第12話「黄金世代の怒涛オフェンス!!」あらすじと紹介
前回、空中合体スカイラブにより飛び上がった佐野。
高い打点からヘディングシュートに行きますが、なんとミカエルは胸でブロック。
ミカエルはポストを蹴ったとはいえ、スカイラブより高く飛んだわけですね。
スカイラブの意味が……
空中合体までしたのに……
しかも、空中で体勢を崩した佐野をミカエルは抱えこむように着地。
中学時代、バランスを崩して落下した翼を松山が支えたシーンを思い出しました。
「グラシアス」とお礼をいう佐野。
「ドウイタシマシテ」と日本語で返すミカエル。
悪魔モードに入っているものの、優しさは捨てていないミカエルだとのこと。
とはいえ、ボールはこぼれています。
次なる伏兵は誰かと思いきや、コーナーキックを蹴った翼が真っ先に反応。
ミカエルも「これは久々に一対一か?」とすぐさま反応。
他の選手たちは一体何をしているのでしょう?
翼とミカエルはゴールポストを蹴って、空中へ。
だから、スカイラブの意味が……
ここまで何秒かかったのかわかりませんが、ボールは長いこと空中に飛び上がったままだったようです。
見開き2ページを使って、空中で翼とミカエルがオーバーヘッドで激突。
互角の衝突に見えましたが、テレビ観戦中のナトゥレーザとサンターナが「違うぞ!」と絶叫。
ワールドユース編決勝のシーンで翼がナトゥレーザを出し抜いた二段オーバーヘッドを思い出していたのでした。
予想どおり二段オーバーヘッドにいった翼。
しかし、ミカエルの左脚が一瞬早く、ボールを蹴り出し阻止します。
ミカエルも二段オーバーヘッドを読んでいたのでした。
ここでもミカエルに上をいかれる翼です。
「そんな、ここまでやっても俺たちはスペインゴールを割れないのか!」と嘆く日本ベンチ組。
着地した翼はミカエルを一対一で倒すしか方法はないのか……と考えます。
ミカエルも「やはりボクたちは一対一をやる運命だね」とやる気十分です。
しかし、そんなふたりの思惑に対し、「まだだ」と意気込むふたりがいました。
猛虎・日向小次郎と北の荒鷲・松山光です。
「ミカエルがクリアしたこのボール、俺たちが直接狙える!」
次藤と佐野に道を開けるため下がっていた日向と、最初からカウンターに備えて下がっていたという松山が見開き2ページを使ってボールに走り込んでいます。
そしてふたり同時にシュートの体勢。
愛読者におなじみ、ツインシュートの体勢です。
前回、特訓中の日本選手を紹介する際、日向が松山に声をかけるシーンがありましたが、やはりこのシーンへの伏線だったようです。
「翼と岬のHTSのような大技は無理かもしれないが、俺のタイガーショットとおまえのイーグルショット、合わせてみたらどんなシュートになるか試してみないか」と話しかけていたとのことでした。
実況がなぜか「かつて犬猿の仲と言われたふたりですが……」と裏事情に詳しいコメントをしますが、ここは夢の合体。
「イーグルタイガーショットだー!」とこれまた見開き2ページでツインシュートが放たれます。
松山が右脚、日向が左脚でした。
夢の合体必殺シュートがスペインゴールを襲う……というところで今週はおしまいでした。
最後も見開き2ページだったのですが、見た感じカリューシャスは構えているようでした。
あと、コースは空いているものの、飛び込めそうな選手がふたりほどいるようにも見えました。
さて、どうなるか。
第12話「黄金世代の怒涛オフェンス!!」個人的感想
今週は大ゴマが多く、分量としては少なく感じました。
イーグルタイガーショットについては予想通りという感じですかね。
前回伏線がありましたからね。
しかし、かつては奇跡のシュートだったツインシュートも安くなったものですね。
このシュートも決まるでしょうか?
私の予想はブルーノかグランディオスが体を張って止めようとするのをふっとばし、こぼれダマになるという流れです。
そこをまた別の伏兵が飛び込む流れかと。
私の予想では決勝点を取る本命は松山だったのですが、この流れだと外れそうですね。
若島津か石崎が有力になってきました。
若島津には最後、三杉とともにミカエルの猛攻を防ぐという見せ場がありそうなので、となると石崎でしょうか。
顔面ヘッドが決勝点……あまり美しくないような気もしますが、そこは神(作者)の采配次第ですね。
それにしても引っ張る展開ですね。
今は次回予告がないのでどこまで引っ張るのかさっぱりわかりません。
松山と日向の因縁もいつまで引っ張るのやら……
とにかく、次週を楽しみに待ちましょう。
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