キャプテン翼ライジングサンFINALS 第54話「サッカーの神様は…」ネタバレあり
前のめりに転んだミカエル。
ボールは前に転がり、そこに岬が走りこみます。
岬がボールを奪えば日本の勝利は決定的ですが……
しかし、ミカエルにとってもボールはトモダチ。
誰にも渡さないと、四足歩行動物のように両腕を利用して前に低空飛行ジャンプ。
岬が到着する直前に追いつき、地面スレスレでヘディングを放ち、パスとして繋げます。
このとき、地面を少し削っていたようで、「名付けて雷獣パス」などと軽口。
こんなときでもジョークは思いつくんだなと自虐。
ボールはフォローに戻っていたラファエルの元へ。
ラファエルはミカエルの代わりに俺がドリブルで切れ込んでやると意気込みます。
右サイドライン際をドリブルするラファエル。
しかし、時間がないため、他のメンバーたちはゴール前へのクロスを要求。
それを聞いたラファエルはクロスの体勢。
そこに滑り込んで来たのはカミソリファイター早田。
ラファエルは一度目のタックルをかわし、ジャンプして突破することを選択。
しかしながら、ラファエルが知っていたかは疑問も早田のカミソリタックルは二枚刃。
反対の脚を上げて、ボールを奪いに行きます。
ですが、このタックルがラファエルの脚に入ってしまい、審判のフエ。
早田、かつてのジュニアユースフランス戦を思い出させるような反則です。
レッドカードではなかったものの、結果的にスペインにいい位置でのフリーキックを与えることになってしまいました。
ざわつくスタンド。
おそらく、この試合最後のプレイ。
立ち上がったミカエルは「神様はボクにまだ闘えというのか」と一度は嘆きますが、「いや、闘わせてくれているんだ」と感謝し直します。
脚を引きずりながら歩くミカエル。
一方で日本はここで治療を終えた翼が、都合よくフィールドに戻ります。
30秒くらいで止血できたのでしょうか、早いですね。
この試合のクライマックスに相応しいお膳立て。
スペインの観客たちは座っている場合じゃないと、総立ち。
大声援で最後の応援。
一方、入院中のミカエルのおばさんはどこかに持っていた写真をテレビにかざします。
「天国にいるミカエルの両親にも見せてあげたいと思ってね」とのこと。
ミカエルの良心はもうこの世にはいないようです。
スペインのフリーキックはヴァレロンが蹴ります。
この試合、グランディオスやブルーノより活躍しているのではないでしょうか?
「今のおまえに蹴るのは無理だろ」とヴァレロン。
納得するミカエル。
しかし、こっそりと「ボクは日本ゴール前、中央からファーに抜けます。そこにお願いします」と伝えます。
スペインから見て、ペナルティエリアのわずか外、右前からのフリーキック。
ミカエルがゴール前に向かったところで今週はおしまいでした。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第54話「サッカーの神様は…」個人的感想
個人的にはミカエルらの猛攻を翼抜きの日本勢がどう防ぐかを見たかったのですが、三杉や松山がミカエルに向かうシーンがなかったのが残念でした。
あっさり翼もフィールドに戻りましたし。
こうなると、最後はミカエルと翼のクロスプレイがあるというラストですかね。
オーバーヘッド同士の激突か、お互い高く飛べないならボレーか。
ファーに抜けるということは、誰かに折り返す可能性もありますが、はてさて……
ラストは石崎の顔面ブロックか、若島津の三角とびか、三杉のオーバーヘッドクリアか、そんなところに期待するところです。
スペインが同点に追いついてPKになっても面白いと思いますけどね。
今週はなんだかミカエルが主人公に見える回でした。
来週をハラハラしながら待ちましょう。



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