キャプテン翼ライジングサンFINALS 第29話「悪魔の儀式」あらすじと紹介
日本ゴール前での翼とミカエルのオーバーヘッドキックによる激突。
互角に見えましたが、ミカエルは翼による迎撃を予想していました。
初めから二段構えのキックを用意していたのでした。
とはいえ、翼得意の二段オーバーヘッドというわけではなく、空いていた左脚でボールを下に落とします。
その位置にはミカエルの盟友ラファエルが走り込んでいました。
「しまった!」と焦る翼。
しかし、ミカエルにラファエルがいれば、翼には岬がいます。
ラファエルのシュートを右脚でブロック。
再びボールは上空へ舞い上がります。
翼、ラファエル、岬の三人がもつれあう形となり、ミカエルだけが都合よく綺麗に着地します。
そして、ミカエルがすかさずオーバーヘッドキックの体勢に。
ロベルトが「まずいぞ!」と叫びます。
ここで、わずかなミカエルの回想シーン。
翼とナトゥレーザの対戦を見て再びサッカーを始めたミカエル。
翼のことを調べているうちに、オーバーヘッドキックが翼にとって特別な技だとわかったとのこと。
そのため、この技で翼を超えるのが目標だと、密かに木にボールをぶらさげ、マットレスを敷いて練習していたのでした。
まるで一種のストーカーのですが、要は自分の得意な技で上を行かれる屈辱を味わえというサド公爵を思わせる悪魔のプレイでした。
今週のタイトルの「悪魔の儀式」というのは、このことだったようです。
「俺が最初に教えた技、その技でおまえはミカエルに敗れてしまうのか……」と、嘆くロベルト。
しかし、この位置に現れたのが三杉。
華麗なるジャンピングハイキックでシュートブロック。
「淳!」とおなじみのセリフで弥生もワイプ出演。
「キャプテン翼くんは言った。追加点は絶対やってはならないと! だからここは日本を代表してボクが止める!」と使命感に燃える三杉。
どうせなら、もうひとりのオーバーヘッドの使い手ということで、オーバーヘッドで阻止して欲しかった!
「翼くんと並ぶ、日本もうひとりの天才ジュン・ミスギ」とミカエルも認識しています。
「しかし、こんなことではくじけない」
「君たちふたりのその上を行く!」
とミカエルは再び綺麗に着地。
三杉はブロックした余波で背中から落ちます。
「君たち二人のさらに上を行く天才、そのことを今証明してみせる!」
大天使ならぬ大天才ミカエル、三度目のオーバーヘッドキック体勢に入り、今週はおしまいとなりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第29話「悪魔の儀式」個人的感想
今週も得点シーンなどありませんでしたが、盛り上がる展開だったとは思います。
特に、一時的とはいえ、三杉がシュートブロックしたシーンには感激しました。
先述したとおり、どうせならオーバーヘッドで阻止して欲しかったですが。
それでも、天才として扱われたことはうれしかったです。
翼にはきっとリベンジのシーンがあるのでしょうが、三杉にも用意してほしいですね。
さて、来週どうなるかの予測ですが、若島津が防ぐパターンがまず考えられます。
前回、PKを止めるかと思ったら、決められてしまいましたので、すぐにリベンジという流れもありかと。
ミカエルにもいいGKだと褒められていましたしね。
次に考えられるのが伏兵による阻止、例えば石崎の顔面ブロックとかどうでしょう?
凡人が天才を出し抜くこともあるんだぞ!という流れも面白いかもしれません。
しかし、私の予測では、ここもミカエルのシュートが決まる率が高いのではないかと思います。
前回、「ここで決められたら相当きついぞ」というナトゥレーザのセリフがありましたが、あえてそうすることで翼たちを絶望に追い込んで盛り上げる手法を先生は取られるのではないでしょうか?
読者もここからどうやって逆転させるんだとハラハラして楽しめますしね。
ただ、もはやサッカーとは思えないスコアにさらになってしまいますが……
対スペイン戦、まだまだ終わりそうにないですが、来週を楽しみに待ちましょう!
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