今月のキャプテン翼 12/3 日本対ドイツ戦、ついに決着!

キャプテン翼ライジングサン

激戦が2年以上続いていたマドリッドオリンピック準々決勝の日本対ドイツ戦。
今回、ついに決着しました。
マガジンの表紙にも「激戦決着!!」と書かれていました。
以下に、ツッコミを入れながら記します(注:ネタバレありです)。

第115話 勝利へのマーク!!

延長後半のこり時間わずか、日本が6-5で1点リードした状態です。
猛攻をしかけるドイツとシュナイダーに対し、翼が「残り時間、君のマークに着く」と宣言します。
今回は「君の夢は俺がつぶす!」とまで言い切っていました。
何語で会話しているのかは、もはやツッコむのはやめましょう。
対峙するふたりの背景には傷ついたカルツと若林の姿が描かれていました。
ボールは石崎のもとに渡っていました。
日本の右サイド、ラインギリギリのところです。
石崎に対し、ミレウスとカルツの替わりに入ったアウスレンダーがボールを奪いに行きます。
日本の弱点と言われた石崎に対し、2人がかりでいかなければならないほど、ドイツは追い詰められているようです。
「どうする、三杉、石崎を助けに行くか?」と話す次藤。
ですが、三杉の判断は「ここはゴール前を堅めておくべきだ」ということでした。
この試合、ヒールリフトにも挑戦し、半分成功させた石崎。
覚醒したのか、「俺だってそうやすやすと渡さないぞ。俺にとってもボールはトモダチだからな」となぜか自信ありのセリフ。
そういえば、こういうときこそ平常心だとも話していましたね。
石崎はふたりに囲まれながらも必死のボールキープで時間を稼ぎます。
それどころか、相手の身体にボールを当て、サイドラインを割らせようとします。
しかし、ボールがサイドラインを割ろうかとする寸前、ある意味石崎の天敵であるゲーテが走り込み、阻止します。
このあたりが石崎のキャラなんでしょう。
ゲーテはすばやくボールを司令塔のシェスターに。
シェスターはすぐにシュナイダーの位置を確認しますが、翼がマンマークに着いていて、ボールが出せません。
となると、「ここはおまえに頼るしかない」とゴール前にハイボールを上げます。
ブレーメンの相棒マーガスの高さに頼ったのでした。
確かにキーパーは若林ではなく、森崎(しかも手負い)ですから、シュナイダー以外でも得点のチャンスがあります。
しかし、このマーガスの高さに対しては、次藤が対応し、クリアします。
途中出場の次藤、まだスタミナも十分にあるのでしょう。
三杉の判断も正しかったですね。
弾かれたボール。
ここに走り込む選手がひとり。
そうです、またしても決めるべき男、シュナイダーの近くにボールが飛んだのでした。
オーバーヘッドに行くシュナイダー。
ですが、オーバーヘッドなら翼も負けていません。
空中オーバーヘッド対決は互角。
そして、そこに割って入った岬がこれをクリアします。
「オリンピック優勝を果たすのは、ドイツじゃない日本だ!」と珍しく岬が吼えます。
しかし、クリアしたボールはハーフライン間際まで飛び出してきたミューラーがキープします。
フィールドプレイヤーとしても優秀なミューラー、再び華麗なドリブルを見せるのかと思われましたが、時間がないためか、ここはパス。
前方のシュナイダーに、シュート気味のパスを送ります。
シュナイダーはバックステップで少し後ろに下がって、翼のマークを一瞬離し、このボールをダイレクトでシュートする構え。
それに対し、翼はブロックする体勢でシュートコースを防ぎに行きます。
「かかったな、翼!」
ここはシュナイダーの頭脳プレイが翼を上回りました。
なんと、右足首でボールを止め、身体を反転、地面を削ってボールをトラップします。
そして、左脚で「レフトフットファイヤー!」
ノンファイヤーではないのですね……いつの間に左脚でもファイヤーが撃てるようになったのでしょうか?
放たれた強烈なシュートですが、これに飛び込んだのがまたしても岬。
腹でこのシュートを受けます。
「守りでもボクたちは黄金コンビなんだ!」ということです。
シュナイダーのシュートの威力に後ろに滑る岬でしたが、これを次藤が止めます。
とはいえ、またしてもボールがシュナイダーの前にこぼれます。
「天はまだ俺たちに味方している」とシュナイダー。
今度は右脚でファイヤーショットです。
しかし、今度は「シュートブロックはワシの専売特許タイ!」と次藤が巨体を投げ出して、これを止めたのでした。
この試合の次藤、見せ場があります。
ボールが再びこぼれたところで、この回はおしまいでした。

第116話 翼が来る!!

