合を観るのが何よりも楽しみだったんだぞ」

なお、商店街のおっちゃんたちは今日がサッカーの試合の日だという事情を知らなかった模様です。

下を向く小次郎少年の姿を見て、商店街のおっちゃんたちはフードフェス終了を告げます。

「ワシらは小次郎をサッカー場に届けるぞ」

「小次郎率いる明和FCはおらが町のサッカークラブなんだ」

「そういうことなら俺たちも店を閉めて応援に行こうじゃないか」

「三日間働き詰めで嫌気も差していたしな」

商店街のおっちゃんたちも粋な「漢(おとこ)」たちだったようです。

さすがにフードフェスを全部やめるのはどうかとも思いましたが、細かいことはどうでもいいでしょう(THE松田風)。

試合会場では岬が相手全員を抜く勢い。

最後、巨漢の選手が身体を寄せてラフプレイ。

岬はバランスを崩します。

「おい、それはファウルじゃ? PKじゃないのか?」

倒れそうになる岬ですが、クレバーな岬は「今日のレフェリーの判断だとファウルを取ってくれないかもしれない……」と冷静な判断。

体勢を崩されながらも左脚でシュート。

これが相手のゴールに見事突き刺さります。

試合終了間際の値千金のゴールでした。

初めから岬ひとりで抜きにかかればよかったのになどと突っ込んではいけませんね。

しばらくして、丸岡のおっちゃんらに連れられ小次郎少年が到着。

試合はPK戦に入っていました。

4人目の段階でタケシが相手にコースを読まれ失敗。

後の天才GK若島津も、この時点ではPKに不慣れでまだ一本もシュートを止められていませんでした。

「頼む、若島津、止めてくれ! この試合に勝ってくれないと俺の出番が!」と必死で声をかける日向。

少し自己本位のような気もしますが、そこは少年特有のエゴかと。

日向の頼みには弱い若島津。

その声を聞いて、PKだと相手が蹴ってから反応していては遅い、ある程度ヤマを張るかと判断。

相手4人目のキック。

若島津はあらかじめ左側に動きますが、これが早すぎる動き。

相手に「ラッキー」と真ん中に蹴られてしまいます。

万事休すかと思われたそのとき、若島津はゴールポストをキック。

「若堂流三角蹴りディフェンスだ!」と後の三角とびディフェンスの原型となる技を初披露。

見事にこのシュートを止めます。

ここで今回はおしまいでした。

個人的感想

日向の出場シーンこそありませんでしたが、若島津の三角とびにはシビれるものがありました。

タケシは相変わらず不憫な役ですね。

個人的には岬との連携をもっと見たかったですが、それは次回のお楽しみですかね。

このメモリーズ、最強明和FCも次回で最終回です。

きっと次回は5人目のキックを岬が決め、若島津が相手を止めるのでしょう。

そして、準決勝と決勝は日向が点を取りまくるシーンが見られるのではないかと。

岬とのお別れのシーンまで描かれますかね……

”最強”明和FCという割には苦戦しているような気もしますが、まあ、次回を楽しみに待ちましょう。

高橋陽一先生が第一線からの引退を発表されましたが、このメモリーズは定期的に描いてもらえないものですかね?

過去を改変しすぎという声もありますが、ディアスとかピエールとかミューラーとか、もっと色々な選手の生い立ちやスピンオフを見たかったです。

当初はそういったものが見られると期待していただけに終了が惜しまれます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました