前回、日向と岬によって放たれたジャンピングボレーツインシュート。
日本ベンチは全員が口をあんぐりと開けて、決まることを願います。
しかし、対するミューラーはというと、かつての大岩が落ちて来る中、ボールを確保した特訓を思い出し、冷静にシュートを見極めパンチング。
コーナーキックに逃れます。
岬と日向のツインシュートだったので、キック力の差でカーブするかと思っていたのですが、誰かとコンビプレイをするときの岬は格段にパワーアップするようです。
日本のコーナーキック。
翼が岬を促しボールに向かいます。
ふたりのコンビプレイで切れ込む作戦です。
翼のマンマークについていたカルツもコーナーキックであるため、ルール上離れるしかありません。
それも翼の狙いでした。
ショートコーナー。
翼から岬へパス、そしてすぐに翼へ。
このときカルツは岬に身体を入れられるスクリーンプレイであっさりおきざりにされます。
「しまったあ!」とカルツ。
見ていたシュミット兄弟も「カルツがあんな簡単にかわされるなんて!」とびっくりです。
とにかく切れ込む黄金コンビ。
そこに、かつての明和特攻スライディング部隊を思わせるドイツ特攻スライディング部隊が迫ります。
見た限り、マーガス、シェスター、ゲーテがいました。
モブキャラふたりはマガトゥーとハインでしょうか?
ですが、翼と岬のコンビには通用しません。
パスワークと軽いステップでかわされていきます。
一応、「ペナルティエリア内なので、ドイツも鋭いタックルにいけないんだ」とフォローがされています。
岬にシュートコースが見えました。
岬の判断ではミューラーは左側のシュートにもう対処できないはずだと。
翼のパスを受けた岬、珍しく自分からシュートに行きます。
しかし、そこにいたのはシュナイダー。
守備はあまり上手くないなとリバウールに言われていたシュナイダーですが、ここは見事にシュートブロック。
なおかつ、反対の脚でクリアします。
そして、このボールがいつの間にか左サイドを走っていたゲーテの前に転がるのでした。
日本一転してピンチです。
試合時間は残り4分……待て次号、と思ったら、なんと10/2まで、作者取材のため休載とのこと。
ドイツ戦くらいは終わらせてから休んで欲しかった!
さて、休載のほうはともかく、このゲーテのプレイをどうやって日本は止めるのでしょう。
描写がないので、誰が守備に残っているかわかりません。
もちろん、時間稼ぎのためにゲーテがボールキープに入る可能性もありますが、キーパーが森崎だけにシュートに行くことも十分ありえます。
個人的予想では石崎です。
顔面ブロックになるかどうかはわかりませんが、日本の弱点とまでゲーテに言われただけに、リベンジの可能性もありかと。
しかも、石崎がいる側のサイドにボールが流れているわけですし。
あと、ここまで何の見せ場もない森崎も可能性があるかと思います。
ファインセーブか、それとも果敢な飛び出しによるクリアか……
三杉がもし、最後の出場試合になるのであれば、彼の最後の見せ場になるかもしれませんね。
一度はゲーテを止めて、三杉100%なんて言われていたくらいですし。
あとは作者お気に入りの井川あたりか……
いずれにせよ、クリアから翼と岬のハイスピードなんちゃらでミューラーの反対の腕も破壊という展開を予想します。
高橋先生、ここまで煽っておいて、しばらく休載はないですよ……
ヨーロッパを飛び回っておられたから、原稿が進んでいないのでしょうか。
とにかく、連載再開を待つしかないわけですが、まさかのダイジェストで片付けられていませんように。
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