タイトルは「麒麟がくる」を意識したのでしょうか?
日本のゴール前、またしてもボールが高く飛び上がります。
落下地点に数人が集まりますが、「高さなら俺に任せろ!」と、「怪鳥」タイガーボランが飛びつきます。
ボールは前方へ。
そこにいるのはマーガスとゲーテ。
それに対し、日本は三杉と早田がしっかりマークについています。
ですが、欧州ナンバーワンの高さを誇るマーガス。
三杉と競り合いますが、これを寄せ付けません。
そういえば、三杉は心臓が一度停止してから、高く飛ぶことができなくなっていましたが、ここもそういうことなのでしょうか?
ヘディングに行くマーガス。
しかし、シュートではありません。
これはドイツの得意パターン。
マーガスがヘッドで足元に落とし、走り込んだシュナイダーがシュートを決めるというあのパターンです。
ドイツの監督、シュナイダーの父は「このシュートは決まる」と確信しています。
シュナイダーも「皆が作ってくれたこのチャンスを絶対ものにするぞ」と気合十分です。
「ランニングファイヤー!」と、またしてもいろんな名称が付くファイヤーショットですが、これには翼が同時に足でシュートブロックに行っていました。
ですが、シュナイダーもその父も「よし!」という表情。
「パワーでは俺の方が上だ!」とシュナイダー。
そして、今度は「ぶっこ抜きパワーファイヤー!!」と、また別の名前のファイヤーショットが炸裂します。
ネオファイヤーはいつまで経っても出てこないのに……
「防げない!」と一瞬、焦る翼。
ですが、ここにもうひとり登場。
日向小次郎がこの位置にまで下がっていました。
「パワーなら俺も負けん!」とふたりがかりでこのシュートを止めます。
「まだボールは生きている」と見たシュナイダーですが、ここは翼がすばやくボールをキープ。
そのままクリアではなくドリブルに入ります。
すぐさま、シェスターが横からタックルに行きますが、これをジャンプしてかわす翼。
飛び上がったところにタイガーボランの足が飛び込んで来ますが、今度は両足でボールをつかみ、その反動を利用して二段ジャンプ。
このとき翼は考えていました。
自分ひとりでシュナイダーを止めるつもりだった……しかし、それができず、岬、次藤、日向らに助けられたと。
だから、せめて試合を決定付ける決勝ゴールは俺が奪う!と気合が入っているのでした。
「翼が、翼が来る!」と、あせってゴール前に戻るミューラー。
しかし、彼はこの土壇場になって翼の超絶プレイを見ることになります。
5人抜き。
モブキャラたちとはいえ、中盤からゴール前にまでいたドイツの選手5人をひとりで抜きます。
ついにキーパーミューラーと1対1の体勢に。
次回、翼は点を取れるのでしょうか?

