今週のキャプテン翼 5/8  天才三杉淳、幽体離脱

キャプテン翼ライジングサン
記事内に広告が含まれています。

前回、早田のタックルを食らったマーガス。
「葵の動きに気を取られすぎた」と嘆きます。
どうやら、早田のタックルは反則ではなかったようですが、運の悪いことに、都合よくボールはシュナイダーの前に転がってしまいます。
「俺が止める!」と井川もタックルで向かいますが、シュナイダーはテクニカルなバックパスでボールをシェスターへ。
自らはジャンプで井川をかわすと、再度ジャンプしたところにシェスターから絶妙のパスが届きます。
実況アナ曰く、「SSホットライン」だそうです。
前回のドイツ黄金トリオに続き、またも新たな名称が生まれました。
それはともかく、ジャンピングファイヤーボレーの体勢に入るシュナイダー。
石崎は届かないとボヤいているので、顔面ブロックはなさそうです。
森崎が止めなければと意気込んでいますが、アモロにシュートに触れろというようなものでしょう。

しかし、ひとりあきらめていない男がいました。
誰であろう、天才・三杉淳です。
三杉はシュナイダーのボレーを脚ではなく、身体全体で止めに行きました。
それが不運でした。
よりによって、心臓の位置で三杉はシュナイダーのシュートをまともに受けてしまったのです。
放たれたシュートではなく、ボールを挟んでいるとはいえ、あのシュナイダーのキックをまともに受けてしまいました。
ガラスの貴公子の心臓がひび割れるかのような描写がありました。
三杉は受け身も取れず、倒れます。
「淳!」とおなじみの弥生のカットインが入りますが、三杉は無反応。
対するシュナイダーは無事着地。
ボールはまだ生きています。再び飛び上がったシュナイダー。
そして、鮮やかにオーバーヘッドシュートを決めるのでした。
当然、森崎に止められるはずがありません。
シュナイダー、4試合連続のハットトリックでついにドイツ逆転です。

呆然とする日本イレブン。
しかし、問題は三杉の容態です。
翼が三杉に近づくと、なんと心音が聞こえません。
慌てて心臓マッサージを始める翼。
弥生ちゃんに至っては気絶です。
ミカエルが「また悲劇が起こった」と涙を流していましたが、まるでかつての占いばあさんのようです。

一方、グラウンドを見下ろす男がいます。
天使に囲まれたその男はなんと三杉淳!
幽体離脱です。
蘇生処置を受けている自分を見ています!
なんという展開でしょう……
三杉の心臓病再発フラグはあったとはいえ、私はドリブル中に違和感を覚えるような流れで……だと思っていました。
まさか、こんな形とは……さすが高橋陽一先生です。
この漫画は一体、どこを目指しているのでしょうか?

おそらく、若林共々、ミカエルの神通力で助かるのだとは思いますが、このあとの試合、三杉は出られるのでしょうか?
決勝でスーパーサブにでもなれたらいいところでしょうか。
ドイツ戦ではおそらくこのままリタイアですかね。
これで出場を認めたら、審判の責任問題となりそうな気がしますが。
となると、交代枠のない日本は残り時間を10人で戦うことになるわけで、かなりのピンチとなりますね。
ミューラーの腕がどこまで耐えられるかですが、延長戦ということもありますかね。
それ以前に、シュナイダーのメンタルは大丈夫なんでしょうか。
若林に続き、三杉まで潰してしまいました。
破壊神レヴィンも真っ青です。
残り時間は少ないと思いますが、このあとどんな展開となるのか、ますます目が離せなくなってきました。

コメント

  1. 志郎 より:

    破壊神レヴィンも真っ青です。めっちゃ
    受けましまわ(笑)

  2. 荒深小五郎 より:

    >志郎さん
    コメントありがとうございます。
    レヴィンはケガ止まりでしたが、シュナイダーが潰したふたりは生命の危機にまでさらされているわけで、新たな破壊神誕生ということになるのでしょうね。

  3. 志郎 より:

    タイガー・ボランも、いつの間にか怪鳥扱いされてますが、怪鳥は鷲をも隼をも驚愕される、中国代表の飛翔でしたよね?(笑)王も呉も出て来なかったし、アジア最強のツートップ柔の虎、イ・ヨンウンと豪の虎、チャ・インチョンも忘れられてましたね(笑)

  4. 荒深小五郎 より:

    >志郎さん
    考えてみると、日向も虎になったり、雷獣になったりと異名が変わりますね。ドイツ黄金トリオとかSSラインとか、作者が思いつきで名称をつけているのがわかります。そして、ほとんど忘れられていますよね(笑)

タイトルとURLをコピーしました