今週のキャプテン翼5/17 ラドゥンガの顔面ブロック

キャプテン翼ライジングサン
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試合はブラジルのスローインから再開。
ロングスローの得意なカーサグランデが呼ばれました。
そのため、ゴール前は混み合っています。
しかし、ゴール前に投げるのかと思ったら、カーサグランデは近いコーナー側にいたぺぺとレオへスローイン。
スローインにオフサイドはないため、ラインギリギリのところにいたふたり。
この位置から息の合ったコンビプレイを見せ、切り込みます。
すっかり忘れていましたが、このふたり鹿島アントラーズの所属でもありました。
ドイツのモブキャラふたりをかわし、最後は、今や誰もが使える安っぽい存在となったツインシュートを放ちます。
ブレ技シュートなので、片手で取りに行くのは危険と判断したミューラー。
キャッチをあきらめ、身体に当てて、これを防ぎます。
こぼれ球を誰が拾うか……?

拾ったのは誰より高くジャンプしていたシュナイダーでした。
他の選手たちより頭ひとつ高く飛び、なんと胸でトラップしています。
彼もまた、守りに参加していたのです。
しかも、そこから敵のタックルをかいくぐり、一気にカウンターへ。
ゴール前に人数を集めていたブラジル。
一転ピンチとなります。
焦ったサンターナとナトゥレーザもここは追撃。

「守るだけじゃなく、カウンターを狙っていたなんて、さすがはシュナイダーだ」と日本選手たちも絶賛。
普通じゃないのかなと思うのですが……

「ゴールが見えたら撃て」という鉄則どおり、シュート体勢に入るシュナイダー。
その一瞬を狙って、後方からサンターナとナトゥレーザが高速スライディングを仕掛けます。
しかし、シュナイダーの方が一歩早く、「ランニングファイヤーショット」を放ちます。
普通のファイヤーとどう違うのかは不明です。

「まずい!」と思ったブラジルを救ったのは、ラドゥンガの顔面ブロックでした。
この試合、あまり活躍の機会もなかったラドゥンガ。
闘将などと言われながらも、今ひとつプレイスタイルも不明だったラドゥンガですが、ここに来て見せ場がありました。
弾かれたボールはサリナスがなんなくキャッチしました。
試合中、ボールに一度も触れないというアモロ化現象は防げました。
まだ、森崎レベルではありますが。

流血するラドゥンガを見て、リバウールは余裕の表情を見せます。
なぜ、そんなに落ち着いていられるのかと聞くブラジルイレブンに対し、「まだ時間がある」と答えるリバウール。
「焦ったって、ゴールは生まれない。頭は冷静にプレイと心は熱くだ」と名言を吐きます。
アディショナルタイムはなんと8分を指していました。
そして、そっとつぶやくのでした。
「8分あれば、2点取ってまだ逆転できるぜ」と。

「やめてくれ!」
「読者が望んでいるのは、そんな流れじゃないぞー!」
「せめて、引き分けにしてくれー!」
と、叫びたくなる私でした。

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