キャプテン翼ライジングサンFINALS 第43話「やっぱり最後は…」あらすじと紹介
ショートコーナーから出陣した翼と岬の黄金コンビ。
グランディオスの指示でイエニスタとチャービがマークに付きます。
しかし、このふたりはやはり引き立て役、黄金コンビの華麗なワンツーにかわされそうになります。
ですが、ここで翼に異変が。
頭のケガによる痛みで、岬にパスを出した直後、バランスを崩します。
観客席のディアスとパスカルが「やっぱり翼は!?」と叫びます。
「よし、相手がひとりになった。これなら潰せるぞ」とかわされそうになったふたり。
岬もなめられたものです。
パスワークができなくなった岬は瞬時の判断で、ゴール前へのグラウンダーの速いパスを選択。
密集地帯になっているゴール前にボールを送れば何かが起こる、いや、ボクがそれを起こすんだ!と岬。
「よし、ナイス判断だ、岬!」と叫んだのは、相手DFのマークを外して飛び出した日向。
日本得点のチャンスか!?と思われましたが、ここに現れたのがミカエル。
素早く脚を伸ばし、これをクリア。
しかも、このボールがひとり前線に残っていたビージャンの元に渡ります。
ラインを上げようとするスペインですが、このビージャンには松山が対応。
ならばとビージャンは上がって来たボランチ、ヴァレロンにバックパス。
と、思われたのですが、ここに現れたのがタケシ。
このパスを横からカットします。
「ナイス、タケシ!」
「おまえ、やっとゲームになじんできたみたいだな」
と、早田、石崎に冷やかされます。
動揺する相手を見てタケシはチャンスと判断。
素早くボールを前線の反町へ。
反町、久々のボールタッチかと思いきや、これをまた抜きでスルー。
かつての新田のようなプレイです。
再びこのボールが日向の元へ。
沢田、反町、日向の東邦ラインによるナイスプレイかと思われましたが、ここでもまたミカエル。
素早いパスカットでボールをキープ、そのままドリブルの体勢に入ります。
「ミカエル、やはりおまえは天才だ。本格的なサッカーに復帰したばかりなのに、ここまで相手の攻撃の手順を読めるなんて並の選手にはできないことだ」
と、世界最高峰のDFであるブルーノとグランディオスに言わせています。
ドリブル体勢に入ったミカエルに反応したのは三杉。
天才対天才の激突か、とメンバーたちも注目しますが、素早いフェイントの前に三杉はあっさりとかわされてしまいます。
「なっ、こ、これがミカエルの実力」と呆然とする三杉。
「まずい、ミカエルの突破を止めないと」と近づいて行ったのは翼。
しかし、ミカエルも脚の痛みでバランスを崩します。
それを見たスペイン攻撃陣が「ゲームメイクは俺たちに任せろ!」「おまえはゴール前で決定的な仕事をするんだ!」とフォロー。
FWビージャンの立場がありません。
ミカエルは倒れたまま迫り来る味方にパス。
翼はその姿を見て、自分の頭痛もひどくなって来ているが、ミカエルの脚もかなり悪化していることを察知します。
そんなミカエルにあっさりと抜かれた三杉の存在は一体…
なお、翼、ミカエル双方が「こうなると最後は気持ちの問題」「魂の勝負」と悟ります。
大歓声を背に得意のショートパスでつなぐスペイン。
その姿を見たミカエルは「もう自分にはドリブル攻撃は無理かもしれない。しかし、パスカットや一瞬のプレイならまだできる。だから一瞬のプレイで点を取る」と決意。
ゴール前に上がります。
ボールはオーバーラップした右SBのパジョルへ。
「パジョルのスタミナは無尽蔵だ」と息を切らしたスペインの誰かが呟きます。
パジョルにスタミナ無尽蔵なんて設定ありましたっけ?
パジョルは深い位置までドリブルせず、いわゆるアーリークロスでゴール前へ。
その位置にはもちろんミカエル。
次藤が「そうはさせるかタイ!」とこれをカットにいきます。
しかし、ミカエルと違い次藤は完全にカットすることができず、角度を変えるのが精一杯。
ボールは都合よく上空へ。
こうなるとまたオーバーヘッドか!?と思ったのですが、ここはヘディングシュートに行くミカエル。
いつの間にか近づいていた翼もジャンプ。
ヘディング同士の激突で今週はおしまいでした。
ちなみにこの時点で延長後半5分が経過。
残り10分とのことです。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第43話「やっぱり最後は…」個人的感想
タイトルから最後は黄金コンビのプレイで得点を取ることを連想したのですが、気力の勝負になるという意味だったのですね。
今週は不満をいくつか感じました。
いくらなんでもミカエルを持ち上げすぎではないでしょうか?
パスカットの一部は世界最高峰の守備を誇るブルーノやグランディオスでも良かったのでは?
三杉があっさりかわされたのも不満です。
しかも、脚を怪我しているミカエルにあっさりとかわされてしまいました。
呆然とする三杉の姿から「ミカエル>三杉」が決定的な構図となってしまいました。
幽体離脱の関わりもあったことですし、もう少し鎬を削るようなシーンが用意されても良かったのではないでしょうか?
もしかしたら、あとでやり返すシーンがあるのかもしれませんけれど。
このあとの展開はまったく読めませんが、ヘディングのこぼれ球を若島津が防ぐとか、ヘディング体勢からオーバーヘッドの共演となるんでしょうか。
まあ、来週を楽しみに待ちましょう。
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