第117話 ラ・コールニャの伝説

ミューラーと1対1の場所にまでたどり着いた翼。
それを見ているドイツイレブンたちは「どうしてこんな力が残っているんだ」と呆然としています。
スタンド観戦中のミカエルまでが「翼はサッカーの神様がこの世に出現させた神の子なのか」と心の声で叫んでいます。
一方、迎え撃つミューラーは右手一本を前にかざし、堂々と身構えています。
「ミューラーは集中している」と師匠のギュンターコーチ。
ですが、このコーチの予言めいたセリフはいつも実現しませんよね……
スーパープレイを見せた翼ですが、やはり疲れはあったようで、ここに来て、身体がよろけます。
それでも、体勢を崩しながらもシュートを放ちます。
ここで回想シーンが入ります。
海岸でハイスピードなんちゃらを特訓していたときの回想です。
このとき、石崎が「子供の頃、河原で石を投げて、水面で何回水切りができるか競ったよな」と話し、同じ要領でボールを蹴っていました。
それを真似した翼は、「これに早田みたいな鋭い回転をかけてみたらどうなるかな?」と試してみます。
すると、水面を水切りしながら、予想以上に鋭くカーブすることがわかりました。
「これはもしかしたら、試合中、パスかシュートに使えるかも」と翼。
それを、この場面にシュートとして使ったのでした。
翼のシュートは左に大きくそれて放たれました。
あまりに大きくそれたので、シュートミスと判断してもおかしくない角度でした。
しかし、このシュートがバウンドするたびに鋭くカーブを描き、ドイツゴールに吸い込まれたのでした。
日本、試合を決定付ける7点目でした。
ちなみにシュートの名前は「ラ・コールニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット」だそうです。
このシュートのヒントを与えたのは石崎なので、「俺に命名権があるだろ?」と石崎が命名したのでした。
両軍選手ならびにスタンドまでが、土壇場で放たれたこのシュートに呆然とします。
ギュンターコーチに至っては言葉もありません。
審判が時計を見ます。
ここで長い笛。
延長も含めて120分に渡った激戦の最後でした。
7-5で日本の勝利。
日本、準決勝に進出です。
翼はこの試合、ハットトリックを決めていました。
「またひとつ伝説を作った」とのことです。
歓喜の日本イレブン。
それに対し、シュナイダーは「すまん、カルツ……」と天を仰ぎ、涙するのでした。

私的感想

長かったドイツ戦、途中、休載期間があったものの、実に2年近くの歳月をかけて終了しました。
スコアは7-5、若林とミューラーのスタメンで始まった試合が、こんなスコアで終わるなんて誰が予想したでしょうか?
ミューラーはケガがあったとはいえ、7失点……先生、ちょっとひどすぎませんか?
作者はマガジン冒頭の対談で、「本当はもう少し早く終わるつもりだったけれど、ドイツ選手たちに感情移入してしまって、長くなってしまった」というような主旨のコメントをされていました。
また、「ドイツ戦が決勝戦みたいになってしまって、このあとどうしょうかと思っている」とも冗談めかしてコメントされています。
作者にとっても予想外の展開になったようです。
私はPK戦を予想して、こんな記事を書いていたのですが、大ハズレに終わりました。

キャプテン翼ライジングサン日本対ドイツ戦、PK戦になった場合の予想をしてみました。
PK戦の可能性? 2018年1月4日から、現在(2020年9月7日)に至るまで、まだ熱戦が続いている日本対ドイツ戦。 現在、延長後半残り時間わずかの状態で、日本が1点リードという状態です。 日本がチャンスを迎え、1点取りそ...

この試合、いろいろありましたね。
ケガ人も続出でした。
特に三杉淳の幽体離脱には驚かされました。
次回、日本はマドリッドの地に到着すると予告されていましたが、若林やカルツのことはあっさりと流されるのでしょうか?
そういえば、試合前には若林とシュナイダーが賭けをしていましたね。
シュナイダーは全裸でPPAPをすることになるのでしょうか?(笑)
個人的には延長に入ってすぐ、立て続けに日本が点を取るシーンがいらなかったかなと思いました。
あのシーンがなくても、緊迫した試合は描けたのではないですかね。
正直、ミューラーが7失点というのには納得がいきません。
それと、翼と岬の必殺シュートに一歩も動けなかったのもどうかと思いました。
森崎の成長は良かったと思いますが。

それにしても、作者も冗談めかして話していますが、この後の試合はどう描くのでしょうか?
スペイン戦終了にも2年近くかかるのでしょうか?
他の国の試合も少しは描いてほしいですね。
特に、アルゼンチン対ブラジル戦では、ディアスの活躍が見たいです。
マラドーナが亡くなったこともありますし、ディアスが数人を抜くプレイくらいは見せてくれるでしょうか?
サンターナやナトゥレーザにあっさり止められたら嫌ですね……

長いドイツ戦がついに終わりました。
日本が優勝することは間違いないのでしょうが、今後の展開がまったく読めません。
いろいろと予想しながら、次回を待ちたいと思います。

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