キャプテン翼ライジングサンFINALS 第18話「ここだァ!!」あらすじと感想
三杉の華麗なドリブルに驚くスペインベンチ。
「日本は翼の他にもあんなすごいドリブルの使い手がいたのか!?」
と、ジュニアユース時代のアルゼンチン戦のときにあったのと同じようなセリフ。
ジュニアユースのときと違って、この大会に三杉は出場しているのですが、守備的なプレイをしていたのでドリブルを見せる機会がなかったのでしょうか?
岬太郎のドリブルはどう評価されていたのでしょうか?
それはさておき、4人を抜いた三杉はミカエルに向かって行きます。
「おもしろい。一対一はボクの大好物、受けて立つ」とミカエルは意気込みます。
しかし、ミカエルの思惑に反し、三杉の目的はあくまでチームの勝利。
フェイントをしかけるのかと思いきや、三杉は日向のような直線的ドリブルでミカエルに向かいます。
ミカエルと衝突する三杉。
体当たりするような形となります。
ミカエルはボールこそ止めるものの、三杉がそのまま倒れこんで来たため、ボールは足につきません。
三杉の後方にこぼれたボールは、後ろを走っていた翼のもとに向かいます。
「し、しまった!」とあせるミカエル。
三杉の狙いはミカエルの動きを封じ込めることでした。
ミカエルは三杉に覆いかぶされるような形になって動けません。
なお、ミカエル側もボールに向かっていたため、審判は反則のフエを吹きません。
いわゆる「マリーシア」と呼ばれる反則スレスレのずるいプレイ。
フィールドの貴公子、三杉にしては珍しい泥臭いプレイです。
三杉をフォローしていた翼がフリーの状態になっていました。
シュート体勢に入ろうとする翼。
とはいえ、スペインは5バック。
まだ5人のDFが残っています。
そのうちの3人、ブルーノ、セルヒオ・ラムズ、デル・オレノ(?)がシュートコースを狭めてブロック体勢。
「だめだ、シュートコースがない」と一旦シュートを止める翼。
タイミングを崩された3人ですが、その分翼に近づきます。
逆に翼はそれをチャンスと見ます。
「いや、シュートコースはある!」
翼は3人が飛び込んでくるわずかな隙間を狙っていました。
「絶対止める!」
「これを止めて俺たちの勝ちだ!」
「顔面ブロックも辞さねえ!」
と向かってくる3人ですが、翼は「ここだァ!!」と弾丸シュート。
わずかな隙間を縫って放たれたシュートはスペインゴールへ。
GKカリューシャスがいるというのに数人はあきらめモード。
しかし、止めたのはカリューシャスではなく、グランディオスでした。
翼のことを熟知するバルサのキャプテン、グランディオスがこのシュートを読んでいて、胸で止めます。
「こんなこともあろうかと飛び込まずによかったぜ」と冷静なセリフ。
こぼれたボールをパジョルが大きくクリア。
日本、ここも得点なりません。
ロベルトも呆然。
「翼、俺はおまえと決勝を戦うことができないのか」とこちらもあきらめモード。
残りは2分ということで、また来週となりました。
キャプテン翼ライジングサンFINALS 第18話「ここだァ!!」個人的感想
三杉がこのようなプレイをするとは意外な展開でした。
軽いステップでもう数人かわすかと思ったのですが。
さすがは高橋陽一先生、予想のはるか上を行く方です。
残り2分ということは、あと2週は点が入らないということですかね?
点を取るのはたぶん残り数秒というところなんでしょうね。
世界最高峰のDFであるブルーノやバルサのキャプテン、グランディオスにこれまであまりさすがと感じさせるシーンがなかったので、翼のシュートを止めたシーンにはしびれました。
ミカエルの行うような変態技がない流れも個人的には好きです。
パジョルがクリアしたボールは再び三杉がキープするのでしょうか?
それとも若島津も攻撃に参加してくるのでしょうか?
若島津が攻撃に加わってくるほうが話としては面白いかと愚考します。
来週を楽しみに待ちましょう!
コメント