キャプテン翼ライジングサンFINALS 第36話「やっぱりこだわる!!」あらすじと紹介
ボールを受けたものの、ミカエルの密着マークで動けない翼。
傷口はズキズキと痛む模様です。
それを見た岬がフォローに来ますが、翼の選択はミカエルとの一対一。
こだわると言ったり、勝利のためこだわりを捨てると言ったり、翼も移り気です。
至近距離でのフェイントの応酬から、激突。
ボールは宙に浮きます。
ジャンプした両者がヘディングで激突。
両者ともに一対一に勝たないとこの試合勝てないと天性の勘で感じているとのこと。
互角に見えた激突ですが、足を痛めているミカエルよりやや翼が高く飛べていました。
負傷中、情けをかけてもらっていた翼ですが、ここは情けをかけてはミカエルに失礼と身勝手な解釈。
そのまま押し切ってボールをキープします。
ドリブル体制に入る翼。
対決に負けたミカエルですが、それでもしぶとく食い下がります。
そんなとき、ドリブル中の翼がいきなり体勢を崩します。
脳震盪の影響が残っているのかと一瞬心配するミカエル。
体勢を崩しながらも翼は右脚で左サイドへロングパス。
そこには誰もいないかと思われたのですが、ボールはバウンドしながら方向を変えて行き、見事、左サイドを走っていた早田へとつながります。
ドイツ戦でミューラーからゴールを奪った「ラ・コルーニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット」でした。
私などはすっかりその存在を忘れていましたが、さすがに作者様は忘れておられなかったようです。
この展開にミカエルは呆然。
翼の視野の広さ、体勢を崩したふりをしたこと、勝つためにベストと考えて一対一をあっさり捨てたことに感服していました。
情けをかけていては翼に勝てないとこちらも考えます。
悪魔モードに再び入るときが来るのでしょうか?
ボールを受けた早田にはパジョルが近づきます。
前半残り時間が少ない中、一か八かのクロスを上げるかと考えますが、ゴール前の日向と反町には当然マークがついています。
カミソリクロスに関してもスペインは研究しています。
「早田さん、一旦ボクに!」
声をかけたのは投入後、イマイチなタケシでした。
パスを受けるタケシ。
どうするのかと思ったら、翼にパスを戻します。
もちろんミカエルのマークがついています。
つまり、また一対一の形。
場所が中盤からゴール前へと変わっただけ。
タケシは何をしたかったのか……翼がミカエルに勝つしか、勝機はないと考えてのプレイだったのか?
よくわからないまま今週はおしまいとなりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第36話「やっぱりこだわる!!」個人的感想
今週もつなぎの回というべき展開でしたが、タイムボムのような変態技はなく、普通の個人技で争ったのはサッカー漫画らしくて良かったかなと。
存在をすっかり忘れていた水切りショットには驚きましたが。
これでゴールを狙う展開がもう一度あるのですかね?
翼とミカエルの一対一は行き過ぎていて、正直もう食傷気味なところもあります。
宇宙規模の対決になっていましたからね。
贅沢な望みかもしれませんが、他のプレイヤーたちにパスを回すとか、三杉や岬がミカエルに挑むなんて流れも見たいかなとも思います。
あっさりミカエルにボールを奪われると悲しいですけどね。
この流れだと、このあと延長前半の間に1点取りそうな勢いではありますね。
試合展開はまったく読めませんが、同点のままPK戦になるのではないかという説をとりあえず唱えておきます。
それにしても、すっかりネーム連載に慣れてしまいました。
違和感をまったく感じなくなりつつあります。
これは漫画界のコペルニクス的転回かもしれませんね……
とりあえず、来週を楽しみに待ちましょう!
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